借入依存と流動性リスク
FY2016に初出。30回の記載のうち19回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。105社中26社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに84社。
- FY2026対処有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における借入金、社債及びリース債務を含む有利子負債の残高は302,917千円となっており、現金及び現金同等物の残高は3,087,552千円となっています。」
有利子負債は302,917千円、現金及び現金同等物は3,087,552千円となり、手許流動性が有利子負債を大きく上回る状態を維持している。営業活動によるキャッシュ・フローも756,705千円の収入となった。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「負債合計は1,677,477千円となり、前連結会計年度末に比べ838,399千円減少しました。これは主に、流動負債のその他が370,993千円、支払手形及び買掛金が290,288千円、未払法人税等が174,737千円減少したことによるものです。」
現金及び現金同等物は88,590千円減少した一方、負債合計は838,399千円減少し、短期借入金も150,000千円まで低下した。借入依存・流動性エクスポージャーは全体として低下している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「負債合計は1,664,537千円となり、前連結会計年度末に比べ1,588,448千円減少しました。……当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は2,127,518千円となり、前連結会計年度末に比べ318,913千円の減少となりました。」
現金及び現金同等物は減少したものの、負債合計は前期末から1,588,448千円減少し、短期借入金も100,000千円まで減少している。借入依存・流動性エクスポージャーは全体として低下している。 - FY2024対処有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における借入金、社債及びリース債務を含む有利子負債の残高は319,961千円となっており、現金及び現金同等物の残高は2,446,431千円となっています。」
有利子負債は前期末の1,194,351千円から319,961千円へ減少し、現金及び現金同等物は2,446,431千円となった。借入依存・流動性エクスポージャーはさらに低下している。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「負債合計は2,398,637千円となり、前連結会計年度末に比べ857,699千円減少しました。これは主に、短期借入金が747,282千円、支払手形及び買掛金が168,479千円それぞれ減少したことによるものです。」
現金及び預金は599,483千円減少した一方、負債合計と短期借入金が大きく減少し、借入依存・流動性エクスポージャーは前連結会計年度末から低下している。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は2,179,221千円となり、前連結会計年度末に比べ157,765千円の増加となりました。……負債合計は2,050,902千円となり、前連結会計年度末に比べ1,205,434千円減少しました。これは主に、短期借入金が486,752千円……減少したことによるものです。」
現金及び現金同等物が増加し、負債合計と短期借入金が減少した。営業活動によるキャッシュ・フローも1,019,249千円の収入となり、流動性・借入依存の状況が改善している。 - FY2023対処有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における借入金、社債及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,194,351千円となっており、現金及び現金同等物の残高は2,021,456千円となっています。」
有利子負債残高は前期末の1,250,667千円から1,194,351千円へ減少し、現金及び現金同等物2,021,456千円が有利子負債を上回る状態を継続している。短期借入・当座借越契約等による流動性確保方針も記載している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末の資産合計は8,189,748千円となり、前連結会計年度末に比べ768,026千円増加しました。これは主に、現金及び預金が371,495千円減少した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が752,422千円、仕掛品が159,701千円、電子記録債権が157,545千円、土地が149,095千円それぞれ増加したことによるものです。負債合計は2,910,576千円となり、前連結会計年度末に比べ459,015千円増加しました。これは主に、未払法人税等が160,453千円、1年内返済予定の長期借入金が129,476千円それぞれ減少した一方で、支払手形及び買掛金が477,166千円、短期借入金が155,633千円それぞれ増加したことによるものです。」
現金及び預金が371,495千円減少し、負債合計が459,015千円、短期借入金が155,633千円増加しており、前期末から借入依存・流動性エクスポージャーが拡大している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は1,780,661千円となり、前連結会計年度末に比べ246,631千円の減少となりました。」
