中国・新興国の経済減速と世界経済の先行き不透明感
FY2016-Q3に初出。36回の記載のうち18回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2016。直近の記載は2026-09-25。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。168社中125社が悪化側に。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間会計期間における世界経済は、各国の貿易政策の変更に伴う景気減速懸念がある一方で、AIをはじめとするテクノロジー関連分野への投資拡大や、概ね緩和的な財政・金融政策に支えられ、緩やかながらも堅調に推移いたしました。」
従来の地政学的・関税政策リスクに加え、各国の貿易政策の変更に伴う景気減速懸念を記載している。一方、AI投資や財政・金融政策による下支えも併記している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「今後の経済環境につきましては、世界経済は米国の関税政策の影響や継続する地政学的なリスクへの懸念などにより緩やかな成長にとどまると見込まれます。」
従来の地政学的リスク等に加え、米国の関税政策の影響を世界経済の不透明要因として記載している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当中間会計期間における世界経済は、総じて緩やかな成長が続いているものの、米国新政権下における政策運営を巡る不確実性や、地政学的なリスクの高まりにより先行き不透明な状況が続いております。」
従来の国際情勢等による不透明感に加え、米国新政権下の政策運営を巡る不確実性と地政学的リスクの高まりを記載している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間における世界経済は、緩やかな成長が続いているものの、欧米諸国の政策金利動向、中国における不動産市況の停滞に伴う景気の減速、ウクライナや中東情勢等、先行き不透明な状況が続いております。」
世界経済は緩やかな成長が続く一方、欧米の政策金利、中国の不動産市況、ウクライナ・中東情勢による先行き不透明感が続くとの認識を再掲している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間における世界経済は、緩やかな成長が続いているものの、欧米諸国の政策金利の高止まりや中国における不動産市況の停滞に伴う景気の減速、ウクライナや中東情勢等、先行き不透明な状況が続いております。」
世界経済は緩やかな成長が続く一方、欧米の政策金利、中国の不動産市況、ウクライナ・中東情勢による先行き不透明感が続くとの認識を再掲している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間における世界経済は、緩やかな成長が続いているものの、世界的な金融引締めや急激な為替変動、中国における不動産市況の停滞に伴う影響、ウクライナや中東情勢等、先行き不透明な状況が続いております。」
従来の不透明要因に加え、世界的な金融引締め、中国の不動産市況停滞、ウクライナ・中東情勢を挙げている。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間における世界経済は、ウクライナ情勢を受けた資源・エネルギー価格の高騰、インフレリスクに対応した欧米諸国での政策金利の引き上げ、中国の景気減速等、先行き不透明な状況が続いております。」
従来のウクライナ情勢、資源・エネルギー価格高騰、欧米利上げ等に加え、中国の景気減速を挙げ、世界経済の先行き不透明感が続くと記載している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間における世界経済は、ウクライナ情勢を受けた資源・エネルギー価格の高騰、インフレリスクに対応した欧米諸国での政策金利の引き上げや急激な為替変動、新型コロナウイルス感染症に伴うサプライチェーンへの影響等、依然として先行き不透明な状況が継続しております。」
ウクライナ情勢、資源・エネルギー価格高騰、政策金利引き上げ、為替変動、感染症に伴うサプライチェーン影響による世界経済の不透明感を継続して記載している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期累計期間における世界経済は、ウクライナ情勢を受けた資源・エネルギー価格の高騰、インフレリスクに対応した欧米諸国での政策金利の引き上げや急激な為替変動、新型コロナウイルス感染症に伴うサプライチェーンへの影響等、依然として先行き不透明な状況が継続しております。」
ウクライナ情勢、資源・エネルギー価格高騰、政策金利引き上げ、為替変動、感染症に伴うサプライチェーン影響による不透明感が継続していると記載した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当事業年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の進展と積極的な経済対策に支えられて力強い回復が見られたものの、急回復した需要の増加に供給が追い付かない状況となり、加えて変異株の感染拡大による中国でのロックダウンの影響等もあり、世界的な部材不足や物流の目詰まりといった供給制約の問題が発生いたしました。さらにウクライナ情勢を受けた資源・食料価格の高騰、インフレリスクに対応した欧米諸国での政策金利の引き上げ、為替変動など、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
