射出成形用精密金型及び成形システム事業の原価率悪化と損失化
FY2016-Q2に初出。33回の記載のうち18回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2016-Q3。直近の記載はFY2026-H1。
不二精機がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに2社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「また、厳しい受注環境に加え、売上高が減少したことにより、セグメント利益は、前年同期比43百万円(35.1%)減少の81百万円となりました。」
射出成形用精密金型及び成形システム事業では、厳しい受注環境と売上高減少によりセグメント利益が35.1%減少し、収益性への下押しが続いている。 - FY2025対処有価証券報告書
「また、検収いただいた金型の利益率自体の増加により、セグメント利益は前連結会計年度比85百万円(同107.6%)増加の1億65百万円となりました。」
金型事業では検収金型の利益率が増加し、セグメント利益が107.6%増加した。原価率上昇や案件利益率低下による収益性下押しは、当年度の同事業では緩和されている。 - 2026-03-03対処株主総会
「セグメント利益は前連結会計年度比85百万円(同107.6%)増加の1億65百万円となりました。」
射出成形用精密金型及び成形システム事業では、前回確認された採算面の悪化から利益増加へ変化している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「セグメント利益は、原価率の上昇により前年同期比37百万円(19.9%)減少の1億49百万円となりました。」
精密成形品その他事業では原価率の上昇によりセグメント利益が前年同期比19.9%減少し、原価・採算面の悪化が続いている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「検収いただいた金型の利益率自体の低下により、セグメント利益は前連結会計年度比1億45百万円(同64.6%)減少の79百万円となりました。」
同事業の採算性低下が年度実績として明示され、セグメント利益は64.6%減少した。 - FY2024-H1悪化有価証券報告書
「自動車部品用精密金型の売上高が減少したことなどにより、当セグメントの売上高は前年同期比92百万円(6.6%)減少の13億7百万円となりました。コロナ禍後で顧客からの金型の受注環境が厳しさを増す中、原材料価格の上昇などの影響を受け、セグメント利益は前年同期比16百万円(47.9%)減少の18百万円となりました。」
受注環境の厳しさと原材料価格の上昇により、射出成形用精密金型及び成形システム事業のセグメント利益が前年同期比47.9%減少した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「受注環境が厳しい中、国内の検収案件の利益率が改善したこと、精密成形品その他事業において特にタイの現地法人の利益率が改善したこと及び中国上海の現地法人の赤字幅が縮小したことにより、営業利益は、前年同四半期比30百万円(34.6%)増加の1億20百万円となりました。」
受注環境は厳しいものの、国内検収案件およびタイ現地法人の利益率改善、中国上海現地法人の赤字幅縮小により、連結営業利益は34.6%増加した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「自動車部品用精密金型の売上高が減少したことから、当セグメントの売上高は前連結会計年度比1億78百万円(5.5%)減少の30億39百万円となりました。また、主力製品であり利益率の高い医療機器用精密金型の売上高が前連結会計年度に比べ減少するなど、検収いただいた金型の利益率が低下したことにより、セグメント利益は前連結会計年度比23百万円(9.6%)減少の2億25百万円となりました。」
同事業では売上高の減少に加え、検収金型の利益率低下によりセグメント利益が9.6%減少し、収益性悪化が年度実績に現れている。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「コロナ禍後で顧客からの金型の受注環境が厳しさを増す中、原材料価格の上昇などの影響を受け、セグメント利益は前年同四半期比1億2百万円(46.7%)減少の1億17百万円となりました。」
受注環境の厳しさと原材料価格上昇により、射出成形用精密金型及び成形システム事業のセグメント利益が前年同期比46.7%減少した。収益性の悪化が続いている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「自動車部品用精密金型が減少したことなどにより、当セグメントの売上高は前年同四半期比2億55百万円(15.4%)減少の13億99百万円となりました。コロナ禍後で顧客からの金型の受注環境が厳しさを増す中、原材料価格の上昇などの影響を受け、セグメント利益は前年同四半期比89百万円(72.1%)減少の34百万円となりました。」
