サプライチェーン途絶による部品供給リスク
FY2020に初出。11回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q3。直近の記載は2026-05-14。
新晃工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。30社中13社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに5社。
- 2026-05-14悪化決算説明資料
「中東情勢の緊迫化を受け、空調機器の製造に使用する原材料の一部が入手性悪化・価格上昇。販売価格への転嫁や、海外生産拠点を含めたサプライチェーンの見直しなどの対応を進める。なお現時点では、本件が業績見通しに与える影響は軽微にとどまる見込み」
原材料の入手性悪化と価格上昇を受け、海外生産拠点を含むサプライチェーンの見直しが必要な状況を記載している。 - FY2024再掲有価証券報告書
「世界的な半導体不足を背景に当社製品に組み込む制御機器やモーター等の納期が長期化しております。サプライヤーとの情報連携を密にして在庫の確保に努めるほか、一部製品はモジュール化を進めることで調達部品点数を減らし部品調達難への対応を進めております。」
部品納期長期化のリスクと、サプライヤーとの情報連携、在庫確保、モジュール化による対応を継続している。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「当業界におきましては、原材料価格の高止まりが続いたものの部材の納期の遅れは概ね落ち着きを取り戻し、販売面では管工事サブコンの受注高が高水準で推移するなど良好な事業環境が続きました。」
部材の納期遅れは概ね落ち着きを取り戻したとされ、サプライチェーン上の供給遅延リスクに緩和の兆しが示されている。 - FY2023対処有価証券報告書
「空調機市場においては、制御盤やモーター等を中心とした部品の遅延はおさまりつつありますが原材料価格の高止まりは続いており、これらに対応するための購買力強化並びに原価低減と価格転嫁対応を重要課題として取り組んでまいります。」
部品遅延には一部緩和の兆しがある一方、一部部材の長期化は残っており、購買力強化・在庫確保・モジュール化・納期調整を継続している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「部材調達難による納期延期に対応しつつ、」
一部部材の納期長期化が続き、部材調達難による納期延期が実際の事業運営上の問題となっている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「部材調達難による納期延期が例年以上に見込まれるなか購買強化と納期調整に注力した結果」
部材調達難による納期延期が例年以上に見込まれる状況が続き、購買強化と納期調整を対応策として進めている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「部材の調達難による納期ずれが発生したものの」
部材調達難が納期ずれとして実際に発生しており、サプライチェーン途絶・部材供給リスクが顕在化している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「世界的な半導体不足を背景に当社製品に組み込む制御機器やモーター等の納期が長期化しております。サプライヤーとの情報連携を密にして在庫の確保に努めるほか、一部製品はモジュール化を進めることで調達部品点数を減らし部品調達難への対応を進めております。」
部品納期の長期化が継続するなか、サプライヤーとの情報連携・在庫確保・モジュール化という対応策を具体化している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「また世界的な半導体不足に伴う部材供給の遅れなど不確実性が高まる中で物量確保を目指す販売政策を進めた結果、売上高は24,626百万円(前年同四半期比8.8%増)となりました。」
世界的な半導体不足に伴う部材供給の遅れと不確実性の高まりが継続・深刻化している。物量確保を目指す販売政策を進めている。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「需要の端境期に感染症の影響が重なったことに加え、世界的な半導体不足に伴う部材供給の遅れなど予測の難しい変化への対処が必要となる事業環境が続いております。」
世界的な半導体不足に伴う部材供給の遅れが実際の事業環境として発生し、サプライチェーン途絶リスクが顕在化している。 - FY2020初出有価証券報告書
「一部は中国など海外より調達を行っているため、現地の生産及び物流などサプライチェーンが途絶した場合、空調機器に組み込む部品が入手できず、製品の供給に影響する可能性があります。」
海外調達部品について、生産・物流の停止による部品不足と製品供給への影響を新たなリスクとして具体化している。