供給制約に加え、中国ロックダウン、ウクライナ情勢、資源・食料価格高騰、インフレ対応の利上げ、為替変動が不透明要因として加わった。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間における世界経済は、先進国を中心とした新型コロナウイルスワクチン接種の進展と積極的な経済対策に支えられて力強い回復が見られたものの、急回復した需要の増加に供給が十分に追いつかない状態となり、世界的な部材不足や物流の目詰まりといった供給制約の問題が発生いたしました。更にウクライナ情勢を受けた資源価格の高騰等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。」
世界経済は回復した一方、需要急増に供給が追いつかず、部材不足・物流停滞が発生し、さらにウクライナ情勢を受けた資源価格高騰も不透明要因として加わった。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期累計期間における世界経済は、先進国を中心とした新型コロナウイルスワクチン接種の進展と積極的な経済対策に支えられて、全体として堅調な回復が続きました。一方で急回復した需要の増加に供給が十分に追いつかない状態となり、世界的な部材不足や物流の目詰まりといった供給制約の問題が発生しております。更に国内では、変異株の発生に伴い新型コロナウイルス感染症が再拡大しており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。」
世界経済は回復する一方、需要急増に供給が追いつかず、部材不足・物流停滞が発生し、国内では変異株による感染再拡大も記載されている。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間における世界経済は、先進国を中心とした新型コロナウイルスワクチン接種の進展と積極的な経済対策に支えられて、全体として堅調な回復が続きました。一方、東南アジアにおいて夏場にデルタ株が急速に流行し、工場が一時的に閉鎖されたこと等によりグローバルなサプライチェーンに混乱が生じるなど、わが国も含め世界的な部材不足や物流の目詰まりといった供給制約の問題が発生しており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。」
先進国の回復が続く一方、デルタ株による工場閉鎖、サプライチェーン混乱、世界的な部材不足・物流停滞が発生し、先行き不透明感が続いている。 - FY2021-Q3中国・米国の回復と日本の不透明感有価証券報告書
「経済活動をいち早く再開した中国経済は回復が継続し、米国経済も大規模な追加経済対策に加え、ワクチンの接種ペースが加速するもとで、経済活動への制限措置が段階的に解除されていることから、回復が目立っています。わが国経済におきましては、幅広く経済活動が制約された令和2年4~5月をボトムに、基調としては持ち直しておりますが、変異株流入によって感染症が拡大する中、一部の地域では緊急事態宣言が再び発令されるなど、先行き不透明な状況が続いております。」
中国・米国の回復が具体化する一方、日本では変異株と緊急事態宣言により先行き不透明感が残るという地域別の状況を記載している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に対する防疫措置緩和により、停滞していた経済活動が段階的に再開し、令和2年前半に大幅に落ち込んだ状態からは持ち直しています。一方、米欧を始めとする国・地域では、新規感染者数が再び増加する中で、対面型サービス業を中心に下押し圧力が強まりました。」
経済活動の段階的な再開と持ち直しを記載する一方、新規感染者数の再増加による景気下押し圧力を継続して記載している。 - FY2021-Q1経済活動再開と感染再拡大懸念有価証券報告書
「世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に対する防疫措置緩和により、停滞していた経済活動が段階的に再開したものの、欧州での感染再拡大などを背景に、再び景気悪化への懸念が高まりました。」
前期の経済活動停滞から段階的な再開がみられる一方、欧州での感染再拡大により再び景気悪化への懸念が高まったと記載している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「また、世界経済につきましても新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大によって大きく落ち込んだ状態となっており、その終息時期の見通しは立たず、先行き不透明感が強まる状況で推移しております。」
新型コロナウイルス感染症の爆発的拡大により世界経済が大きく落ち込み、終息時期の見通しが立たない状況として不透明感が強まった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「また、世界経済につきましても新型コロナウイルス感染症の拡大によって世界各国で経済活動が停滞し、更にその終息時期の見通しは立たず、先行き不透明感が強まる状況で推移しております。」
新型コロナウイルス感染症の拡大により世界各国の経済活動が停滞し、終息時期の見通しが立たない状況として、世界経済の不透明感が強まった。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「一方、世界経済は米中間の貿易摩擦問題、新型肺炎の感染拡大、英国のEU離脱問題などの影響により、先行き不透明感が強まる状況で推移しております。」
従来の米中貿易摩擦や英国のEU離脱に加え、新型肺炎の感染拡大を世界経済の先行き不透明化要因として追加している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「一方、世界経済は米中間の貿易摩擦問題や、英国のEU離脱など経済政策を巡る不確実性が高まっていることも影響し、中国や欧州を中心に減速の動きが見られ、先行き不透明感が強まる状況で推移いたしました。」