現金及び現金同等物が前期末から246,631千円減少し、流動性バッファーが縮小した。一方、営業活動によるキャッシュ・フローは50,490千円の収入、短期借入金は865,594千円で、前期末から減少している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「負債合計は2,813,398千円となり、前連結会計年度末に比べ361,837千円増加しました。これは主に、流動負債のその他が180,884千円減少した一方で、短期借入金が311,152千円、支払手形及び買掛金が113,774千円それぞれ増加したことによるものです。」
短期借入金が311,152千円増加し、負債合計も361,837千円増加した。現金及び預金は521,464千円減少しており、前期末の流動性改善から借入依存・資金流出の状況へ変化している。 - FY2022対処有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,250,667千円となっており、現金及び現金同等物の残高は2,027,293千円となっています。」
現金及び現金同等物が2,027,293千円となり、有利子負債1,250,667千円を上回った。短期借入金は増加しているものの、手許流動性を確保する方針とともに開示している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末の資産合計は6,823,128千円となり、前連結会計年度末に比べ322,018千円増加しました。これは主に、その他流動資産が205,483千円減少した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が325,067千円、現金及び預金が218,569千円それぞれ増加したことによるものです。負債合計は2,275,852千円となり、前連結会計年度末に比べ256,974千円減少しました。」
現金及び預金が218,569千円増加し、負債合計が256,974千円減少したことで、流動性・借入依存の状況は前回より改善している。一方、短期借入金は344,685千円増加している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は1,204,032千円となり、前連結会計年度末に比べ380,952千円の減少となりました。……負債合計は2,315,249千円となり、前連結会計年度末に比べ217,577千円減少しました。これは主に、短期借入金が266,548千円増加した一方で、支払手形及び買掛金が365,872千円、その他流動負債が120,496千円それぞれ減少したことによるものです。」
現金及び現金同等物が減少し、短期借入金が増加した。負債合計は減少したものの、短期借入金への依存と営業活動によるキャッシュ・フローのマイナス421,306千円が示され、流動性エクスポージャーが拡大している。 - FY2021対処有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は796,926千円となっており、現金及び現金同等物の残高は1,584,985千円となっています。」
有利子負債は前期末の1,444,438千円から796,926千円へ減少し、現金及び現金同等物は978,383千円から1,584,985千円へ増加した。営業活動によるキャッシュ・フローも1,693,909千円の収入となり、流動性・借入依存の状況が改善している。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「負債合計は2,627,048千円となり、前連結会計年度末に比べ686,373千円減少しました。これは主に、長期借入金が150,000千円、支払手形及び買掛金が139,903千円増加した一方で、短期借入金が643,447千円、流動負債のその他が378,873千円減少したことによるものです。」
短期借入金と負債合計が前連結会計年度末から減少し、借入依存・流動性エクスポージャーの一部低減が示されている。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「負債合計は2,560,953千円となり、前連結会計年度末に比べ752,467千円減少しました。これは主に、長期借入金が200,000千円増加した一方で、その他流動負債が491,219千円、短期借入金が400,546千円それぞれ減少したことによるものです。」
現金及び現金同等物は118,612千円減少した一方、短期借入金と負債合計は前期末から減少し、借入依存・流動性エクスポージャーの一部低減が示されている。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「現金及び預金が339,985千円増加した一方で、長期借入金が200,000千円増加した一方で、流動負債のその他が551,373千円、短期借入金が175,077千円それぞれ減少しました。」
現金及び預金が増加し、短期借入金とその他流動負債が減少したことで、前期末に比べ負債合計が578,254千円減少しており、流動性・借入依存の状況は前回より改善している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,444,438千円となっており、現金及び現金同等物の残高は978,383千円となっています。」
前期末から有利子負債が1,089,289千円から1,444,438千円へ増加する一方、現金及び現金同等物は1,058,555千円から978,383千円へ減少した。会社は自己資金、短期借入及び当座借越契約等により十分な流動性を確保する方針を記載している。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は1,156,841千円となり、前連結会計年度末に比べ98,286千円の増加となりました。これは主に、その他固定負債が84,236千円、短期借入金が73,694千円それぞれ減少した一方で、その他流動負債が287,791千円、支払手形及び買掛金が177,954千円それぞれ増加したことによるものです。」
