円高・海外経済減速・英国EU離脱・地政学リスクによる先行き不透明感
FY2017-Q1に初出。35回の記載のうち16回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q1。直近の記載は2026-10-16。
ダイジェット工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。21社中18社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに8社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「機械工具業界におきましても、当連結会計年度は機械工具の生産高が前年より増加いたしましたが、中東情勢の緊迫化や中国の輸出規制に伴う資源価格の高騰や供給不安等が及ぼす影響に注視が必要な状況が続いております。」
従来の地政学・通商政策リスクに加え、中国の輸出規制に伴う資源価格高騰・供給不安が明示された。 - 2026-05-15悪化業績予想の修正
「中東情勢の緊迫化に伴う資源価格の高騰や米中の通商政策をめぐる動向等を注視する必要があり、景気の先行きは不透明感が一層高まる状況となっております。」
中東情勢、資源価格、米中通商政策への言及とともに、景気の先行きの不透明感が一層高まったと記載されている。 - FY2025悪化有価証券報告書
「さらに当社グループを取り巻く経営環境につきましては、米国による関税引き上げの影響により、自動車産業等で輸出や生産の減速懸念が高まっており留意が必要な状況です。」
従来の地政学リスク、中国経済減速、円安・物価上昇に加え、米国の関税引き上げによる輸出・生産減速懸念が明示された。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
主要なリスクの発生または前事業年度の「事業等のリスク」について、重要な変更がないことを再確認している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「わが国産業におきましては、社会経済活動の正常化による景気の緩やかな回復が期待される一方で、長期化するロシア・ウクライナ情勢や中東問題、原材料やエネルギー価格の上昇、中国経済の減速懸念等が及ぼす影響を注視する必要があり、今後も不透明な経営環境が続くことが予想されます。」
従来の地政学・原材料価格・中国経済の懸念に加え、中東問題が明示され、不透明な外部環境が継続している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
主要なリスクの発生または前事業年度の「事業等のリスク」について、重要な変更がないことを再確認している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
主要なリスクの発生または前事業年度の「事業等のリスク」について、重要な変更がないことを再確認している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
主要なリスクの発生または前事業年度の「事業等のリスク」について、重要な変更がないことを再確認している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「そのような中、当社グループにおきましては、新型コロナウイルス感染症の活動制限が徐々に緩和される中、ウィズコロナのもと、引き続きリモートによる商談打合せ、WEBセミナー、メールやSNSによる製品紹介等新たな営業活動を推進するとともに、対面による営業活動も増やしつつ、販売の拡大に努めました。」
外部環境ではウィズコロナへの移行が進む一方、ウクライナ情勢、原材料・エネルギー価格高騰、金融引き締め、為替変動、世界景気後退懸念が引き続き不透明要因として記載されている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更がないことを再確認している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更がないことを再確認している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更がないことを再確認している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「わが国産業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が高止まりをしていた状況がようやく落ち着きを見せ始め、経済活動の回復への期待が高まる一方、ウクライナ情勢の深刻化、半導体・部品不足、原材料の価格上昇、物流のひっ迫等によって世界的な景気の減速が懸念され、今後も不透明な経営環境が続くことが予想されます。」
新型コロナウイルス感染症に加え、ウクライナ情勢、半導体・部品不足、原材料高、物流ひっ迫が新たな不透明要因として明示されている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「わが国産業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的流行による内外需の低迷により景気が大幅に下押しされております。政府の経済政策等により持ち直しの兆しがみられるものの、周期的な感染者数の増加により数回にわたり緊急事態宣言が発出されるなど、先行きは極めて不透明な状況にあります。」
新型コロナウイルス感染症による内外需低迷に加え、感染者数の周期的増加と複数回の緊急事態宣言が記載され、外部環境リスクが通期でも深刻化している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大による世界的な生産活動の停滞を受け、当社製品の需要は大きく減少いたしました。」
新型コロナウイルス感染症による世界的な生産活動の停滞が、当社製品需要の大幅減少として現れており、外部環境リスクの影響がさらに具体化している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の世界的な流行にともなう経済活動の停滞等により、当社グループにおける受注残高は前年同期比62.1%減の509百万円となっております。」
