新型コロナウイルス感染拡大による受注・操業・サプライチェーンリスク
FY2020に初出。16回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2025削除有価証券報告書今回の経営環境、事業等のリスクおよび対処すべき課題の主要な記載において、新型コロナウイルス感染拡大による受注・操業・サプライチェーンリスクへの個別言及はない。
- FY2024-Q2対処有価証券報告書
「一方、電子部品事業においては、半導体等の部品不足は改善傾向にあるものの、供給が不安定な状況は継続しており、今後の動向を引き続き注視する必要があります。」
半導体等の部品不足は改善傾向にあるとされ、前四半期の部品不足による影響継続から一部緩和が示された。一方、供給の不安定さは残っている。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「一方、電子部品事業においては、半導体等の部品不足による影響が継続しており、今後の動向を引き続き注視する必要があります。」
半導体等の部品不足による影響が電子部品事業に継続して実際に現れていると説明している。 - FY2023対処有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症による規制が徐々に緩和され、経済活動の正常化が進展したことにより、設備投資は回復基調となりました。」
新型コロナウイルス感染症に伴う規制の緩和と経済活動の正常化を記載し、従来の感染拡大による下振れ状況からの一部改善を示している。一方、部品供給の不安定さは残っている。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「一方、電子部品事業においては、半導体等の部品不足は徐々に回復傾向にあるものの、今後の動向を引き続き注視する必要があります。」
半導体等の部品不足は徐々に回復傾向にあると説明され、電子部品事業への供給制約の影響は一部緩和している。一方、今後の動向を注視する必要性は残っている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、電子部品事業においては、半導体等の部品不足は徐々に回復傾向にあるものの、自動車の減産等の影響は続いており、未だ先行き不透明な状況であります。」
半導体等の部品不足には回復傾向が見られる一方、自動車の減産等による電子部品事業への影響が続いており、供給制約・感染症関連リスクの実際の影響を再確認している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「一方で、電子部品事業においては、サプライチェーンの逼迫等による自動車の減産の影響が続いており、厳しい環境となりました。」
サプライチェーン逼迫等による自動車減産の影響が、電子部品事業の減収・減益として当四半期にも実際に続いている。 - FY2022対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、業績への影響は軽微でありますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって浮き彫りとなった課題やリスク、対応策について、」
感染症による業績影響は軽微との認識に変化した一方、感染者発生による業務推進リスクと感染防止策は引き続き課題としている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、各国のワクチン接種の進展等により経済活動が正常化に向かう中、景気の回復を維持しておりますが、足許はサプライチェーンの逼迫や新型コロナウイルスの新たな変異株の急速な感染拡大等の影響を受け、回復ペースがスローダウンしており、先行きに不透明感があります。 また、電子部品事業においても、サプライチェーンの逼迫等による自動車の減産の影響を受けております。」
新たな変異株の感染拡大とサプライチェーン逼迫により景気回復が鈍化し、電子部品事業では自動車の減産を通じて実際の影響が続いていると説明している。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、世界的な半導体不足に加え、東南アジアでの変異株による新型コロナウイルス感染再拡大によって生じた部品供給不足が各国の生産活動に影響を及ぼしつつあり、当社グループにおいては、特に自動車の減産により、電子部品事業が影響を受けております。」
新型コロナウイルス感染再拡大等に伴う部品供給不足が各国の生産活動に影響し、自動車の減産を通じて電子部品事業に実際の影響が生じている。 - FY2022-Q1設備投資再開と回復遅れの併存有価証券報告書
「当社グループの主力となるポンプ事業を取り巻く環境は、主要顧客である化学業界において設備投資再開の動きが見られるものの、本格的な回復には時間を要すると見込んでおります。」
主要顧客である化学業界で設備投資再開の動きが見られる一方、本格的な回復には時間を要するとしており、新型コロナウイルス感染拡大後の需要回復と残存する回復遅れを併記している。 - FY2021対処有価証券報告書
「一方で足許の状況は、ポンプ事業、電子部品事業ともに持ち直しが続いていることから、次期の業績への影響につきましては軽微であると見込んでおります。」
新型コロナウイルス感染症の影響は当年度の受注・売上に現れた一方、両事業の持ち直しを踏まえ、次期業績への影響は軽微との見込みに変化している。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「また、電子部品事業は、第2四半期以降、自動車業界の需要が回復傾向にあることから業績は持ち直しつつあるものの、世界中で新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、先行き不透明な状況であります。 このような状況の中、当社グループの主力事業であるポンプ事業は、主要顧客である化学業界において、特に海外での投資計画の見直し等による影響を受けました。」
新型コロナウイルス感染再拡大下で先行き不透明な状況が続き、海外の顧客による投資計画見直しの影響がポンプ事業に引き続き現れている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「上記を受け、当社グループの主力事業であるポンプ事業は、主要顧客である化学業界において、特に海外での投資計画の見直し等による影響を受けました。」
新型コロナウイルス感染拡大に伴う海外顧客の投資計画見直しの影響が、ポンプ事業の売上減少および低調な推移として引き続き実際に現れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「ポンプ事業は、新型コロナウイルス感染拡大により営業活動の制限や一部案件の延期等の影響を受け、低調に推移しました。」
FY2020通期では次期業績への影響可能性として示されていた新型コロナウイルス感染拡大の影響が、営業活動の制限・案件延期を通じたポンプ事業の低調として実際に発生している。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大の影響について、ポンプ事業の主要顧客である石油化学・化学業界では、一部海外において、新規プロジェクトの採算性の再評価や延期等の動きがあるなど、当社グループの受注を始めとした次期の業績に影響を及ぼす可能性が生じております。」
新型コロナウイルス感染拡大について、顧客の新規プロジェクト延期、工場の稼働停止、サプライチェーン寸断、自動車業界の生産停止等が次期業績に影響する可能性を初めて主要リスクとして明示している。