超硬エンドミルの実績づくりと拡販
FY2016に初出。9回の記載のうち8回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017。直近の記載はFY2025。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに1社。
- FY2025前進有価証券報告書
「2025年は、超硬合金・硬脆材の切削加工領域を牽引するダイヤモンドコートUDCシリーズに「UDCSB」と「UDCSLB」を加えました。」
UDCシリーズにUDCSB・UDCSLBを追加し、高靭性超硬合金向けの2枚刃ボールエンドミルとロングネック仕様を製品化した。鋼材加工向けCLRSも開発し、高精度加工や鏡面仕上げ性能を訴求している。 - FY2023前進有価証券報告書
「生材から40HRCのプリハードン鋼に対応する2枚刃ボールロングネックタイプCWLBを2023年9月に発売しました。」
超硬エンドミルでCWLBを2023年9月に発売し、UTWCOATによる耐摩耗性向上を図った。さらに価格半額のVシリーズにスクエア形状4シリーズを追加した。 - FY2022前進有価証券報告書
「また、超硬合金・硬脆材の切削加工領域を牽引しているダイヤモンドコートUDCシリーズにおいても既存製品に対して加工能率2倍、寿命2倍以上を達成する多刃ラジアスUDCRRSを開発しました。」
UDCシリーズで既存製品比の加工能率2倍、寿命2倍以上を達成するUDCRRSを開発した。加えてHMWCOAT、CBN-PLB、VシリーズDLCコート製品などの展開も進めている。 - FY2021前進有価証券報告書
「超硬エンドミルにつきましては、精度や機能は従来品と同等で価格を半額にしたφ3mmシャンクシリーズ、“Vシリーズ”を発売しました。本シリーズは、小径エンドミルの省資源化を目指しφ3mmシャンク、全長38mmを採用し、当社の主力事業であるPCBドリルの生産技術をエンドミルへ展開することで、低価格化を実現しました。」
PCBドリルの生産技術を超硬エンドミルへ展開し、φ3mmシャンク・全長38mmのVシリーズを開発・発売した。価格半額による小径市場への展開も進めている。 - FY2020前進有価証券報告書
「超硬エンドミルにつきましては、高性能・高付加価値を特長とすべく研究開発を進めています。その中でも、超硬合金・硬脆材加工向けとして業界を牽引しているダイヤモンドコートのUDCシリーズは第3弾となる“Hシリーズ”を新規に開発し、発売しました。」
UDCシリーズHシリーズの開発・発売、HGB/HGLBおよびDLCLBシリーズのラインナップ拡充、5軸加工向けバレルエンドミルの開発・発売まで進展した。 - FY2019前進有価証券報告書
「また、昨年度発売した60HRCを超える非常に硬い被削材に対応したボールエンドミルHGB/HGLBシリーズが好評頂いており、今年度はR0.5未満サイズを開発し、お客様が使い易いようラインナップを拡充いたしました。さらに、従来から力を入れているCBNエンドミルの分野では、お客様の金型磨き作業の低減を狙い、加工面品位を大幅に向上させたラジアスシリーズCBN-RSFを新規に開発・発売いたしました。」
HGB/HGLBシリーズの小径サイズ開発・ラインナップ拡充と、CBN-RSFの新規開発・発売まで進展した。 - FY2018前進有価証券報告書
「60HRCを超える硬さの焼入れ鋼向けにHMGコートを新たに開発し、高硬度被削材用ボールエンドミルHGB/HGLBシリーズとして発売開始しました。」
超硬エンドミルでは、HMGコートおよびHGB/HGLBシリーズの開発・発売開始まで進展し、高硬度被削材向け製品の展開が具体化した。 - FY2017前進有価証券報告書
「見附市に第二工場を建設し能力増強、品揃えの拡充などを図っておりますが、引き続き全世界的な販売戦略のもと、きめ細かな対応が必要となっております。…当連結会計年度にタイ王国に子会社を設立しており今後は拡販に資するものと考えております。」
超硬エンドミルについて、見附第二工場による能力増強・品揃え拡充が進み、当年度にはタイ王国子会社も設立された。世界展開に向けた販売戦略は継続課題とされている。 - FY2016初出有価証券報告書
「この製品については実績づくりを重視すべき時期と考えております。PCBドリルよりもチャンスが多く、成長性も高い分野でありますが、最先端技術を必要とする日本の需要にしっかり取組んでいくかたちでノウハウを積上げていきたいと考えております。試用機会や露出機会を増やすため、展示会出展、迅速な試作品・特殊品対応が必要で、それを可能にする能力増強、品揃えの拡充などを図ってまいります。」
超硬エンドミルを成長性の高い分野と位置付け、日本での実績・ノウハウ蓄積を重視し、展示会、試作品・特殊品対応、能力増強、品揃え拡充を進める計画が初めて具体化されている。