ASCA等海外子会社の業績不振と債務超過
FY2016-Q3に初出。16回の記載のうち8回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2023。
オーナンバがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。45社中18社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに7社。
- FY2023削除有価証券報告書
「当社の連結子会社である恵州市鈞星工貿有限公司は、2023年12月15日の当社の取締役会において解散することを決議いたしました。」
従来のASCA等の業績不振・債務超過およびONAMBA(M)の清算手続き中との記載は本 filing では見られず、関連する整理状況は事業構造改善スレッドでの解散決議として記載されている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「連結子会社であったONAMBA(M) SDN. BHD.は、2022年9月30日に清算が完了したことから、当第3四半期連結会計期間において連結の範囲から除外しております。」
ONAMBA(M)の清算完了が年次報告でも確認された。一方、関係会社清算損229,509千円が当期に計上されており、整理に伴う損失の発生も記載されている。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「連結子会社であったONAMBA(M) SDN. BHD.は、2022年9月30日に清算が完了したことから、当第3四半期連結会計期間において連結の範囲から除外しております。 関係会社清算損 229,509 千円」
業績不振・債務超過を背景とする海外子会社整理について、ONAMBA(M) SDN. BHD.の清算が完了し、連結範囲から除外されたことで該当リスクの一部は低減した。一方、清算に伴う関係会社清算損229,509千円は実際に計上されている。 - 2022-11-04達成決算終息を示唆
「連結子会社であったONAMBA(M) SDN. BHD.は、2022年9月30日に清算が完了したことから、当第3四半期連結会計期間において連結の範囲から除外しております。」
従来、清算手続き中とされていたONAMBA(M) SDN. BHD.について清算完了が記載された。海外子会社整理に関する従来の残存事項の完了を示す記載である。 - FY2021再掲有価証券報告書
「前連結会計年度において連結の範囲に含めておりましたASLE ELECTRONICS (CAMBODIA) CO.,LTD.は、2021年3月5日に清算結了したことから、連結の範囲から除外しております。」
業績不振・債務超過を背景とする海外子会社整理について、ASLE ELECTRONICS(CAMBODIA)の清算結了が確認された。ONAMBA(M) SDN. BHD.は引き続き清算手続き中である。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「ASLE ELECTRONICS (CAMBODIA) CO.,LTD.は、2021年3月5日に清算結了したことから、当第1四半期連結会計期間より連結の範囲から除外しております。」
業績不振・債務超過を背景とする海外子会社整理について、ASLE ELECTRONICS(CAMBODIA)の清算が結了し、連結範囲から除外された。海外子会社整理に伴うリスクの一部が清算完了により低減したと記載されているが、海外子会社整理全体の完了とは記載されていない。 - FY2019再掲有価証券報告書
「ONAMBA(M) SDN. BHD.及びASLE ELECTRONICS(CAMBODIA) CO.,LTD.は、清算の手続きを行っております。」
マレーシア子会社およびカンボジア子会社の清算手続きがなお継続している。2019年度には事業構造改善損の計上はないが、清算完了の記載もない。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「MAO 4,551千円 ASCA 12,748千円」
業績不振・債務超過を背景とする海外子会社整理に関連し、MAO整理損4,551千円、ASCA整理損12,748千円が当期にも計上された。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「連結子会社整理損 10,347千円」
海外子会社の業績不振・債務超過を背景とする整理に関連する損失が、連結子会社整理損として第3四半期連結累計期間にも10,347千円計上されている。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「連結子会社整理損 11,041千円」
海外子会社の業績不振・債務超過を背景とする整理に関連して、連結子会社整理損11,041千円が当四半期にも計上された。海外子会社整理に伴う損失が継続して実際に発生している。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「事業構造改善損の内訳は、次のとおりであります。連結子会社整理損 3,414千円」
海外子会社の業績不振・債務超過を背景とする整理に関連し、連結子会社整理損3,414千円が当四半期にも計上された。海外子会社整理に伴う損失が継続して実際に発生している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「MAO 4,376千円 ASCA 5,111千円 ASN 9,400千円」
海外子会社の業績不振・債務超過を背景とする整理に関連して、MAO、ASCA及びASNの整理損が当年度にも実際に計上された。ASNは清算結了に至ったが、海外子会社整理に伴う損失は継続している。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「ASCA整理損 9,312 千円 ASN整理損 9,400 千円」
海外子会社の業績不振・債務超過を背景とする整理に関連し、ASCA整理損9,312千円およびASN整理損9,400千円が実際に計上されている。ASNは清算結了に至った一方、整理に伴う損失は当四半期にも発生している。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「事業構造改善損の内訳は、次のとおりであります。連結子会社整理損 18,496千円」
海外子会社の清算に伴う整理損が18,496千円計上され、前回までに示されていた業績不振・債務超過を背景とする整理リスクが、当四半期にも実際の損失として発生している。アジア3社の清算がセグメント業績にも影響したと記載されている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「連結子会社整理損 17,507千円」
海外子会社の整理に関連する損失が当四半期にも17,507千円計上され、業績不振・債務超過を背景とする整理リスクが実際の損失として継続的に発生している。 - FY2016-Q3初出有価証券報告書
「純資産 △290百万円 営業利益 △112百万円 経常利益 △123百万円 親会社に帰属する当期純利益 △137百万円」
ASLE ELECTRONICS(CAMBODIA)について、平成27年12月期に債務超過および営業損失・経常損失・親会社帰属当期純損失が発生している。会社は今後の経営見通しを検討した結果、同社およびシンガポール子会社の解散・清算を決議しており、内部事業リスクが実際の損失・整理に結びついている。