BNCT・陽子線治療など先端医療事業の実用化
FY2016に初出。7回の記載のうち5回が「前進」で、最初の「前進」はFY2019。直近の記載はFY2025。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに1社。
- FY2025前進有価証券報告書
「今回の研究開発対象である次世代BNCTシステムは、当社が既に販売しているBNCTシステムの技術的知見を活かしつつ、一部仕様を改良することにより適応拡大を目的に性能向上を目指すものであります。」
藤田医科大学と次世代BNCTシステム及び線量計算プログラムの導入契約を締結し、従来の体表面から6~8cmまでという深さの制限を緩和して、より深部のがんへの適応を目指す研究開発に進展した。 - FY2023前進有価証券報告書
「また、前立腺がん診断用標識化合物(PSMA)合成装置開発に成功しました。前立腺がん細胞の表面に存在する目印(PSMA)を検出することで、患者さんに適切な治療が提供できると期待されている診断手法で、本装置は第I相の医師主導治験において安全性を確認中であります。」
先端医療事業について、PSMA合成装置の開発に成功し、第I相の医師主導治験で安全性を確認する段階に進んだ。 - FY2022前進有価証券報告書
「また、動く臓器に対してより短時間で照射が可能となる、次世代陽子線治療システムの開発に成功し、2022年12月には台中栄民総医院から同システムを受注しました。」
先端医療事業について、次世代陽子線治療システムの開発成功と2022年12月の受注という、実用化に向けた具体的な進展を記載している。 - FY2022前進有価証券報告書
「従来、陽子線を腫瘍に照射するには長い時間が必要でした。しかし、今回開発した超電導サイクロトロンは、陽子線の強度を従来の3倍以上に高め、照射時間を1/3以下に短縮することができます。また、超電導磁石を使用することで、消費電力を40%削減し、陽子線治療システムを低コストで稼働させることが可能になりました。」
陽子線治療システムについて、超電導サイクロトロンの開発成功により、照射時間短縮及び消費電力削減につながる具体的な進展を記載している。 - FY2020達成有価証券報告書
「加速器を用いたBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)治療システムに関して、厚生労働省より世界で初めてBNCTに使用する医療機器として承認を取得しました。」
BNCT治療システムNeuCure及びBNCT線量計算プログラムNeuCureドーズエンジンについて、世界で初めてBNCT用医療機器として承認を取得した。 - FY2019前進有価証券報告書
「産業機器につきましては、陽子線がん治療システムを国内と海外のそれぞれ1施設へ引渡して治療が開始されました。引き続き、本システムに関連した開発に注力いたします。」
陽子線がん治療システムを国内・海外各1施設に引き渡し、治療開始に至ったという実用化の進展を記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「更に、サイクロトロン中性子照射システムとホウ素化合物を用いた、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)による治験(第Ⅱ相)が開始され、安全性と忍容性が確認出来た最大線量にて治験を行い、BNCTの有効性を確認する計画です。」
BNCTの第Ⅱ相治験開始、陽子線治療の世界初のラインスキャニング治療開始、医療機器製造販売承認取得を記載している。