基幹部品・部材の供給不足と価格上昇
FY2016に初出。11回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。62社中38社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに16社。
- FY2025対処有価証券報告書
「また、開発体制を見直し、サプライチェーンを強化することによって価格競争力を高めるよう努めております。」
半導体等の供給・価格リスクに対し、先行手配・納期管理に加えて、開発体制の見直しとサプライチェーン強化を進めている。 - FY2024再掲有価証券報告書
「直近においては、半導体を中心とした電子部品や材料の調達納期が長期化し、納期を守れないリスクが増大するなか、鍵となる主要部品に関して、在庫増加や長期供給契約のリスクを十分に勘案しつつ、先行手配と納期管理を強化しております。今後も、半導体製品の世界規模での争奪戦を予想し調達の確保に取り組んでまいります。」
半導体等の調達納期長期化と供給確保の取り組みを、在庫増加・長期供給契約のリスクも含めて引き続き記載している。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「テクノロジーソリューション事業では、当第1四半期連結累計期間において、中国でのゼロコロナ政策の徹底と一部地域でのロックダウンの実施、さらに世界的な半導体不足、生産サプライチェーンオペレーションの制約などがありましたが、AESテクノロジーソリューション及びEMRテクノロジーソリューション他の業績に与える影響は軽微でありました。」
中国のロックダウン、世界的な半導体不足、生産・サプライチェーン制約は継続したが、テクノロジーソリューション事業への影響は軽微と記載された。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「テクノロジーソリューション事業では、当第3四半期連結累計期間において、東南アジアでの感染再拡大や中国でのゼロコロナ政策の徹底、世界的な半導体不足を受けて、生産サプライチェーンオペレーションが制限されたことなどから、AESテクノロジーソリューション及びEMRテクノロジーソリューション他の業績に影響を及ぼしました。」
東南アジアの感染再拡大、中国のゼロコロナ政策、世界的な半導体不足により、生産・サプライチェーン制限と業績影響が継続している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「テクノロジーソリューション事業では、当第1四半期連結累計期間において、東南アジアでの感染再拡大や世界的な半導体不足を受けて、生産サプライチェーンオペレーションが制限されたことなどから、AESテクノロジーソリューション及びEMRテクノロジーソリューション他の業績に影響を及ぼしました。」
半導体不足と東南アジアでの感染再拡大により生産・サプライチェーンの制限が実際に発生し、AESおよびEMRの業績に影響した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「直近においては、半導体を中心とした電子部品や材料の調達納期が長期化し、納期を守れないリスクが増大する中、鍵となる主要部品に関して、先行手配と納期管理を強化しております。今後も、半導体製品の世界規模での争奪戦を予想し調達の確保に取り組んでまいります。」
基幹部品の供給不足・価格上昇リスクについて、半導体等の調達納期長期化と世界規模の争奪戦が具体的に加わった。先行手配と納期管理の強化も記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループは、基幹部品についてのセカンドソースの早期確保や代替部品の開発に努めておりますが、汎用部品に関しては、長期需要予測による早期部品手配などによりリスクとコストの削減を図る必要があります。」
セカンドソース、代替部品、長期需要予測による早期手配を通じた部品供給リスク対応を継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループは、基幹部品についてのセカンドソースの早期確保や代替部品の開発に努めておりますが、汎用部品に関しては、長期需要予測による早期部品手配などによりリスクとコストの削減を図る必要があります。」
セカンドソース、代替部品、長期需要予測による早期手配を通じた供給リスク対応を継続している。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「「Intuos」は、前期までの部品供給問題が解消し、また、前期に発売した「Intuos 3D」も売上に貢献しました。」
Intuosについて、前期までの部品供給問題が解消したと記載され、供給面のリスクが一部低減した。 - FY2017再掲有価証券報告書
「今後、プラスチックケースや汎用部品のコストが上昇したり、IC、プリント基板、液晶等の汎用基幹部品が不足する場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、ペンスイッチ用セラミック部品やカスタムICなど当社独自の基幹部品についても、自然災害等によりセラミックメーカーやICメーカーからの継続的供給に問題が発生するなど、供給体制に問題が生じる場合があります。」
汎用部品に加え、独自部品の供給問題や素材規制によるコスト上昇までリスク記載を拡張しているが、基本テーマは継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「今後、プラスチックケースや汎用部品のコストが上昇したり、IC、プリント基板、液晶等の汎用基幹部品が不足する場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
セカンドソースの確保、代替部品開発、長期需要予測による早期手配を対策として記載している。