現金及び現金同等物が前期末比98,286千円増加し、短期借入金が73,694千円減少した。営業活動によるキャッシュ・フローも377,478千円の獲得となり、流動性面の状況は前回より改善している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「短期運転資金及び研究開発費につきましては、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、資金繰りの状況及び見通しを把握し、かつ、多数の金融機関との間で当座借越契約を締結することで、十分な流動性を確保しています。」
コミットメントラインの解約後も、自己資金・短期借入・多数の金融機関との当座借越契約により流動性を確保する方針を示している。有利子負債残高は1,089,289千円、現金及び現金同等物は1,058,555千円。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「負債合計は2,696,252千円となり、前連結会計年度末に比べ17,084千円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金が187,616千円減少した一方で、短期借入金が157,605千円、その他固定負債が56,587千円増加したことによるものです。」
前連結会計年度末比で短期借入金が157,605千円増加し、借入依存・流動性エクスポージャーが継続している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は1,006,962千円となり、前連結会計年度末に比べ376,563千円の減少となりました。……負債合計は2,861,103千円となり、前連結会計年度末に比べ181,935千円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金が103,497千円、その他流動負債が102,610千円それぞれ減少した一方で、短期借入金が388,120千円増加したことによるものです。」
現金及び現金同等物が前期末比376,563千円減少する一方、短期借入金が388,120千円増加しており、借入依存・流動性エクスポージャーが拡大している。 - FY2018対処有価証券報告書
「また、設備投資や長期運転資金につきましては、手許流動性資金を勘案の上、不足が生じる場合には、金融機関からの長期借入による調達を行う方針です。なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、1,303,263千円となっており、現金及び現金同等物の残高は、1,383,526千円となっています。」
借入金返済により有利子負債を削減し、現金及び現金同等物が有利子負債を上回る状態を開示している。また、当座貸越契約・コミットメントラインにより流動性を確保する方針を継続している。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「シンジケーション方式のコミットメントライン契約は期限延長を行いましたが、第3四半期連結会計期間末における当該契約に基づく借入残高は零であり、新たな借入を行う予定もありません。借入は、金融機関と相対取引により行っており、当面の事業資金の確保はなされていることから、財務面に支障はないものと考えています。」
シンジケーション方式契約の借入残高がゼロとなり、相対取引による借入と金融機関との関係を通じて当面の事業資金が確保されていると記載している。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「また、取引金融機関とは良好な関係を維持しており、当社に対する与信枠の増額や新たな当座貸越契約の締結を行うなど、当面の事業資金の確保はなされており、財務面に支障はないものと考えています。」
前回のコミットメントライン期限延長・相対取引への切替えに加え、与信枠の増額と新たな当座貸越契約の締結により、当面の資金確保を再確認している。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「前連結会計年度末において協議中であったコミットメントライン契約については、平成29年10月5日付で平成30年10月4日までの期限延長を行っています。また、今回のコミットメントライン契約の期限延長に参加しなかった金融機関については、相対取引への切り替えを行い、当社に対する与信枠を増額した上で取引を継続しており、財務面に支障はないものと考えています。」
金融機関との協議段階から、コミットメントラインの期限延長、相対取引への切替え、与信枠増額まで進み、会社は財務面に支障がないと判断している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当面の事業資金を確保することを目的として、取引金融機関から支援を得るべく協議を進めています。」
事業資金確保のため金融機関と協議を進める方針を再確認している。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「当面の事業資金を確保するため、取引金融機関から支援を得るべく協議を進めています。」
前四半期の「当面の事業資金は確保されている」との記載から、金融機関支援を協議する段階へ記述が変化している。第2四半期末の現金及び現金同等物は565,026千円で、期首から394,439千円減少している。 - FY2017-Q1対処有価証券報告書
「事業資金面については資金繰りを支えるコミットメントラインに付された財務制限条項に抵触している状況にはなく、コミットメントラインを構成する銀行団からも一定の理解を得られており、当面の事業資金は確保されていると判断しています。」
財務制限条項への抵触はなく、銀行団の理解も得て当面の事業資金を確保していると記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社においては、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行4行とシンジケーション方式の長期貸出コミットメント契約を締結しています。」
貸出コミットメント総額2,000,000千円、借入実行残高1,200,000千円、差引額800,000千円を開示している。