中国景気減速・欧州地政学リスクの事業影響
FY2016に初出。26回の記載のうち16回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q3。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。167社中124社が悪化側に。
- FY2026再掲有価証券報告書
「当事業年度における世界経済は、米国の通商政策の影響や中国経済の停滞、中東情勢の緊迫化などに伴う地政学リスクの高まりにより、不確実性の高い状況が継続いたしました。」
米国の通商政策、中国経済の停滞、中東情勢を海外景気・地政学上の不透明要因として継続認識している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間会計期間(2025年5月1日~2025年10月31日)における世界経済は、米国の関税政策の不確実性や中国経済の停滞、ウクライナや中東紛争の長期化など、先行き不透明な状況が継続しました。」
従来からのウクライナ・中東情勢に加え、米国の関税政策の不確実性と中国経済の停滞を挙げ、海外景気・地政学リスクの不透明要因が継続していると記載している。 - FY2025-H1底堅い成長と中国減速・地政学リスクの併存有価証券報告書
「当中間会計期間(2024年5月1日~2024年10月31日)における世界経済は、高インフレの落ち着きなどを背景に底堅い成長を維持した一方、中国経済の減速、ウクライナや中東地域での地政学リスクの長期化など、先行き不透明な状況が続いております。」
高インフレの落ち着きによる底堅い成長を認識する一方、中国経済の減速とウクライナ・中東地域の地政学リスクの長期化を引き続き不透明要因として示している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間(2023年5月1日~2024年1月31日)における世界経済は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や中東での軍事衝突を要因としたエネルギー価格及び物価の高騰などの影響により、先行き不透明な状況が続きました。わが国経済につきましては、元日に能登半島地震が発生したことにより被災地では大きな被害を受け、経済にも暗い影を落としました。」
従来から認識していたウクライナ情勢等に加え、中東での軍事衝突によるエネルギー価格・物価高騰と、能登半島地震による国内経済への影響を新たな不透明要因として記載している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間(2023年5月1日~2023年7月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から脱しつつあるものの、長期化しているロシアによるウクライナ侵攻や中国の景気後退、米中の貿易摩擦などの影響を受け、景気後退が懸念されます。」
新型コロナウイルス感染症の影響が弱まりつつある一方、長期化するウクライナ侵攻に加え、中国の景気後退と米中貿易摩擦が示され、世界景気後退への懸念が具体化している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当事業年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から脱しつつあるものの、長期化しているロシアによるウクライナ侵攻や、米国の金融不安の影響を受け、景気後退が懸念されます。」
新型コロナウイルス感染症の影響が弱まりつつある一方、長期化するウクライナ侵攻と米国金融不安による景気後退懸念が新たに具体化している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間(2022年5月1日~2023年1月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から脱しつつあるものの、長期化しているロシアによるウクライナ侵攻や、欧米諸国の金融引き締めなどの影響を受け、足元の景況感は鈍化傾向にあります。一方、わが国経済につきましては、輸入物価の上昇を主因としたインフレが続き、食料品やエネルギー価格の高騰が家計を圧迫していることなどにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の影響が弱まりつつある一方、ウクライナ侵攻、欧米の金融引き締め、景況感の鈍化、国内の輸入物価上昇・インフレが新たな不透明要因として継続・具体化している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期累計期間(2022年5月1日~2022年10月31日)における世界経済は、長期化するロシアによるウクライナ侵攻や、インフレ圧力の持続・拡大による家計逼迫の影響を大きく受け、新型コロナウイルス感染症の拡大収束後の部分的な回復基調にあった世界経済に再び甚大なダメージを与えています。」
長期化するウクライナ侵攻とインフレ圧力の持続・拡大により、世界経済への影響をより深刻なものとして記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間(2022年5月1日~2022年7月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックや、長期化するロシアによるウクライナ侵攻の影響を大きく受け、欧米を中心に世界全体でインフレが高進し、その対策として金融政策の引き締めに転換するなど、先行き不透明な状態が継続しております。」
