工事原価・進捗見積りの変動
FY2020に初出。7回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022。直近の記載は2026-08-10。
駒井ハルテックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。63社中9社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに2社。
- 2026-08-10顕在化決算
「損益につきましては、追加変更契約に伴う工事原価が先行して発生したことなどにより営業損失1千5百万円(前年同四半期は2億1千5百万円の損失)」
追加変更契約に伴う工事原価の先行発生が当四半期の営業損失要因として実績に現れた。 - FY2026再掲有価証券報告書
「このため工事原価総額の見積りには不確実性を伴い、主要な仮定である工事施工数量及び材料単価、外注費、現場工事費等が変動した場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表の完成工事高は増減する可能性があります。」
工事施工数量、材料単価、外注費および現場工事費等の変動が完成工事高に影響する見積りリスクを継続記載している。 - FY2024再掲有価証券報告書
「このため工事原価総額の見積りには不確実性を伴い、主要な仮定である工事施工数量及び材料単価、外注費、現場工事費等が変動した場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表の完成工事高は増減する可能性があります。」
工事原価総額・進捗度の見積りについて、施工数量、材料単価、外注費、現場工事費等の変動リスクを継続記載している。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「損益につきましては、原価が先行して発生したことなどもありましたが、営業利益は5千万円(前年同四半期は2億7千万円の損失)となりました。」
原価が先行して発生する状況が当四半期にも記載された。ただし、営業損益は前年同期の損失から50百万円の利益へ転換した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「損益につきましては、工事原価が先行して発生したことに加え、一部の子会社において不採算案件が売上にあがったことなどにより、遺憾ながら営業損失4億4千3百万円(前年同四半期は3億8千5百万円の損失)」
工事原価が先行して発生し、実績損益において営業損失が前年同期より拡大した。工事原価・進捗見積りに関するリスクが当四半期の業績に現れている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「このため工事原価総額の見積りには不確実性を伴い、主要な仮定である工事施工数量及び材料単価、外注費、現場工事費等が変動した場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表の完成工事高は増減する可能性があります。」
収益認識基準適用後の工事原価総額・進捗度の見積りについて、材料単価、外注費、現場工事費等の変動が翌年度の完成工事高に影響する可能性を明示した。 - FY2020初出有価証券報告書
「工事損失引当金の算定に際しては現在入手可能な情報に基づいた施工条件によって工事原価総額を適時かつ適切に見積っておりますが、将来の損益は見積金額と異なる場合があります。」
工事進行基準の完成工事高・原価および工事損失引当金について、施工条件や市況の変化により見積りと実績が異なる可能性をリスクとして記載した。