組合せ最適化問題を高速処理する新アーキテクチャー
FY2017-Q3に初出。6回の記載のうち5回が「前進」で、最初の「前進」はFY2018-Q2。直近の記載はFY2021。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2021前進有価証券報告書
「中分子環状ペプチド創薬において、組合せ最適化問題を高速に解く新アーキテクチャー「デジタルアニーラ」とHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)を活用することで、創薬の候補化合物となる環状ペプチドの安定構造探索を12時間以内に高精度で実施することに成功しました。現在、コロナ阻害薬の開発にも適用し、前臨床試験に進んでいます。」
デジタルアニーラの創薬応用で環状ペプチドの安定構造探索を12時間以内に実施し、コロナ阻害薬開発は前臨床試験に進んだ。加えて1Mbit規模のサーバ生産スケジュール問題の求解も実証した。 - FY2020前進有価証券報告書
「組合せ最適化問題を高速に解く次世代アーキテクチャー「デジタルアニーラ」を活用し、ペプチドリーム株式会社と中分子(ペプチド)創薬分野において、共同開発を前提とした共同研究を開始しました。」
デジタルアニーラを中分子創薬へ適用し、ペプチドリームの実験データと高速コンピューティング技術を組み合わせる共同研究を開始した。 - FY2019-Q2前進有価証券報告書
「今回、コンピューティングアーキテクチャー「デジタルアニーラ」において、大規模な組合せ最適化問題を高速に処理する問題分割技術を開発しました。これにより、30Kビット規模の計算が必要な中分子創薬の分子の安定構造探索問題が解け、半年かかるシミュレーション時間を数日に短縮することが可能になります。」
デジタルアニーラに大規模問題の分割技術を追加し、30Kビット規模の中分子創薬問題について、シミュレーション時間を半年から数日へ短縮できる可能性を示した。 - FY2018前進有価証券報告書
「株式会社リクルートコミュニケーションズと、「デジタルアニーラ」をマーケティング・コミュニケーションに適用し、マーケティング効果の最大化を実現するためのマーケティング・テクノロジーの開発を目的とした共同研究を開始しました。」
デジタルアニーラについて、研究開発段階からマーケティング・コミュニケーションへの共同研究へ適用領域を広げた。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「今回、組合せ最適化問題を高速に解く計算機アーキテクチャー「デジタルアニーラ」で、事前の複雑なパラメーター設定を行わずに組合せ最適化問題を瞬時に解く技術を開発しました。」
既存の組合せ最適化アーキテクチャーを、状態制御回路によってパラメーターを適宜変更できるデジタルアニーラへ発展させ、実問題への適用を容易にする技術を開発した。 - FY2017-Q3初出有価証券報告書
「カナダのトロント大学と共同で、従来の半導体技術を使って「組合せ最適化問題」を高速に解ける計算機アーキテクチャーを開発しました。基本の最適化回路をFPGA(回路構成をプログラム可能な汎用デバイス)で実装し評価したところ、従来の1万倍の速度で動作することを確認しました。」
FPGA実装による評価で従来の1万倍の速度を確認し、災害復旧計画、投資ポートフォリオ、物流効率化等への適用を示している。