長期化するウクライナ侵攻、世界的なインフレ高進、金融引き締めへの転換が新たな不透明要因として示され、海外景気・地政学リスクの認識が継続・具体化している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当事業年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響によって経済活動に制限と緩和が繰り返される1年となりましたが、当事業年度後半はワクチン接種が普及したことにより、欧米を中心に経済活動は回復基調を示しました。また、欧州や中国において電気自動車の普及が加速しておりますが、半導体を始めとした部品供給不足や、ロシアによるウクライナ侵攻が続いていることによる資源価格の高騰など、国際情勢は先行き不透明な状況が継続しております。」
経済活動の回復基調を認識する一方、部品供給不足、資源価格高騰、ウクライナ情勢など新たな不透明要因を示している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間(2021年5月1日~2022年1月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株であるオミクロン株の感染が拡大したことを受けて、再度行動制限を課す国や、行動制限を緩和しウイルスと共存する社会を模索する国があるなど、国や地域によって対応は異なるものの、依然として混乱が続いております。また、米国においては、インフレの高進により、FRBが政策金利引き上げの方針を示したことから、世界の金融市場は金利が上昇傾向となっており、今後の世界経済に大きな影響を与えることが予想されます。一方、わが国経済につきましては、年末年始に人の移動が増えたことによって全国各地で新型コロナウイルス感染症の感染者数が過去最多の水準となり、多くの地域でまん延防止等重点措置が実施されたことから、経済回復に向けた動きは鈍化する傾向にあります。」
オミクロン株の感染拡大、地域ごとに異なる行動制限、インフレ高進と政策金利引き上げ方針、国内の感染者数増加とまん延防止措置が示された。従来の供給制約・インフレ懸念に加え、金融引き締めと経済回復鈍化の不透明要因が具体化している。 - FY2022-Q2経済活動回復と供給制約・インフレ懸念有価証券報告書
「当第2四半期累計期間(2021年5月1日~2021年10月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の感染者数が国や地域によっては増加傾向にあるものの、先進国を中心にワクチン接種や政策支援が進んだことにより行動制限が緩和され、経済活動が活発化しております。このため、様々な分野で需要に供給が追いつかない状況が続いており、インフレ懸念から金融の引き締めに転換をはかっている国も出てきております。」
先進国を中心にワクチン接種・政策支援による行動制限緩和と経済活動活発化を認識する一方、需要に供給が追いつかない状況、インフレ懸念、金融引き締めへの転換を新たな不透明要因として記載している。 - FY2022-Q1景気回復の兆しと変異株懸念の併存有価証券報告書
「当第1四半期累計期間(2021年5月1日~2021年7月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大が依然として経済活動に大きな影響を及ぼしており、先進国ではワクチン接種が進み経済回復の兆しが見えたものの、変異株による感染再拡大が懸念されております。」
先進国でワクチン接種の進展と経済回復の兆しを認識する一方、変異株による感染再拡大への懸念を示している。国内では緊急事態宣言等の発出・延長により先行き不透明な状態が続くとの認識である。 - FY2021中国景気回復と国内回復遅れの併存有価証券報告書
「アジアにおいても中国は、いち早く新型コロナウイルス感染症拡大を抑え込み、1~3月期は記録的な急成長を遂げております。一方、わが国につきましては、活動制限の緩和や国の景気浮揚政策により一部で経済活動が戻りつつありましたが、首都圏を中心に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が再発出され、さらにはワクチン接種の対応の遅れなどにより、景気回復の遅れが懸念されます。」
中国では感染抑制と記録的な成長を認識する一方、日本では緊急事態宣言の再発出やワクチン接種の遅れから景気回復の遅れを懸念している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2020年5月1日~2021年1月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により経済活動が制限され、先行き不透明な状況が継続しております。また、米中貿易摩擦につきましては米国で新政権が誕生したものの、現時点では前政権の政策からの大きな変更はなく、米中関係の大幅な改善は期待できず、当面現在の状況が続くものと見込まれます。」
