海外景気の減速と先行き不透明感
FY2016-Q2に初出。16回の記載のうち8回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
ナブテスコがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。158社中141社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに46社。
- FY2024悪化有価証券報告書
「自動ドアでの好調な需要や為替効果に加え、航空機器及び舶用機器においても需要が好調であった一方、精密減速機での世界的な自動車を中心とした設備投資の減少や油圧機器での建設機械需要の減少の影響を受け、売上高は323,384百万円となりました。」
精密減速機の設備投資減少や油圧機器の建設機械需要減少が通期業績に現れ、海外・産業景気の悪化影響が続いている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「自動ドアにおいて好調な国内外の建物用ドア需要や海外事業での為替効果があったことに加え、航空機器においては民間・防衛向けともに需要が伸びたことにより増収となりましたが、コンポーネントソリューション事業では大幅な需要減少により減収となった」
コンポーネントソリューション事業で大幅な需要減少が生じ、油圧機器では中国に加えて欧米・東南アジアでも建設機械需要の低迷が続いている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「建設機械向け油圧機器は、日本及び欧米市場では需要が堅調に推移しましたが、中国市場では需要が一段と減少したため、売上高は前期比で減少となりました。」
中国市場の建設機械向け需要が一段と減少し、海外景気・市場環境の悪化が通期業績に現れている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「建設機械向け油圧機器において中国市場での需要が大幅に減少したものの、産業用ロボット向け精密減速機において高い需要が継続した」
中国市場での建設機械向け油圧機器需要の大幅減少が通期業績にも現れ、海外事業環境の悪化を記載している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、建設機械向け油圧機器において中国市場の需要低迷が継続したものの、精密減速機において産業用ロボット向けの高い需要により、売上高は218,932百万円となりました。」
中国市場の建設機械向け油圧機器需要の低迷と、上海市ロックダウンによる中国子会社操業停止の影響が継続している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、精密減速機において産業用ロボット向けの高い需要が継続しましたが、建設機械向け油圧機器においては中国での需要が大幅に減少したことに加え、上海市の都市封鎖(ロックダウン)により中国子会社の操業が一時停止したこと等により、売上高は、前年同期比3,513百万円(△2.4%)減少し142,195百万円となりました。」
中国での建設機械向け油圧機器需要の大幅減少に加え、上海市のロックダウンによる中国子会社の一時操業停止が発生し、海外事業環境の悪化要因が具体化している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「産業用ロボット向け精密減速機の高い需要が継続しましたが、中国で油圧機器の需要が大幅に減少したことに加え、鉄道車両用機器でも国内及び中国市場において新型コロナウイルスの影響により需要が減少しました。」
産業用ロボット向け需要が継続する一方、中国の油圧機器需要が大幅に減少し、鉄道車両用機器でも国内・中国市場の需要減少が記載されている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「国内外で移動制限の影響が継続したことにより航空機器、鉄道車両用機器では需要が減少したものの、産業用ロボット向け精密減速機では、自動車産業を中心とした世界的な設備投資が旺盛であったこと」
国内外で移動制限の影響が続き、航空機器・鉄道車両用機器の需要減少が通期でも記載されている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの当第3四半期連結累計期間において、航空機器、鉄道車両用機器は、新型コロナウイルスによる世界的な移動制限の影響が継続したため需要が減少しました。」
新型コロナウイルスによる世界的な移動制限が続き、航空機器・鉄道車両用機器の需要減少が継続している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルスによる世界的な移動制限の影響が継続し、航空機器、鉄道車両用機器では需要が減少しました。」
新型コロナウイルスによる世界的な移動制限が継続し、航空機器・鉄道車両用機器の需要減少が引き続き記載されている。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルスによる世界的な移動制限の影響を受け、航空機器、鉄道車両用機器等では売上高が減少しましたが、産業用ロボット向け精密減速機が好調に推移したことに加え、中国での建設機械向け油圧機器も好調を維持しました。」
新型コロナウイルスによる世界的な移動制限が航空機器・鉄道車両用機器等の売上減少に影響した一方、精密減速機や油圧機器では需要回復が記載されている。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「油圧機器は3月以降中国市場での需要が回復したものの、新型コロナウイルスの影響により先進国や東南アジア市場等では需要が減少し、売上高は前年同期比減収となりました。」
新型コロナウイルスの影響が海外市場の需要減少として継続しており、中国市場で回復がみられる一方、先進国や東南アジア市場では需要が減少している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルスの影響は中国では収束の動きが見られる一方、欧米、日本、アジアでの感染拡大により世界的な経済環境に影を落としています。」
新型コロナウイルスの感染拡大により、欧米、日本、アジアを含む世界的な経済環境への影響が明示され、海外景気の不透明感が強まっている。 - FY2016再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、英国のEU離脱決定や米国大統領選挙などを背景に欧米での先行き不透明感が継続し、新興国では中国の成長鈍化及び東南アジア諸国での停滞など、全体として牽引役不在のまま、やや低調に推移しました。」
英国のEU離脱決定や米国大統領選挙を背景とした欧米の不透明感、中国の成長鈍化、東南アジアの停滞を引き続き記載している。 - FY2016-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、原油安の継続や、英国のEU離脱などを背景に欧米での先行きの不透明感が継続し、新興国では中国の成長鈍化および東南アジア諸国での停滞など、全体として牽引役不在のままやや低調に推移しました。」
欧米の先行き不透明感、中国の成長鈍化、東南アジアの停滞および牽引役不在という海外景気の懸念を継続して記載している。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「原油安が続く中、英国のEU離脱やテロに対する懸念などを背景に欧米での先行きの不安定感が継続し、新興国では中国の成長鈍化および東南アジア諸国での停滞など、全体として牽引役不在のまま低調に推移しました。」
欧米の不安定感、中国の成長鈍化、東南アジアの停滞など、海外景気の牽引役不在を外部環境として記載している。