原材料・部品の価格高騰と調達困難リスク
FY2016に初出。17回の記載のうち9回が「対処」で、最初の「対処」はFY2023-Q2。直近の記載はFY2026。
安川電機がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。51社中33社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに12社。
- FY2026対処有価証券報告書
「また、グローバルにおけるレアアース関連規制に対しては、国内サプライヤーとの長期的な関係性構築を通じ、調達リスクの低減に取り組みました。」
調達困難・価格高騰リスクへの対応が、調達先分散、在庫、現地調達、設計変更に加え、レアアース規制への国内サプライヤーとの長期関係構築へ具体化した。 - FY2025対処有価証券報告書
「グローバルにおける主要部品の内製化、事業部共通の重点部品の集中調達、欧米での事業拡大に向けた投資を確実に実行するなど、生産/調達体制および需要地生産体制の強化を推進しました。」
調達困難・価格高騰リスクへの対応が、主要部品の内製化、重点部品の集中調達、需要地生産体制の強化へ進展した。 - FY2024対処有価証券報告書
「このような環境において当社グループの業績は、サプライチェーンの混乱により遅れていた生産が正常化し、受注残の消化が進んだことで、前期比で増収となりました。」
部品不足などによる生産遅延について、生産の正常化と受注残の消化が通期の増収につながったと説明している。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「このような環境において当社グループの業績は、部品不足などのサプライチェーンの混乱により遅れていた生産が正常化し、受注残の消化が進んだことから前年同期比で増収となりました。」
部品不足などによる生産遅延について、生産の正常化と受注残の消化進展が第3四半期累計の増収につながったと説明している。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「このような環境において当社グループの業績は、部品不足などのサプライチェーンの混乱により遅れていた生産が正常化し、受注残の着実な消化によって売上を拡大したことで増収となりました。」
部品不足などにより遅れていた生産が正常化し、受注残の消化によって売上拡大につながった。前四半期の挽回生産段階から、生産正常化の説明へ進んでいる。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「部品不足や中国のロックダウン影響により遅れが生じていた生産を挽回し、受注残の消化を進めたことに加え、為替の円安影響もあり増収となりました。」
部品不足と中国ロックダウンで遅れていた生産について、挽回生産と受注残の消化が進んだ。ロボット事業では部品の内製化も生産効率化に寄与したと説明されている。 - FY2023対処有価証券報告書
「当社グループの業績は、半導体など長期化する部品の供給不足や中国のロックダウンによって生産制約の影響を受けましたが、下期からは部品の需給逼迫の緩和によって生産が回復し、好調な受注を売上につなげることで増収となりました。」
部品供給不足は年度前半に生産制約として顕在化したが、下期には需給逼迫の緩和と生産回復が報告された。調達先分散、部品内製化、設計変更等の対応もRealize 25の施策として具体化した。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「このような環境において当社グループの業績は、半導体など長期化する部品の供給不足によって生産制約の影響を受けましたが、期の後半から需給逼迫の緩和などによって生産が回復し、好調な受注を売上につなげることで増収となりました。」
部品供給不足による生産制約は続いたものの、期後半から需給逼迫が緩和し、生産が回復したと説明している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「半導体など長期化する部品の供給不足によって生産制約の影響を受けましたが、代替部品の活用や設計の変更、市中品の購入などによって期の後半から生産を挽回し、売上収益は前年同期比で増加しました。」
部品供給不足は引き続き生産制約として顕在化したが、代替部品の活用、設計変更、市中品購入により期後半から生産を挽回した。quantifiedはfalse、materializedはtrue。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「中国での販売が一時的に減少したことに加え、半導体など長期化する部品の供給不足によって生産制約の影響を受けました。」
長期化する半導体などの部品供給不足が、当四半期にも生産制約として実際の業績要因となった。quantifiedはfalse、materializedはtrue。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「特に、世界的な半導体不足の長期化や新型コロナウイルス感染症によるサプライチェーン全体の混乱等により、納期遅延のリスクが高まっています。」
部品供給不足が年度を通じた生産制約として実際に発生した。サプライチェーン管理課の新設、調達先分散、在庫確保、設計変更など対応策が追加された。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「長期化する部品の供給不足などによって生産制約を受けたものの、モーションコントロールセグメントやロボットセグメントを中心に旺盛な需要を的確に捉え、前年同期に対し大幅な増収となりました。利益面については、物流費や原材料費の値上がりの影響を受けた一方、」
部品供給不足による生産制約と、物流費・原材料費の値上がりが引き続き実際の業績要因として記載された。調達困難・価格高騰リスクの顕在化が継続している。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループの業績は、部品の供給不足による生産影響を受けたものの、モーションコントロールセグメントやロボットセグメントを中心に旺盛な需要を的確に捉え、前年同期に対し大幅な増収となりました。利益面については、物流費や原材料費の値上がりの影響を受けたものの、売上増加に伴う改善や経費管理の徹底により、営業利益は前年同期に対し大きく増加しました。」
従来リスクとして開示していた調達困難・価格高騰について、部品供給不足による生産影響と、物流費・原材料費の値上がりが実際の業績要因として記載された。 - FY2021再定義有価証券報告書
「これらの調達にかかるリスクに対し、当社グループは取引先との対話を通じた信頼関係の構築、グローバルでの調達先の分散を図るとともに、適正な在庫水準の確保と現地生産・現地調達の推進を通じた需要変動への対応、国内および主要海外拠点における事業継続計画(BCP)策定による災害リスク等への対応を強化するなど調達機能の強化に努めています。」
原材料価格・調達量のリスクに、取引先の操業・感染症・紛争鉱物・環境対応まで含むサプライチェーンリスクとして整理を広げ、調達先分散、在庫、現地調達、BCPを対応策として明示した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「調達価格の高騰や業界の需要増によっては継続的に必要量を入手できない場合があります。」
原材料・部品の価格高騰および必要量の調達困難を継続してリスクとして開示している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「調達価格の高騰や業界の需要増によっては継続的に必要量を入手できない場合があります。」
鋼材等の原材料・部品について、価格高騰と必要量の確保困難を継続してリスクとしている。 - FY2016初出有価証券報告書
「調達価格の高騰や業界の需要増によっては継続的に必要量を入手できない場合があります。」
鋼材等の原材料・部品について、価格上昇や必要量の確保困難が生産・業績に影響する可能性を示した。