製品事業部関連事業の輸送費等コスト増加による営業利益圧力
FY2019-Q3に初出。17回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022。直近の記載はFY2026。
高周波熱錬がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。7社中3社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに2社。
- FY2026対処有価証券報告書
「以上の結果、売上高は36,335百万円(前年同期比0.6%減)、利益面では、堅調に推移した海外での高強度ばね鋼線及び建設機械関連製品の増収効果や土木・建築関連製品で販売価格の改定が進んだことなどにより、営業利益は464百万円(前年同期比157.8%増)となりました。」
海外高強度ばね鋼線・建設機械関連製品の増収と価格改定の進展により、製品事業部関連事業の営業利益が大幅に増加し、従来のコスト・固定費による利益圧力が緩和した。 - 2026-05-26対処決算説明資料
「製品事業部関連: 堅調に推移した海外の自動車向け高強度ばね鋼線ITW®や建設機械部品の増収効果、土木・建築関連製品で販売価格の改定が進み始めたこと等により増益」
製品事業部関連事業では、販売価格改定や一部製品の増収により、従来の販売量減少・固定費負担による利益圧力が緩和している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「土木・建築関連製品及び国内での自動車関連製品の売上高が減少した影響により、営業利益は、78百万円(前年同期比47.0%減)となりました。」
製品事業部関連事業では、土木・建築関連と国内自動車関連の減収により営業利益が前年同期比47.0%減となった。 - FY2025セグメント別の利益圧力と改善の併存有価証券報告書
「利益面では、高強度ばね鋼線以外の自動車及び二輪車関連製品や建設機械関連製品の販売量が大幅に減少したことなどで固定費負担が増加し、収益性が低下しておりますが、土木・建築関連製品における当社の高強度せん断補強筋が採用された建築案件の増加やコスト上昇分を販売価格へ転嫁したことで、前年同期と比較し増加いたしました。」
販売量減少による固定費負担増が残る一方、建築案件の増加と価格転嫁により製品事業部関連事業の営業利益は前年同期比45.3%増となった。IH事業部関連事業では受託加工の減少により営業利益が減少しており、セグメント差が生じている。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「利益面では、全製品において販売価格改定後の売上が増加してきたことなどにより、営業利益は、148百万円(前年同期比71.7%増)となりました。」
販売価格改定後の売上増加が製品事業部関連事業の営業利益増加として現れ、従来のコスト増・価格転嫁遅延による利益圧力は緩和方向に動いている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「販売価格を改定した製品の売上が後ろ倒しとなったことなどが減益要因となり、営業利益は123百万円(前年同期比87.4%減)となりました。」
製品事業部関連事業では、販売量減少による固定費負担増に加え、価格改定製品の売上後ろ倒しが利益圧力となり、営業利益が前年同期比87.4%減となった。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「一方、利益面では、自動車関連製品の販売量は増加したものの、土木・建築関連製品や建設機械関連製品の販売量が減少したことによる固定費負担増、さらに、上記で記載したような影響による建設工事の着工遅れなどにより、販売価格を改定した製品の売上が後ろ倒しとなったことなどが減益要因となり、営業利益は252百万円(前年同期比71.4%減)となりました。」
販売量減少による固定費負担増に加え、建設工事の着工遅れによる価格改定製品の売上後ろ倒しが利益圧力となり、製品事業部関連事業の営業利益は前年同期比71.4%減となった。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「一方、利益面では、自動車関連製品の販売量は増加したものの、土木・建築関連製品や建設機械関連製品の販売量が減少したことによる固定費負担増、さらに、土木・建築関連製品において、販売価格を改定した製品の売上が資材高騰に伴う計画の見直しや人手不足に伴う工事着工遅れ等により、後ろ倒しとなったことなどが減益要因となり、営業利益は86百万円(前年同期比84.8%減)となりました。」
販売量減少による固定費負担増に加え、価格改定製品の売上後ろ倒しが加わり、製品事業部関連事業の営業利益が前年同期比84.8%減少した。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「売上構成の変化に加えて、土木・建築関連製品や建設機械関連製品の販売量が減少したことによる固定費負担増などにより、営業損失は34百万円(前年同期は201百万円の営業利益)となりました。」
販売量減少による固定費負担増が製品事業部関連事業の営業利益圧力として続き、当四半期は営業損失となった。 - FY2023悪化有価証券報告書
「主力の建築関連製品においてコスト増分の転嫁が遅れたこと、半導体等の部品不足による国内自動車メーカーの減産や建設機械用の一部材料の供給不安定による生産性低下などにより、営業利益は986百万円(前年同期比25.1%減)となりました。」
材料費・電力費等のコスト増加と価格転嫁の遅れに加え、顧客減産や材料供給不安定による生産性低下が通期の利益圧力として現れた。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「主力の建築関連製品においてコスト増分の転嫁が遅れたこと、国内の自動車メーカーの減産や一部の材料の供給不安定による生産性低下などにより、営業利益は570百万円(前年同期比17.5%減)となりました。」
コスト増分の販売価格への転嫁遅延、自動車メーカーの減産、材料供給不安定による生産性低下が、製品事業部関連事業の利益圧力として継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「主力の建築関連製品においてコスト増分の転嫁が遅れたこと、国内の自動車メーカーの減産や一部の材料の供給不安定による生産性低下などにより、営業利益は570百万円(前年同期比17.5%減)となりました。」
従来の輸送費等のコスト増加から、材料費・電力費等のコスト増加、販売価格への転嫁遅延、材料供給不安定による生産性低下へと利益圧力が広がり、製品事業部関連事業の営業利益が前年同期比17.5%減少した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「主として材料費や電力費などのコストが増加したこと、一部の製品について販売価格への転嫁が遅れていることなどにより、営業利益は201百万円(前年同期比48.9%減)となりました。」
従来の輸送費等のコスト増加に加え、材料費・電力費の上昇と販売価格への転嫁遅延が顕在化し、製品事業部関連事業の営業利益が前年同期比48.9%減少した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「半導体等の部品不足による生産の停滞、鋼材などの材料費、電力費や物流費の高騰によるコストアップも引き続き懸念される状況です。」
従来の輸送費等の上昇による利益圧力に加え、物流費の高騰を含む広範なコストアップ懸念が記載されている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
輸送費等のコスト増加による営業利益圧力を含む既存リスクについて、重要な変更はないとしている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「この結果、売上高は21,552百万円(前年同期比1.3%増)となりましたが、輸送費などのコストが増加したため、営業利益は1,446百万円(前年同期比7.4%減)となりました。」
製品事業部関連事業では、売上高が増加した一方、輸送費等のコスト増加により営業利益が減少した状況を通期で確認している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「この結果、売上高は16,201百万円(前年同期比3.8%増)となりましたが、輸送費などのコストが増加したため、営業利益は1,056百万円(前年同期比4.6%減)となりました。」
製品事業部関連事業では売上高が増加した一方、輸送費などのコスト増加が営業利益の前年同期比減少として現れた。