タカタ米国法人の再建等に伴う在庫調整
FY2018-Q1に初出。7回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2023。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2023再定義有価証券報告書
「下期において、北米市場におけるペソ高による為替変動の影響、自動車産業での需要回復によるメキシコ工場での材料調達遅れによる生産性悪化等が影響した結果、営業利益は83百万円(前期比53.7%減)となりました。」
旧タカタ米国法人・ジョイソン社の在庫調整という顧客固有の説明は見られず、北米のペソ高、メキシコ工場の材料調達遅れ、生産性悪化という一般的な事業リスクへ説明が移っている。 - 2021-11-05悪化決算
「しかしながら、世界的なコンテナ不足による物流費の増加、銅価格等材料高騰に加え、自動車メーカーの減産による販売への影響などにより、営業損失は111百万円(前年同期は59百万円の営業利益)となりました。」
欧米セグメントで、物流費増加、材料高騰、自動車メーカーの減産による販売影響により、前年同期の営業利益から営業損失へ悪化した。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当連結会計年度は、欧州市場の白物家電用のワイヤーハーネスが売上を牽引し、売上高は8,375百万円(前連結会計年度比8.0%増)となりました。北米におけるワイヤーハーネス販売品種構成の悪化やメキシコ工場の人件費高騰、人員不足等に起因したコスト増加などにより、営業損失39百万円(前連結会計年度は営業利益9百万円)となりました。」
欧州の売上増で欧米セグメントの売上高は増加した一方、北米の販売品種構成悪化や人件費高騰等により、営業損益は前期の9百万円の利益から39百万円の損失へ悪化した。 - FY2018再定義有価証券報告書
「当連結会計年度は、ジョイソン・セイフティ・システムズ社(旧タカタ米国法人)の需要の低下などがありましたが、欧州市場のワイヤーハーネスの売上の増加などにより、売上高は7,757百万円(前連結会計年度比4.4%増)となりました。販売品種構成の悪化やメキシコ工場の人件費高騰などのコスト増加などにより、営業利益は9百万円(前連結会計年度比91.2%減)となりました。」
旧タカタ米国法人はジョイソン・セイフティ・システムズ社として表記され、リスクの説明は在庫調整中心の表現から同社の需要低下・販売品種構成悪化へ移った。欧州の売上増により欧米セグメントは通期で営業利益9百万円を確保したが、前期比91.2%減である。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間は、タカタ米国法人の再建などによる在庫調整などがありましたが、欧州での積極的な営業活動により、売上高は5,866百万円(前年同四半期増減率0.3%増)となりました。」
タカタ米国法人の再建等に伴う在庫調整が引き続き発生している。一方、欧州での積極的な営業活動により欧米セグメントは売上高5,866百万円、前年同期比0.3%増となり、営業損失から黒字に転じたが、在庫調整リスク自体は残っている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「タカタ米国法人の再建などによる在庫調整などにより、売上高は3,766百万円(前年同四半期増減率7.7%減)となりました。在庫調整などによる品種構成の悪化、賃金上昇などによるメキシコ工場の生産コスト増加などにより、営業損失は5百万円(前年同四半期は191百万円の営業利益)となりました。」
タカタ米国法人の再建等に伴う在庫調整が引き続き欧米セグメントの減収要因となり、営業損失も継続した。営業損失額は前年同期の利益からの悪化を示すが、前四半期を上回る新たな悪化表現はない。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「タカタ米国法人の再建などによる在庫調整などにより、売上高は1,793百万円(前年同四半期増減率8.9%減)となりました。在庫調整などによる品種構成の悪化、メキシコペソ高及び賃金上昇などによるメキシコ工場の生産コスト増加などにより、営業損失は8百万円(前年同四半期は92百万円の営業利益)となりました。」
タカタ米国法人の再建等に伴う在庫調整が欧米セグメントの売上減少と品種構成の悪化につながり、営業損益は前年同期の92百万円の利益から8百万円の損失へ転じた。顧客動向に伴う在庫リスクの影響が初めて具体的に示された。