多額の借入金・財務制限条項・金利変動
FY2018に初出。28回の記載のうち16回が「対処」で、最初の「対処」はFY2019-Q3。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。11社中3社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに8社。
- FY2026対処有価証券報告書
「非流動負債は、前連結会計年度末に比べ90百万円増加し、13,483百万円となりました。これは主として、借入金の減少692百万円、リース負債の増加666百万円、引当金の増加129百万円等によるものであります。 当社グループの借入金のうち、変動金利によるものは、市場金利の変動リスクに晒されておりますが、支払金利の変動リスクを回避し支払金利の固定化を図るためにデリバティブ取引(金利スワップ取引)をヘッジ手段として利用しております。」
借入金は前期末から692百万円減少し、金利スワップによる固定化も継続している。借入残高の削減と金利変動リスクへの対応が確認された。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「これは主として、借入金の減少346百万円、リース負債の増加169百万円等によるものであります。」
非流動負債の借入金が前連結会計年度末から346百万円減少し、借入金残高の削減が中間期にも継続した。 - FY2025新規借入で残高増加も金利ヘッジ有価証券報告書
「当連結会計年度末における借入金は8,822百万円となりました。また、借入人は、株式会社三菱UFJ銀行と総額2,000百万円の証書貸付契約を締結し、2,000百万円の借入を実行しております。 なお、約定返済分については金利変動リスクを減殺するため、株式会社三菱UFJ銀行と金利スワップ契約を締結しております。」
借入金残高は前期末の8,214百万円から8,822百万円へ増加し、20億円の新規借入を実行した。一方、約定返済分について金利スワップを締結し、金利変動リスクへの対応を行っている。 - FY2025-H1新規借入と金利ヘッジを併用有価証券報告書
「財務活動により減少した資金は、479百万円(前年同期は2,439百万円の減少)となりました。これは主として、長期借入金による収入2,000百万円等の資金増加要因に対し、リース負債の返済による支出1,506百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。 また、借入人は、上記金銭消費貸借契約のうち2,975百万円に対し、支払金利を固定するための金利通貨スワップ契約を2024年12月に締結しております。」
長期借入金2,000百万円を調達する一方、既存借入のうち2,975百万円について支払金利を固定する金利通貨スワップ契約を締結した。借入残高の増加と金利変動への対応が併記されている。 - FY2024借入金削減も融資枠終了・新規固定金利借入へ移行有価証券報告書
「借入金 8,214 なお、当該契約は2024年7月31日付で終了しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 連結財務諸表注記 37.後発事象」をご参照ください。 また、借入人は、同日の2024年7月31日付で株式会社三菱UFJ銀行と総額2,000百万円の金銭消費貸借契約を締結しております。」
借入金残高は前期末の9,407百万円から8,214百万円へ減少し、金利上昇感応度も改善した。一方、4,000百万円の当座貸越・コミットメントライン契約は2024年7月31日に終了し、同日に総額20億円、利率1.13%、2029年7月31日返済期限の新規借入契約を締結した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「流動負債は、前連結会計年度末に比べ12百万円増加し、6,621百万円となりました。これは主として、借入金の減少400百万円、その他の流動負債の増加240百万円、リース負債の増加201百万円等によるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ514百万円減少し、11,110百万円となりました。これは主として、借入金の減少619百万円等によるものであります。」
流動負債の借入金が400百万円、非流動負債の借入金が619百万円減少し、借入金残高の削減が続いている。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「流動負債は、前連結会計年度末に比べ165百万円減少し、6,443百万円となりました。これは主として、営業債務及びその他の債務の増加50百万円、借入金の減少400百万円、その他の金融負債の増加67百万円等によるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ444百万円減少し、11,180百万円となりました。これは主として、借入金の減少446百万円等によるものであります。」
前期末に比べ、流動負債の借入金が400百万円、非流動負債の借入金が446百万円減少し、借入金残高の削減が進んだ。 - FY2023対処有価証券報告書
「借入金 10,147 9,407 財務制限条項の変更及び一部借入金の金利を固定金利に変更等によるリスク低減」
借入金残高は前期末の10,147百万円から9,407百万円へ減少した。返済期限・財務制限条項の変更に加え、一部借入金の固定金利化による金利リスク低減策も記載されている。 - FY2023-Q3返済期限延長と財務条件再設定有価証券報告書
「当社の子会社キュービーネット株式会社(以下、「借入人」という。)及び借入人親会社の当社が2019年3月26日付けで締結した、株式会社三菱UFJ銀行をアレンジャー兼エージェントとする金銭消費貸借契約に関して、資金繰りの安定化を図るため、2023年3月28日付けで変更契約を締結いたしました。」
既存借入残高8,625百万円について変更契約を締結し、返済期限を2029年3月30日まで延長した。一方、ネット・デット・EBITDA・レシオの条項を削除し、連結純資産9,110百万円以上等の新たな財務条件を設定している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「非流動負債は、前連結会計年度末に比べ360百万円減少し、11,647百万円となりました。これは主として、借入金の減少343百万円、リース負債の減少21百万円等によるものであります。」
借入金が343百万円減少し、借入金残高の削減が続いている。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「これは主として、借入金の減少171百万円、リース負債の減少97百万円等によるものであります。」
非流動負債に含まれる借入金が171百万円減少し、借入金残高の削減が続いている。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「当社グループは前連結会計年度及び当連結会計年度において当該財務制限条項に抵触いたしましたが、貸付人金融機関と当該抵触による期限の利益喪失請求を行わないことについて事前に合意しております。」