射出成形用精密金型及び成形システム事業では、受注環境の厳しさと原材料価格上昇を背景に、売上高が15.4%減、セグメント利益が72.1%減となり、収益性の悪化が続いている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「受注環境が厳しさを増す中、原材料価格の上昇などの影響を受け、セグメント利益は、前年同四半期比42百万円(49.8%)減少の42百万円となりました。」
受注環境の厳しさと原材料価格上昇により、同セグメント利益が前年同期比49.8%減少した。原価・収益性面の悪化が続いている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「損益につきましては、射出成形用精密金型及び成形システム事業、精密成形品その他事業の売上高が増加したものの、原価率が上昇したことなどにより、売上総利益は、前連結会計年度比1億90百万円(11.0%)減少の15億51百万円となりました。」
両事業で増収となった一方、原価率の上昇により売上総利益が11.0%減少し、営業利益も20.3%減少した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「損益につきましては、射出成形用精密金型及び成形システム事業、精密成形品その他事業の収益性がいずれも低下したことにより、営業利益は前年同四半期比1億40百万円(27.0%)減少の3億79百万円となりました。」
両報告セグメントの収益性低下により、営業利益が前年同期比27.0%減少した。従来の原価率改善・利益回復の流れから、収益性悪化が連結業績に現れている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「主に射出成形用精密金型及び成形システム事業の収益性が低下したことにより、営業利益は、前年同四半期比1億17百万円(31.3%)減の2億58百万円となりました。」
同事業の収益性低下により、連結営業利益が前年同期比31.3%減少した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「原材料価格の高騰などの影響を受け、セグメント利益は、前年同四半期比47百万円(35.9%)減少の85百万円となりました。」
従来の原価率改善・利益回復の流れに対し、原材料価格の高騰がセグメント利益35.9%減少の要因として明示された。 - FY2021悪化有価証券報告書
「受注した案件の利益率の低下によりセグメント利益は前連結会計年度比7百万円(2.7%)減少の2億59百万円となりました。」
従来の原価率改善・利益増加の流れに対し、受注案件の利益率低下によりセグメント利益が2.7%減少した。原価・採算面のリスクが実績として現れている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「セグメント利益は前年同四半期比22百万円(8.9%)増加の2億73百万円となりました。」
同セグメントの利益は前年同期比で増加している。原価率への直接の言及はないが、従来の損失化・原価率悪化は当四半期のセグメント業績には現れていない。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「主力製品である医療機器用精密金型の売上高が前年同四半期に比べ増加したことなどにより、当セグメントの売上高は前年同四半期比3億19百万円(25.0%)増の15億95百万円となり、セグメント利益は前年同四半期比33百万円(20.7%)増の1億94百万円となりました。」
セグメント利益は前年同期比20.7%増となった。原価率への直接の言及はないが、従来の損失化・原価率悪化は当四半期のセグメント業績には現れていない。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「当該金型が付加価値の高い受注であったことの影響により、セグメント利益は、前年同四半期比47百万円(56.4%)増の1億33百万円となりました。」
高付加価値受注を背景にセグメント利益が前年同期比56.4%増となり、従来の原価率悪化・損失化による収益圧迫は当四半期には緩和されている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「射出成形用精密金型及び成形システム事業、精密成形品その他事業の売上高が減少したことなどにより、売上総利益は、前連結会計年度比2億1百万円(13.8%)減の12億54百万円となりました。」
前四半期までに記載された原価・費用面の収益圧迫に加え、年度では両事業の減収により売上総利益が13.8%減少した。一方、同セグメントは損失には至っていない。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「医療機器用精密金型売上高が好調に推移したことなどにより、当セグメントの売上高は、25億3百万円(前年同四半期比22.2%増)となり、原価率が悪化したものの、販売管理費率が改善されたことなどにより、セグメント利益2億69百万円(前年同四半期比42.3%増)となりました。」
原価率の悪化が記載されており、販売管理費率の改善で吸収されたものの、原価面のリスクは再び悪化している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「原材料価格の高騰による売上原価の増大等により営業利益は前年同四半期比1億1百万円(33.1%)減の2億4百万円、」
