医療向け大型案件の反動による検査システム事業の減収
FY2016-Q2に初出。10回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q1。直近の記載はFY2020。
太洋テクノレックスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。7社中2社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに3社。
- FY2020悪化有価証券報告書
「半導体パッケージ基板関連のメーカーを中心に、国内市場において外観検査機の販売は増加したものの、新型コロナウイルス感染症の影響により海外市場における販売が減少したこと及び前年同期は点灯検査装置等の大型案件の計上があったことから、売上高は減少いたしました。」
前年同期の点灯検査装置等の大型案件の反動減に加え、感染症による海外販売減少が通期の検査システム系事業の減収要因として継続した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「国内市場向けの外観検査機の販売は増加したものの、新型コロナウイルス感染症の影響により引き続き経済活動が抑制され海外市場における販売が減少したこと及び前年同四半期は点灯検査装置等の大型案件の計上があったことから、売上高は減少いたしました。」
前年の点灯検査装置等の大型案件の反動減に加え、感染症による海外販売減少が重なり、検査システム系事業の減収要因が継続・拡大した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「国内市場向けの外観検査機の販売は増加したものの、新型コロナウイルス感染症による影響により顧客工場の操業停止、渡航規制及び物流停滞など経済活動が抑制され海外市場における販売が減少したこと及び前年同四半期は点灯検査装置など大型案件の計上があったことから、売上高は減少いたしました。」
前年同四半期に点灯検査装置などの大型案件を計上した反動に加え、海外市場の販売減少が重なり、検査システム系事業の減収要因が再び現れた。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「設備投資に対する慎重姿勢が継続する中、国内市場における通電検査機及び外観検査機の販売は増加したものの、前年同四半期は点灯検査装置など大型案件の売上計上があったことから、売上高は減少いたしました。」
前年同四半期の大型案件計上による反動減が、検査システム系事業の減収要因として再び現れた。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「既存顧客からのリピート製品等の受注により受注残高は増加したものの、売上計上が想定どおり進捗しなかったこと等から、売上高は減少いたしました。損益については、利益率の高い検査システムが販売できたことから、損失が縮小いたしました。その結果、売上高84百万円(前年同四半期比4.5%減)、セグメント損失6百万円(前年同四半期は7百万円のセグメント損失)となりました。」
売上計上の遅れで減収となった一方、リピート受注で受注残高が増加し、高利益率製品の販売により損失は7百万円から6百万円へ縮小。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「既存顧客からのシステム更新や、視覚検査装置の新規案件の受注が獲得できたことから、売上高は増加いたしました。損益については、売上高増加に伴う影響により、損失が縮小いたしました。その結果、売上高68百万円(前年同四半期比54.3%増)、セグメント損失1百万円(前年同四半期は9百万円のセグメント損失)となりました。」
既存顧客の更新・新規案件の受注により売上高が増加し、前年大型案件の反動による減収影響は緩和。損失も9百万円から1百万円へ縮小。 - FY2017-Q1対処有価証券報告書
「既存顧客からのリピート製品やシステム更新の受注が獲得できたことから、売上高は増加いたしました。損益については、売上高増加に伴う影響はあったものの、利益率の低い製品の売上構成比が上昇したこと等から、損失となりました。その結果、売上高26百万円(前年同四半期比13.9%増)、セグメント損失7百万円(前年同四半期は0百万円のセグメント利益)となりました。」
既存顧客のリピート・更新受注により売上高は増加し、前年大型案件の反動による減収リスクは緩和。ただし低採算製品構成により損失を計上。 - FY2016再掲有価証券報告書
「既存顧客から装置の更新・改造による案件の増加に加えて、新規取引先から開発案件の受注は獲得できたものの、前年同期における視覚検査装置の大型案件の反動減により、売上高は減少いたしました。損益については、売上高減少に伴う影響により、減益となりました。」
更新・改造案件や新規開発案件の受注はあるものの、大型案件の反動減による減収減益を通期でも確認。 - FY2016-Q3再掲有価証券報告書
「既存顧客から装置の更新・改造による案件の増加に加えて、新規取引先から開発案件の受注は獲得できたものの、前年同四半期における視覚検査装置の大型案件の反動減により、売上高は減少いたしました。損益については、売上高減少に伴う影響により、損失となりました。」
既存顧客の更新・改造案件と新規取引先の開発案件を獲得したが、前年の大型案件の反動減による減収・損失が継続。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「既存顧客から装置の更新・改造による案件は増加したものの、医療業界向け視覚検査装置の大型案件の受注があった前年同四半期の反動減により、売上高は減少いたしました。損益については、売上高減少に伴う影響により、損失となりました。その結果、売上高44百万円(前年同四半期比73.3%減)、セグメント損失9百万円(前年同四半期は16百万円のセグメント利益)となりました。」
前年の大型案件の反動減が、検査システム事業の減収および損失として現れている。