原材料の調達難および購入価格高騰
FY2016に初出。11回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018。直近の記載はFY2026-H1。
不二精機がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。108社中62社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに20社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「セグメント利益は、原材料価格の高騰はありましたが、価格転嫁が進んだことや増収の影響により、前年同期比1億27百万円(85.0%)増加の2億76百万円となりました。」
原材料価格の高騰自体は続いているが、価格転嫁の進展と増収によりセグメント利益が85.0%増加し、利益への影響は当中間期において緩和された。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「原材料価格の上昇などの影響により、セグメント利益は前年同四半期比5百万円(4.0%)増加の1億43百万円となりました。」
原材料価格の上昇が精密成形品その他事業の利益要因として実際に記載されている。利益は前年同期比4.0%増加したものの、原材料価格上昇の影響は継続して現れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「コロナ禍後で顧客からの金型の受注環境が厳しさを増す中、原材料価格の上昇などの影響を受け、セグメント利益は前年同四半期比89百万円(72.1%)減少の34百万円となりました。」
原材料価格の上昇が、射出成形用精密金型及び成形システム事業のセグメント利益72.1%減少として実績に現れている。精密成形品その他事業でも原材料価格の上昇の影響が記載されている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「精密成形品その他事業において半導体不足や原材料価格の高騰等の影響で特にタイ、中国上海の現地法人の利益率が低下したことにより、営業利益は、前年同四半期比94百万円(51.3%)減少の89百万円となりました。」
原材料価格の高騰がタイ・中国上海の現地法人の利益率低下および連結営業利益51.3%減少として実績に現れている。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「原材料価格の上昇や半導体不足による自動車生産の減産等の影響もあり、セグメント利益は前年同四半期比56百万円(33.3%)減の1億13百万円となりました。」
原材料価格の上昇が、半導体不足による自動車生産の減産とともにセグメント利益33.3%減少の要因として実績化している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「原材料価格の高騰などの影響を受け、セグメント利益は、前年同四半期比47百万円(35.9%)減少の85百万円となりました。」
原材料価格の高騰が、セグメント利益の前年同期比35.9%減少として当四半期の業績に実際に現れている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「また、量の確保ができた場合でも、原油価格の上昇や、当該原材料の需給バランス等により、購入価格が高騰する可能性もあります。」
原材料の調達難および購入価格高騰のリスクが年度報告でも継続している。過年度には原材料価格上昇が利益減少として実績化している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「また、量の確保ができた場合でも、原油価格の上昇や、当該原材料の需給バランス等により、購入価格が高騰する可能性もあります。」
原材料の調達難および購入価格高騰のリスクが年度の事業等のリスクにも記載されている。前年度・四半期には原材料価格上昇が利益減少として実績化している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「原材料価格の高騰による売上原価の増大等により営業利益は前年同四半期比1億1百万円(33.1%)減の2億4百万円、」
原材料価格の高騰が売上原価の増大と営業利益の前年同期比33.1%減として、当四半期の業績に実際に現れている。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「情報関連用製品の原材料価格の上昇により、セグメント利益は、2億20百万円(前連結会計年度比6.4%減)となりました。」
原材料価格の上昇が情報関連用製品の利益減少要因として実際の年度業績に現れている。 - FY2016初出有価証券報告書
「取引先の都合等で必要な原材料を確保できない可能性があります。また、量の確保ができた場合でも、原油価格の上昇や、当該原材料の需給バランス等により、購入価格が高騰する可能性もあります。」
複数取引先からの購入を行う一方、原材料の確保不能および原油価格・需給による価格高騰をリスクとしている。