新型コロナウイルス感染拡大による全事業の生産・販売・制作・営業活動への影響
FY2020に初出。9回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2023。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。176社中105社が悪化側に。
- FY2023対処有価証券報告書
「2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大については、各地域で外出制限等の解除が進み、経済活動への影響も小さくなっていますが、今後の感染再拡大により経済活動が再び停滞した場合、ソニーの製品又はサービスの部品又は原材料の調達、生産、開発又は制作、及び販売又は提供に悪影響を及ぼし、結果として、ソニーの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルスによる過去の事業影響は各地域の制限解除により弱まったと記載した一方、感染再拡大時の供給・制作・販売への影響は残存リスクとして再確認した。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大は、ソニーの全ての分野の製品又はサービスの部品又は原材料の調達、生産、開発又は制作、及び販売又は提供に悪影響を及ぼし、今後も悪影響が続く可能性があります。」
新型コロナウイルス感染拡大が、ゲーム機の生産、音楽・映画制作及び興行、製造・物流、店舗販売、金融営業などに影響し、今後も影響が続く可能性があるとの認識を再確認した。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大は、ソニーの全ての分野の製品又はサービスの部品又は原材料の調達、生産、開発又は制作、及び販売又は提供に悪影響を及ぼし、今後も悪影響が続く可能性があります。」
ゲームの生産、音楽・映画制作及び興行、EP&Sの製造・物流、I&SSの需要、金融の対面営業などへの影響を具体的に再整理し、リモートコンサルティング等の対応後も影響継続の可能性を示した。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大がソニーの事業に悪影響を与え得るタイミングや度合いは、不確実であり、今後の事態の進展によります。この不確実性は、会計上の見積り及び仮定に追加の変動をもたらす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染拡大による業績・会計見積りへの影響の時期と程度はなお不確実であると再確認した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大による悪影響を受ける期間や度合いは、今後の事態の進展、例えば、さらなる感染拡大や再流行及び各地域における収束の時期や程度により、大きく変動する可能性があります。」
感染拡大の影響がゲーム機生産、音楽制作・ライブ、映画公開、製造・物流、店舗販売、金融営業など全分野に継続して発生し、変異株や再流行による長期化可能性も明示された。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「音楽分野では、世界各国において、アーティストによる楽曲のレコーディング、音楽ビデオの制作又はプロモーションに影響が出ていることなどにより、一部の新曲のリリースの遅れが続いています。対面でのコンサートその他のイベントの開催の制約が続いている日本などで、ライブ興行や物販などが減少しています。また、世界的な広告活動の縮小により、テレビCMなどからの楽曲使用料が減少しています。映画分野では、映画館の閉鎖や収容人数の制限などにより、映画興行ビジネス全体に大きな影響が出ており、ソニーにおいても既に製作が完了している大半の作品について劇場でのリリースができない状況にあります。」
新型コロナウイルス感染拡大の影響が、音楽の新曲リリース、ライブ興行、物販、楽曲使用料及び映画作品の劇場公開に継続して顕在化している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「音楽分野では、世界各国において、アーティストによる楽曲のレコーディングや音楽ビデオの制作に影響が出ていることなどにより、新曲のリリースに遅れが出ています。コンサートその他のイベントの開催に制約が出ている日本などで、ライブ興行や物販などが減少しています。また、世界的な広告活動の縮小により、テレビCMなどからの楽曲使用料が減少しています。映画分野では、映画館の閉鎖などにより、映画興行ビジネス全体に影響が出ており、ソニーにおいても既に製作が完了している作品について劇場でのリリースが基本的にできない状況にあります。」
新型コロナウイルス感染拡大の影響が、音楽の新曲制作・ライブ興行・物販・楽曲使用料、映画の劇場公開など複数の事業活動に継続して顕在化している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「例えばG&NS分野では部品のサプライチェーン上の問題からハードウェアの生産に悪影響が出ました。音楽分野では、外出制限の影響により、CDやその他のパッケージメディアの売上が減少しています。映画分野では、映画館の閉鎖などにより、映画興行ビジネス全体に影響が出ており、ソニーにおいても既に製作が完了している作品について劇場でのリリースが基本的にできない状況にあります。」
新型コロナウイルス感染拡大のリスクが、ゲーム機の生産、音楽・映画の販売及び興行など複数分野への実際の悪影響として顕在化している。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大は、ソニーの全ての分野の製品又はサービスの生産、開発又は制作、及び販売又は提供に悪影響を及ぼし、今後も悪影響が続く可能性があります。」
新型コロナウイルス感染拡大を独立した主要リスクとして初めて明示し、部品不足・工場停止、映画館閉鎖、イベント中止、店舗休業、対面営業停止などの実際の影響と、再流行等による影響継続の可能性を記載した。