新型コロナウイルス感染症による経済活動制限が続き、米中関係についても大幅な改善を期待できず、従来の海外景気・中国市場をめぐる不透明要因が継続・深刻化している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2020年5月1日~2020年10月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により経済活動が制限され、先行き不透明な状況が継続しております。また、米中貿易摩擦につきましても大統領選の影響等により先行きが見通しにくい状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症による経済活動制限と、米中貿易摩擦の先行きの見通しにくさを継続して認識している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2020年5月1日~2020年7月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により経済活動が制限され、先行き不透明な状況が増してきております。また、米中貿易摩擦につきましても双方とも譲歩の姿勢を見せず、改善の見通しが立たない状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動の制限が加わり、米中貿易摩擦の改善見通しも立たない状況が続いているとして、海外景気・中国市場を含む事業環境の不透明感が増している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、欧州においては、2020年1月31日をもって英国がEUを離脱し、今後はEU各国との通商交渉が残るなど先行き不透明な状況となり、米中貿易摩擦につきましては双方が関税の一部引き下げで歩み寄りの姿勢をみせておりましたが、2019年末からの新型コロナウイルスの感染拡大により、急速に先行きの見通しが難しい状況に変化してきております。」
英国のEU離脱、米中貿易摩擦に加え、新型コロナウイルス感染拡大により世界経済の見通しが急速に難しくなったと説明している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「わが国経済につきましても、米中貿易摩擦や新型コロナウィルスの感染拡大による経済への影響などが懸念され、先行き不透明感が増してきております。」
米中貿易摩擦に加えて新型コロナウイルス感染拡大による経済影響が懸念され、海外景気・中国市場を含む事業環境の不透明要因が増加している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「米中貿易摩擦については双方とも譲歩の姿勢を見せず、改善の見通しが立たない状況が長期化してきております。わが国経済につきましては、個人消費が緩やかな回復傾向にあるものの、米中貿易摩擦による中国景気の減速の影響により、先行き不透明感が増してきております。」
米中貿易摩擦の改善見通しが立たない状況の長期化と、中国景気減速の影響が記載されており、海外景気・中国市場に関する不透明要因が継続・具体化している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2019年5月1日~2019年7月31日)における世界経済は、欧州においては英国のEU離脱の動向が不透明な状況が続いていることなどから減速傾向にあり、米中貿易摩擦については双方とも譲歩の姿勢を見せず、改善の見通しが立たない状況が続いておりその影響が出始めております。わが国経済につきましては、個人消費が緩やかな回復傾向にあるものの、米中貿易摩擦による中国景気の減速の影響や日韓問題の影響も散見され、先行き不透明感が増してきております。」
欧州の減速と英国のEU離脱問題に加え、米中貿易摩擦は改善見通しが立たず影響が出始めたと説明している。中国景気減速と日韓問題の影響も挙げられ、海外景気・地政学リスクの不透明感がさらに具体化している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「欧州においては、英国のEU離脱の動向が不透明な状況が続いていることなどから減速傾向にあり、米国では堅調さを維持しているものの米中貿易摩擦の影響により不透明感が増してきております。」
欧州の減速、英国のEU離脱、米中貿易摩擦、中国景気減速リスクなど、海外景気・地政学上の不透明要因を継続して認識している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(平成30年5月1日~平成31年1月31日)における世界経済は、欧州においては英国のEU離脱の動向が不透明な状況が続いていることやイタリアの財政懸念の再燃などから減速傾向にあり、米国では堅調さを維持しているものの米中貿易摩擦やアップルによるiPhoneの減産発表など先行きの不透明感が増してきております。一方、わが国経済につきましては、企業の設備投資が堅調に推移しているものの、一部にiPhone減産の影響による減益発表をする企業が出てきていることや米中貿易摩擦による中国景気の失速のリスクが取り沙汰されてきており、今後の景気動向を慎重に見ていく必要があります。」
欧州の減速、英国のEU離脱やイタリア財政懸念、米中貿易摩擦、iPhone減産、中国景気失速リスクなど、海外景気・地政学・中国市場に関する不透明要因が具体化・増加していると記載している。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「海外においては、米国では企業業績の改善や堅調な個人消費が継続しておりますが、欧州ではフランス同時多発テロや難民問題等の地政学的リスクにより依然として景気が低迷しております。」
中国経済の景気減速により海外AVI売上が低水準にとどまり、欧州ではテロ等によりFirst EIEの納品・検収が遅れたと記載されている。