これまで生産性向上や原価率改善による収益圧迫の緩和が記載されていたが、当四半期は原材料価格の高騰による売上原価増大により、営業利益が前年同期比33.1%減となった。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「損益につきましては、変動費に改善がみられたこと等により、営業利益は前年同四半期比42百万円(35.2%)増の1億64百万円、」
変動費の改善を背景に営業利益が前年同期比35.2%増となり、原価・費用面の収益圧迫が緩和している。 - FY2018対処有価証券報告書
「付加価値の高い製品の大幅な増収効果があり、セグメント利益は、1億93百万円(前連結会計年度比90.2%増)となりました。」
同事業はセグメント利益193百万円となり、前年同期比90.2%増となった。従来の原価率悪化・損失化による収益圧迫は、当年度の事業利益水準では緩和されている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「射出成形用精密金型及び成形システム事業において生産性が向上した結果、原価率が好転したこと等により、営業利益は、前年同四半期比1億96百万円(115.7%)増の3億65百万円、」
生産性向上を背景とする原価率の好転が継続し、営業利益は前年同期比115.7%増となった。原価率悪化による収益圧迫は引き続き緩和されている。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「損益につきましては、射出成形用精密金型及び成形システム事業での生産性の向上等の結果、原価率が改善したこと等により営業利益は前年同四半期比1億95百万円(177.5%)増の3億5百万円、」
生産性の向上を要因として原価率が改善し、営業利益は前年同期比177.5%増の3億5百万円となった。原価率悪化による収益圧迫は引き続き緩和している。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「損益につきましては、変動費に改善がみられたこと等により、営業利益は前年同四半期比79百万円(191.5%)増の1億21百万円、」
変動費の改善により営業利益が前年同期比191.5%増となっており、原価・費用面による収益圧迫は緩和している。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「医療機器用精密金型の想定受注時期がずれたことで当第3四半期での売上計上に至らず、当セグメントの売上高は、12億36百万円(前年同四半期比15.0%減)となったものの、原価率が改善したことなどにより、セグメント利益30百万円(前年同四半期比479.8%増)となりました。」
売上計上の遅れは残る一方、原価率の改善によりセグメント利益は前年同期の5百万円から30百万円へ増加し、収益圧迫は低減している。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「医療機器用精密金型の想定受注時期がずれたことで当第2四半期累計期間での売上計上にいたらず、当セグメントの売上高は、8億77百万円(前年同四半期比14.0%減)となったものの、原価率が改善したことなどにより、セグメント利益17百万円(前年同四半期はセグメント損失39百万円)となりました。」
原価率の改善により、同セグメントは前年同期の39百万円の損失から17百万円の利益へ転換しており、原価率悪化による収益圧迫は低減している。 - FY2017-Q1悪化有価証券報告書
「射出成形用精密金型及び成形システム事業において、売上高の減少に伴う売上総利益の減少などにより、営業利益は前年同四半期比44百万円(51.4%)減の41百万円、」
同事業では売上減少に伴う売上総利益の減少が生じ、セグメント業績は前年同期の35百万円の利益から3百万円の損失となった。 - FY2016悪化有価証券報告書
「射出成形用精密金型及び成形システム事業での稼動率低下による原価率の悪化があったものの、」
原価率悪化の要因として稼働率低下が明示され、同セグメント利益は前年度比50.4%減となった。 - FY2016-Q3悪化有価証券報告書
「射出成形用精密金型及び成形システム事業において原価率が悪化したことなどで、セグメント利益5百万円(前年同四半期比94.5%減)となりました。」
原価率悪化が続き、同セグメント利益は前年同期比94.5%減の5百万円まで減少した。 - FY2016-Q2顕在化有価証券報告書
「損益につきましては、射出成形用精密金型及び成形システム事業において原価率が悪化したことなどにより、前年同四半期比48百万円(53.5%)減の営業利益42百万円、経常損失14百万円(前年同四半期は経常利益36百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失28百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益49百万円)となりました。」
原価率の悪化が営業利益の減少、経常損失および親会社株主帰属の四半期純損失として記載されている。