財務制限条項への抵触が当事業年度にも確認された。一方、借入金残高は12,843百万円から10,147百万円へ減少し、期限の利益喪失請求を行わない合意も記載されている。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「流動負債は、前連結会計年度末に比べ709百万円減少し、6,990百万円となりました。これは主として、借入金の減少989百万円、未払法人所得税等の増加224百万円等によるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ487百万円減少し、12,290百万円となりました。これは主として、借入金の減少514百万円、引当金の増加26百万円等によるものであります。」
流動負債及び非流動負債の借入金がそれぞれ989百万円、514百万円減少し、借入金残高の削減が続いている。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「非流動負債は、前連結会計年度末に比べ537百万円減少し、12,240百万円となりました。これは主として、借入金の減少343百万円、リース負債の減少219百万円等によるものであります。」
非流動負債に含まれる借入金が343百万円減少し、借入金残高の削減が続いている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「これは主として、借入金の減少171百万円、リース負債の減少115百万円等によるものであります。」
当第1四半期末の非流動負債では借入金が171百万円減少し、前連結会計年度末から借入金残高の削減が進んだ。財務制限条項への抵触に関する前期の記載を変更する内容は示されていない。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当社グループは前連結会計年度及び当連結会計年度において当該財務制限条項に抵触いたしましたが、貸付人金融機関と当該抵触による期限の利益喪失請求を行わないことについて事前に合意しております。」
財務制限条項への抵触が前連結会計年度及び当連結会計年度に実際に発生した。一方、金融機関との合意により期限の利益喪失請求は行われないことが記載されている。 - FY2021-Q3返済継続も借入残高は前四半期比で増加有価証券報告書
「財務活動により減少した資金は、3,464百万円(前年同期は2,518百万円の減少)となりました。これは主として、短期借入金の純減額1,000百万円、リース負債の返済による支出2,017百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。」
短期借入金1,000百万円の純減及び長期借入金525百万円の返済が行われた。借入金残高は前連結会計年度末の14,531百万円から13,039百万円へ減少した一方、前四半期末との比較では増加しており、返済と残高の動きが併記されている。 - FY2021-Q2借入金減少と一部コベナンツ適用除外有価証券報告書
「流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,473百万円減少し、7,310百万円となりました。これは主として、借入金の減少1,485百万円、その他の流動負債の増加96百万円等によるものであります。非流動負債は、前連結会計年度末に比べ628百万円減少し、13,523百万円となりました。これは主として、借入金の減少343百万円、リース負債の減少284百万円等によるものであります。」
借入金は前期末の合計14,531百万円から当第2四半期末の12,703百万円へ減少した。一方、財務コベナンツのうちネット・デット・EBITDA・レシオに関する条項について、2020年12月中間決算期を対象とする適用除外の契約変更も行われている。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「流動負債は、前連結会計年度末に比べ952百万円増加し、9,736百万円となりました。これは主として、営業債務及びその他の債務の減少48百万円、借入金の増加1,002百万円等によるものであります。」
当第1四半期末の流動負債では借入金が1,002百万円増加し、借入金残高の増加による財務エクスポージャーが続いている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社グループは、財務基盤の一段の強化を目的として、新たに6,000百万円のコミットメントライン契約を締結いたしました。当連結会計年度においては、当該融資枠から4,000百万円の借入実行を行いました。」
借入金残高は前期末11,253百万円から14,532百万円へ増加した。新たに総額60億円のコミットメントラインを設定し、40億円を借り入れたほか、財務制限条項付きの資金調達が拡大している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当社は、2020年4月15日開催の取締役会において、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社みずほ銀行及び株式会社三井住友銀行との間で、総額30億円のコミットメントライン契約を締結することを決議し、以下の内容の契約を締結いたしました。また、当該契約に基づき、以下のとおり借入の実行をいたしました。」
提出日後に3行との総額30億円のコミットメントライン契約を締結し、各10億円の借入を実行した。契約期間は1年間で、連結純資産の維持や2期連続赤字回避などの財務制限条項が付されており、従来の借入残高削減によるリスク低減から、追加借入と新たな制限条項を伴う状況へ変化している。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「長期借入金の返済による支出350百万円」
当第2四半期累計期間に長期借入金350百万円を返済し、借入金残高は前期末の11,253百万円から10,912百万円へ減少した。借入金・金利変動等の財務リスクに対する残高削減が続いている。 - FY2019対処有価証券報告書
「当連結会計年度末における借入金は11,253百万円となり、前連結会計年度末に比べ736百万円減少しております。」
借入金残高が11,989百万円から11,253百万円へ減少した。また、2019年3月の条件変更により担保権がすべて解除され、返済期限の分割化と一部財務制限条項の削除が行われている。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「資金繰りの安定化を図るため、2019年3月26日付けで変更契約を締結いたしました。2019年3月29日における既存契約(タームローンA)の借入残高1,925百万円及び既存契約(タームローンB)の借入残高9,500百万円の合計11,425百万円について、統合及び条件変更を行っております。」
借入残高合計11,425百万円について条件変更を実施した。返済期限は2021年11月末から、2019年6月末から2023年12月末までの分割返済および2024年3月29日の8,100百万円返済へ変更され、デット・サービス・カバレッジレシオおよび営業利益の2期連続赤字に関する条件は削除された。一方、ネット・レバレッジ・レシオ等の財務制限条項は残っている。 - FY2018初出有価証券報告書
「今後は借入金を減少させるべく取り組んでまいりますが、変動金利によっているため、金利が上昇した場合には、当社グループの事業及び業績等に影響を及ぼす可能性があります。また、事業計画の未達等により借入金の返済計画に変更が生じた場合や金融機関の融資姿勢の変化等により借換えが困難になった場合には、当社グループの事業及び業績等に影響を及ぼす可能性があります。」
借入金は当連結会計年度末で11,989百万円。変動金利、返済計画、借換え、財務制限条項への抵触を含む資金調達リスクを記載している。