米中貿易摩擦、英国のEU離脱、中国・欧州を中心とする減速、世界経済の先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「世界経済は米中間の貿易摩擦問題や、英国のEU離脱など経済政策を巡る不確実性が高まっていることも影響し、中国や欧州を中心に減速の動きが見られ、先行き不透明感が強まる状況で推移いたしました。」
中国・欧州の減速に加え、米中貿易摩擦や英国のEU離脱を背景とする不確実性の高まりを記載している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「世界経済では、米国と欧州は引き続き堅調に推移しましたが、中国においては米中間の貿易摩擦の深刻化を背景に中国景気は減速傾向にあり、世界経済の先行き不透明感が強まる状況で推移いたしました。」
米国・欧州の堅調さと対照的に、中国景気の減速および米中貿易摩擦を背景とする世界経済の不透明感を継続記載している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「世界経済では、米国と欧州は引き続き堅調に推移しましたが、中国においては景気が緩やかな減速傾向にあり、米中間の貿易摩擦の深刻化による中国景気の一段の後退が、世界経済全体の減速に繋がるのではないかとの懸念が高まっております。」
中国景気の減速に加え、米中貿易摩擦の深刻化による中国景気の一段の後退と世界経済減速への懸念を新たに明示している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「世界経済は、米国と欧州の経済が堅調に推移したことに加え、新興国経済の緩やかな回復が継続し、着実な改善を続けております。」
米国・欧州の堅調さ、新興国経済の回復、世界経済の改善を継続して記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「世界経済は、米国と欧州の経済が堅調に推移したことに加え、新興国経済の緩やかな回復が継続し、着実な改善を続けております。」
米国・欧州の堅調さ、新興国経済の回復、世界経済の改善を継続して記載している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「世界経済は、米国と欧州の経済が堅調に推移したことに加え、新興国経済の緩やかな回復が継続し、着実な改善を続けております。」
米国・欧州の堅調さと新興国経済の回復、世界経済の着実な改善を継続して記載している。 - FY2018-Q2後退有価証券報告書
「世界経済は、米国と欧州の経済が堅調に推移したことに加え、新興国経済の緩やかな回復が継続し、着実な改善を続けております。」
世界経済について、前回まで記載されていた個別の不確実性要因を示さず、米国・欧州・新興国の回復と着実な改善を記載している。 - FY2018-Q1不確実性要因追加有価証券報告書
「世界経済は、米国と欧州の経済が堅調に推移したことに加え、新興国経済の緩やかな回復が継続し、総じてみれば成長が続いておりますが、リスク要因としては北朝鮮情勢の緊迫化、米国新政権の経済政策運営やその新興国経済への影響、英国の欧州連合(EU)離脱交渉の展開やその影響等が挙げられております。」
世界経済の成長継続を記載する一方、従来の米国政策、英国EU離脱に加えて北朝鮮情勢の緊迫化をリスク要因として挙げている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「世界経済は、総じてみれば緩やかな成長が続きましたが、リスク要因としては米国新政権の経済政策運営やその新興国経済への影響、英国の欧州連合(EU)離脱交渉の展開やその影響等が挙げられております。」
世界経済は緩やかな成長が続いたとする一方、米国新政権の政策運営、新興国への影響、英国のEU離脱交渉を不確実性要因として継続記載している。 - FY2017-Q2不確実性要因の更新有価証券報告書
「世界経済は、緩やかな回復に転じておりますが、米国新政権の政策運営やその新興国経済への影響、欧州各国の国政選挙等を巡る不確実性は根強く、世界経済全体は先行き不透明な状況が続いております。」
世界経済は緩やかな回復に転じたとする一方、不透明要因として米国新政権の政策運営、新興国経済への影響、欧州各国の国政選挙を新たに挙げている。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「世界経済では、米国経済は雇用情勢や個人消費が堅調に推移し、欧州経済でも内需主導で緩やかな回復が続いておりますが、英国の欧州連合(EU)離脱問題、中国やその他の新興国経済の減速により、世界経済全体は先行き不透明な状況が続いております。」
英国のEU離脱問題、中国・新興国経済の減速による世界経済の先行き不透明感を再掲している。 - FY2016悪化有価証券報告書
「世界経済では、米国経済は雇用情勢や個人消費が底堅く、欧州経済でも内需主導で緩やかな回復が続いておりますが、英国の欧州連合(EU)離脱問題、中国やその他の新興国経済の減速により、世界経済全体は先行き不透明な状況が続いております。」
中国・新興国の減速に加えて英国のEU離脱問題が不透明要因として加わっている。 - FY2016-Q3初出有価証券報告書
「世界経済では、米国や欧州は堅調な個人消費により緩やかな成長が続いておりますが、中国及び新興国における経済減速が一層鮮明になり、世界経済全体は先行き不透明な状況が続いております。」
中国・新興国の経済減速が鮮明になっていることと、世界経済の先行き不透明感をリスクとして記載している。