従来の米中貿易摩擦等に加えて、新型コロナウイルス感染症にともなう経済活動の停滞が受注残高の前年同期比62.1%減として現れ、外部環境リスクがさらに悪化している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「わが国産業界におきましては、長期化した米中間の貿易摩擦等の影響による外需の低迷により生産や輸出が弱含みで推移し、年度終盤にかけては新型コロナウイルス感染症の世界的流行により景気は大幅に下押しされており、先行きは極めて不透明な状況にあります。」
従来の米中貿易摩擦・外需低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的流行による景気下押しと極めて不透明な先行きが明示され、外部環境リスクが拡大している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「長期化した米中間の貿易摩擦の影響等により中国向けの輸出が前年同期比17.6%減となるなど、当社グループにおける事業環境は厳しさを増しつつあります。」
米中貿易摩擦の長期化が中国向け輸出の前年同期比17.6%減として現れ、外部環境リスクの影響が前四半期からさらに具体化している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「長期化した米中間の貿易摩擦の影響等により中国向けの輸出が前年同期比18.3%減となるなど、当社グループにおける事業環境は厳しさを増しつつあります。」
米中貿易摩擦の長期化が明示され、中国向け輸出が前年同期比18.3%減となるなど、外部環境リスクの影響がさらに具体化している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「保護主義的な通商政策の台頭により世界的な景気の減速が懸念される一方で、当社グループにおける受注残高は前年同期比7.9%増の1,343百万円となっております。」
保護主義的な通商政策と世界的な景気減速への懸念が引き続き記載されている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「海外では、米中貿易摩擦や英国のEU離脱等が世界経済に及ぼす影響についての見通しが難しいものとなっており、景気の動向については今まで以上に慎重に注視する必要があります。」
米中貿易摩擦、英国のEU離脱、中国経済減速などによる不透明感が継続し、北米・中国向け売上の減少も記載されている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「しかしながら保護主義的な通商政策の台頭による貿易摩擦の拡大等、景気の減速懸念に留意が必要な状況であり」
保護主義的な通商政策、貿易摩擦の拡大、景気の減速懸念が引き続き先行きの懸念材料として記載されている。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「しかしながら保護主義的な通商政策の台頭による貿易摩擦の拡大等、景気の減速懸念に留意が必要な状況であり」
保護主義的な通商政策の台頭と貿易摩擦の拡大に加え、景気の減速懸念が明示され、先行き不透明要因が具体化している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら保護主義的な通商政策による貿易摩擦の拡大等、今後の世界経済には不透明感もあり」
従来からの海外経済の不確実性に加え、保護主義的な通商政策による貿易摩擦の拡大が明示され、世界経済の不透明要因が具体化している。 - FY2018再定義有価証券報告書
「わが国産業界におきましては、国内の景気回復が期待される一方で、米国の保護主義的政策、国際政治情勢の不安定化及び地政学リスク等により景気の先行きには十分な注視が必要な状況にあります。」
従来の円高、新興国経済、英国EU離脱等の列挙から、米国の保護主義、国際政治情勢、地政学リスクを中心とする表現へリスクの焦点が組み替えられている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、欧米の政治・政策運営や中国経済の行方、朝鮮半島における地政学的リスクといった懸念材料があるものの、国内の企業収益や雇用情勢は堅調に推移し、以降も政府が掲げる「生産性革命」の実現に向けて積極的な設備投資が期待できます。」
欧米の政治・政策運営、中国経済、朝鮮半島の地政学的リスクが懸念材料として引き続き記載されている一方、国内の企業収益・雇用情勢は堅調とされている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「また海外においては、米国・欧州経済は比較的堅調に推移し、中国においても成長ペースに持ち直しがみられるものの、依然として先行き不透明な状況で推移しました。」
米国・欧州・中国の経済状況には持ち直しや堅調さが記載される一方、海外経済の先行き不透明感は継続している。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、為替の変動などの影響を受けつつも底堅く推移しておりますが、中国をはじめとする新興国経済の成長鈍化や、米国の通商政策の動向、英国のEU離脱問題等による海外経済の不確実性の高まりにより先行き不透明な状況が続いております。」
為替変動、新興国経済の成長鈍化、米国の通商政策、英国のEU離脱問題などによる海外経済の不確実性が継続している。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、年初からの継続的な円高進行が企業収益を圧迫し、中国をはじめとする新興国経済の成長鈍化や、英国のEU離脱問題等による海外経済の不確実性の高まりにより先行き不透明な状況が続いております。」
円高による企業収益の圧迫と海外経済の不確実性が継続する中、売上高・利益の減少も記載され、外部環境リスクの影響が実績として現れている。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「こうした中にあって当社グループにおきましては、切削工具では、得意分野の金型加工用工具の性能向上を目的に、昨年度開発した高硬度材加工用新被膜「新DHコート」の商品化を更に進めるとともに、より高付加価値の工具材種である超高圧焼結体(CBN焼結体)を高精度刃先交換式エンドミル「ミラーボール」用チップ「ジャイアントラジアス」に採用するなど、新たな商品展開を行いました。」
※本文では、円高進行、新興国経済の減速、英国のEU離脱問題による金融市場の混乱、地政学的リスクの高まりにより先行き不透明感が強まっていると記載されている。金融市場の混乱などの外部環境は発生済みとして扱ったが、会社固有の業績影響までは明示されていない。