型式試験の長期化・不適合による新機種投入遅延
FY2016に初出。13回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019。直近の記載はFY2026。
SANKYOがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2017年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。8社中4社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに1社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「パチスロ機関連事業におきましては、一部タイトルにおける型式試験の適合取得の遅れにより、新規4タイトルの投入に留まったものの」
型式試験の適合取得の遅れが実際に発生し、パチスロ機の新規投入が4タイトルにとどまった。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「一方、パチスロ機においては、12月に当社グループから初となる6.2号機「パチスロ 戦姫絶唱シンフォギア 勇気の歌」を発売いたしました。」
型式試験適合率の低迷やパチスロ新機種供給不足が続く中、当社グループ初の6.2号機を2021年12月に市場投入した。 - FY2022-Q2パチスロ供給不足継続・6.2号機投入開始有価証券報告書
「一方、パチスロにおいては有力な新機種供給が不足していることなどを背景に、パチンコに比べ稼動や新台販売市場の回復に時間を要しておりますが、2021年9月よりいわゆる6.2号機が順次市場に投入されており、この普及により市場環境が好転することが期待されております。」
パチスロでは有力新機種の供給不足が続く一方、6.2号機の市場投入が2021年9月から始まり、供給制約への改善期待が示されている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「一方、パチスロにおいては、型式試験適合率の低迷とそれに伴い有力な新機種供給が不足していることなどを背景に、依然として厳しい状況が続いております。」
パチスロで型式試験適合率の低迷と有力な新機種供給不足が続き、型式試験に起因する新機種投入制約が実際の市場環境に現れている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社グループといたしましては、長年培ってきた商品の開発技術力やノウハウを活かして、当初計画に即した順調な新機種投入に努めてまいります。」
型式試験の長期化・不適合による新機種投入遅延リスクに対し、開発技術力・ノウハウを活用して計画どおりの投入を目指す対応を再確認している。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「一方、新規則機の適合が少なく、販売市場が停滞しているパチスロにつきましては、メーカーの新規則機開発ノウハウの高まりにより、徐々に適合機種数が増加しており、今後の入替需要にあわせ、需要の盛り上がりが期待されます。」
パチスロの型式試験適合・新機種供給の制約は残るものの、メーカーの開発ノウハウ向上により適合機種数が徐々に増加していると記載している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「パチスロにつきましては、型式試験の適合率が依然として低水準で推移しており、新機種の供給が不十分な状況となっております。」
型式試験適合率の低水準と、それに伴うパチスロ新機種の供給不十分というリスクが引き続き実際の市場環境に現れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「遊技機メーカーにおきましては、部品調達の遅延や、保通協における型式試験の受理件数の減少、適合率が依然として低水準で推移していることなどにより、新規則機の供給が一時停滞いたしました。」
部品調達の遅延、型式試験の受理件数減少、適合率の低水準により、新規則機の供給が一時停滞する事態が実際に発生している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「改正遊技機規則の施行後、新機種の型式試験適合率が低い水準で推移しております。」
型式試験の適合率が低い水準で推移し、新機種投入を制約し得るリスクが実際の開発環境に現れている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「型式試験の期間が長期間に亘ったり、適合に至らなかった場合、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性も考えられます。」
型式試験の長期化・不適合による新機種投入遅延リスクを引き続き記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「型式試験の期間が長期間に亘ったり、適合に至らなかった場合、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性も考えられます。」
保通協等による型式試験の長期化または不適合が業績に影響する可能性を示している。