高い有利子負債依存度と資金調達制約
FY2017に初出。13回の記載のうち11回が「対処」で、最初の「対処」はFY2018。直近の記載はFY2027-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。105社中26社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに84社。
- FY2027-H1対処有価証券報告書
「流動負債は、31億52百万円となり前連結会計年度末と比べ6億39百万円減少いたしました。これは、1年内返済予定の長期借入金が2億52百万円、短期借入金が2億10百万円、買掛金、電子記録債務の仕入債務が68百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。」
短期借入金と1年内返済予定の長期借入金が減少し、流動負債は前期末比6億39百万円減少した。高い有利子負債依存度に関する財務負担は中間期末の残高に反映されている。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「流動負債は、39億89百万円となり前連結会計年度末と比べ1億64百万円増加いたしました。これは、未払法人税等が59百万円減少したものの支払手形及び買掛金が58百万円、短期借入金が56百万円、1年内返済予定の長期借入金が1億32百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。 固定負債は、17億68百万円となり前連結会計年度末と比べ3億68百万円減少いたしました。これは長期借入金が3億42百万円減少したことなどによるものであります。」
短期借入金等は増加したが、長期借入金は3億42百万円減少し、固定負債全体も3億68百万円減少した。 - FY2025対処有価証券報告書
「有利子負債残高(百万円) 3,672 2,008 総資産残高(百万円) 16,681 15,700 有利子負債依存度(%) 22.0 12.8」
有利子負債残高は36億72百万円から20億8百万円へ、有利子負債依存度は22.0%から12.8%へ低下した。資金調達制約と財務維持要件のリスクは引き続き開示している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「流動負債は、43億85百万円となり前連結会計年度末と比べ10億65百万円減少いたしました。これは、短期借入金が11億55百万円減少したことなどによるものであります。固定負債は、23億26百万円となり前連結会計年度末と比べ2億17百万円減少いたしました。これは長期借入金が2億11百万円減少したことなどによるものであります。」
短期借入金が11億55百万円、長期借入金が2億11百万円減少し、有利子負債残高の減少が中間期末の財政状態に表れている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「有利子負債残高(千円) 3,442,810 3,672,862 総資産残高(千円) 16,238,801 16,681,725 有利子負債依存度(%) 21.2 22.0」
有利子負債残高は34億4,281万円から36億7,286万円へ、有利子負債依存度は21.2%から22.0%へ上昇した。財務維持要件への抵触時には返済を求められる可能性があると記載している一方、未実行残高9億円のコミットメントラインを確保している。 - FY2023対処有価証券報告書
「有利子負債残高(千円) 3,969,476 3,442,810 総資産残高(千円) 13,487,001 16,238,801 有利子負債依存度(%) 29.4 21.2」
有利子負債残高は39億6,947万円から34億4,281万円へ、有利子負債依存度は29.4%から21.2%へ低下した。資金調達制約や財務維持要件は引き続き開示している。 - FY2022対処有価証券報告書
「有利子負債残高(千円) 5,001,551 3,969,476 総資産残高(千円) 12,388,300 13,487,001 有利子負債依存度(%) 40.4 29.4」
有利子負債残高は50億15百万円から39億69百万円へ、有利子負債依存度は40.4%から29.4%へ低下した。一方、資金調達制約の可能性と財務維持要件は引き続き記載している。 - FY2020対処有価証券報告書
「有利子負債残高(千円) 5,171,292 総資産残高(千円) 12,257,259 有利子負債依存度(%) 42.2」
有利子負債依存度は前期の42.5%から42.2%へ低下した一方、相対的に高い水準および資金調達制約の可能性は引き続き記載している。 - FY2018対処有価証券報告書
「有利子負債残高(千円) 5,570,551 総資産残高(千円) 11,806,803 有利子負債依存度(%) 47.2」
有利子負債残高は前期の58億24百万円から55億70百万円へ、有利子負債依存度は47.5%から47.2%へ低下した。一方、依存度は相対的に高い水準と引き続き説明している。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社グループは、当連結会計年度において、「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消いたしましたが、有利子負債依存度は相対的に高い水準で推移しております。このような状況のなか、金融政策の変化、当社の信用力の低下等により資金調達に制約を受けた場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
有利子負債残高58億24百万円、有利子負債依存度47.5%を示し、金融政策や信用力低下による資金調達制約をリスクとしている。