金融商品に係る信用・流動性・金利変動リスクの管理
FY2017に初出。9回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2024-Q3。直近の記載は2026-08-04。
ダイキン工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。17社中7社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに4社。
- 2026-08-04顕在化決算
「有利子負債比率は、前連結会計年度末の18.8%から23.8%となりました。」
短期借入金の増加等により、有利子負債比率が前年度末から上昇した。 - FY2026有利子負債比率低下有価証券報告書
「有利子負債については、1年内返済予定の長期借入金の増加等により、前連結会計年度に比べて1,077億55百万円増加し、1兆946億56百万円となりましたが、総資産の増加により有利子負債比率(有利子負債/総資産)は、19.2%から18.8%となりました。」
有利子負債残高は増加した一方、総資産の増加により有利子負債比率は19.2%から18.8%へ低下した。 - FY2025有利子負債比率低下有価証券報告書
「有利子負債については、長期借入金の増加等により、前連結会計年度に比べて186億61百万円増加し、9,869億円となりましたが、総資産の増加により有利子負債比率(有利子負債/総資産)は、19.8%から19.2%となりました。」
有利子負債残高は増加した一方、総資産の増加により有利子負債比率は19.8%から19.2%へ低下した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「支払利息 23,200 為替差損 12,108」
当中間期に支払利息23,200百万円と為替差損12,108百万円を計上し、金利・為替変動の影響が実績に現れた。一方、有利子負債比率は19.8%から19.5%へ低下した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「営業外損益は、支払利息が増加したこと等により、前連結会計年度に比べて268億57百万円減少し、376億45百万円のマイナスとなりました。」
金利上昇を背景に支払利息が増加し、営業外損益の悪化を通じて経常利益が前期比3.2%減となった。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面では、営業利益は3,064億90百万円(前年同期比0.9%増)となりましたが、主に金利上昇による支払利息の増加等により経常利益は2,821億13百万円(前年同期比5.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,938億50百万円(前年同期比7.2%減)となりました。」
金利上昇による支払利息の増加が経常利益・親会社株主帰属利益の減少要因として実績に現れた。 - FY2022前進有価証券報告書
「デリバティブ取引は、外貨建債権・債務に係る為替変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした為替予約取引等、借入金に係る金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利スワップ取引等、原材料の市場価格変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした商品先物取引であります。」
従来の信用・流動性・金利・為替管理に加え、原材料価格変動に対する商品先物取引を含むヘッジ運用を明示している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、与信管理規程及びグローバル経理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行っております。」
信用リスク、流動性リスク、金利変動リスクについて、与信管理、資金繰り計画、コミットメントライン、金利スワップ等による管理を継続している。 - FY2017初出有価証券報告書
「営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されている。当該リスクに関しては、与信管理規程及びグローバル経理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を把握する体制としている。営業債務、借入金及び社債は流動性リスクに晒されているが、経理財務本部が適時に資金繰計画を作成・更新することなどにより管理しており、資金調達マーケットに急激な変化があった場合でも資金決済を行えるよう、コミットメントライン枠を設定し、流動性リスクに備えている。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに晒されているが、このうち長期のものの一部については、金利スワップ取引等のデリバティブ取引を利用してヘッジしている。」
顧客信用、資金流動性、借入金利の変動を金融リスクとして整理し、与信管理、資金繰り計画、コミットメントライン、金利スワップで管理している。