原料購入条件の悪化・供給障害
FY2016に初出。11回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022-Q3。直近の記載は2026-05-11。
住友金属鉱山がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。6社中3社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに1社。
- 2026-05-11悪化業績予想の修正
「セグメント損益は、海外ニッケル製錬子会社における減損損失の影響を受けた前期に比べ、当期は銅の買鉱条件が悪化したものの、金などの非鉄金属価格が上昇したことなどにより前期を上回りました。」
銅の買鉱条件の悪化が、原料購入条件のリスクとして新たに当期の状況に現れている。 - FY2024対処有価証券報告書
「Coral Bay Nickel Corporation(フィリピン)、Taganito HPAL Nickel Corporation(フィリピン)ともに生産量は概ね前連結会計年度並みとなりました。」
過年度に電気ニッケル生産量・販売量の減少として顕在化していた原料不足について、両HPAL拠点の年間生産量は前期並みと記載している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「電気ニッケルの生産量及び販売量は原料不足などの影響を被りましたが、年度末にかけ増産を図ったことで前連結会計年度並みとなりました。」
原料不足が引き続き電気ニッケルの生産・販売に影響したが、年度末にかけた増産により年間では前期並みとなった。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「電気銅の生産量及び販売量は前年同期間を上回りましたが、電気ニッケルの生産量及び販売量は原料不足などにより前年同期間を下回りました。」
原料不足が引き続き実際の電気ニッケルの生産量・販売量の前年同期比減少として現れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「電気ニッケルの生産量及び販売量は原料不足などにより前年同期間を下回りました。」
原料不足が引き続き実際の電気ニッケルの生産量・販売量の前年同期比減少として現れている。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「電気ニッケルの生産量及び販売量は、原料不足などにより前連結会計年度を下回りました。」
原料不足が通期の電気ニッケル生産量・販売量の減少として実績に現れた。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「電気ニッケルの生産量及び販売量は、原料不足などにより前年同期間を下回りました。」
原料不足が実際に発生し、電気ニッケルの生産量及び販売量が前年同期を下回った。原料供給障害リスクが操業実績に現れている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「これらに対し、当社グループは優良な海外鉱山等への投資を進め、その経営に関与することを通して安定した原料ソース(自山鉱)とコンフリクトフリーの原料の確保を進めております。」
長期買鉱契約の条件悪化・供給障害への対応として、海外鉱山投資、自山鉱およびコンフリクトフリー原料の確保を再確認している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「銅精鉱、ニッケルマットなどの非鉄金属原料の調達について、投資に裏打ちされていない長期買鉱契約によるものもあります。」
長期買鉱契約の条件悪化や供給障害のリスクと、海外鉱山投資による自山鉱確保を再確認している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは銅精鉱、ニッケルマットなどの非鉄金属原料の調達について、一部は投資に裏打ちされていない長期買鉱契約により調達しております。」
長期買鉱契約の条件悪化や供給障害のリスクと、海外鉱山投資による原料ソース確保を再確認している。 - FY2016初出有価証券報告書
「現在は過半を投資に裏打ちされていない長期買鉱契約により調達しております。」
長期買鉱契約の条件悪化や異常気象、地震、供給者事故、労働争議による供給停止をリスクとしている。自山鉱比率を高める方針で対処。