市況影響を受けにくい事業による安定収益の獲得
FY2016に初出。32回の記載のうち18回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q3。直近の記載はFY2026。
東邦亜鉛がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より6年早い。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに2社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「損益については、酸化亜鉛の国内販売価格の下落や本年9月に発生した火災事故の影響などにより、経常利益は前年同期比60%の減益となりました。」
市況影響を相対的に受けにくい事業による安定収益について、環境・リサイクル事業の経常利益が前期比45%減となり、安定収益源の状態が悪化した。 - 2026-05-14悪化業績予想の修正
「損益面については、上述の火災事故の影響などにより製造コストが増加し、経常利益は9億20百万円と前期比7億49百万円(45%)の減益となりました。」
環境・リサイクル事業は火災事故の影響などにより、経常利益が前期比45%減少し、安定収益の状態が悪化した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「損益については、酸化亜鉛の国内販売価格の下落や本年9月に発生した火災事故の影響などにより、経常利益は前年同期比60%の減益となりました。」
環境・リサイクル事業は売上高が増加した一方、酸化亜鉛価格の下落と火災事故により経常利益が前年同期比60%減少した。 - FY2025前進有価証券報告書
「環境・リサイクル事業や電子部材・機能材料事業においても増益となった」
市況影響を相対的に受けにくい、または川下に位置する事業について、環境・リサイクル事業は経常利益16億69百万円、電子部材・機能材料事業は4億78百万円となり、収益面の前進が示された。 - FY2025-H1前進有価証券報告書
「当事業部門の業績は、売上高は前年同期比20%の増収、経常利益は前年同期比731%の増益となりました。」
環境・リサイクル事業の経常利益が前年同期の1億2百万円から8億48百万円へ増加し、市況影響を受けにくい事業による収益確保が半期ベースで回復した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「環境・リサイクル事業は、亜鉛の相場安などもあり前期比9億円の減益となりました。」
市況影響を相対的に受けにくい事業とされた環境・リサイクル事業も減益となり、安定収益源としての状態が弱まった。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「主力製品の酸化亜鉛(主用途:タイヤ製造のための原料)が増販なるも、亜鉛相場安で減益となったこともあり、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。」
環境・リサイクル事業は増販にもかかわらず亜鉛相場安の影響で減収減益となり、経常利益は前年同期比8億20百万円減の2億99百万円となった。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「主力製品の酸化亜鉛(主用途:タイヤ製造のための原料)は、増販なるも亜鉛安で減益となりました。また、エネルギーコストや諸資材高騰の影響もあり、当事業部門の業績は、前年同期比で減益となりました。」
環境・リサイクル事業は増販にもかかわらず、亜鉛相場安、電力代・資材価格高騰、減産の影響で経常利益が9億21百万円から1億2百万円へ89%減少した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、エネルギーコストや諸資材高騰の影響もあり、当事業部門の業績は、売上高は前期並みとなるも、前年同期比で減益となりました。」
環境・リサイクル事業は売上高が前年同期並みだった一方、エネルギーコスト・諸資材価格の高騰により経常利益が516百万円から123百万円へ減少した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「一方営業利益は、電力料金や諸資材価格の高騰の影響が大きく14億62百万円と、ほぼ前期並みとなりました。」
環境・リサイクル事業は売上高が30%増加した一方、営業利益は前期比1%減少し、市況影響を受けにくい事業の利益成長がコスト高で抑制された。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「主力製品は減販となったものの、亜鉛相場高や円安により、売上高は前年同期比増収となりました。一方で諸資材やエネルギーコストの高騰による原価高などの影響もあり減益となりました。」
環境・リサイクル事業は売上高が18%増加した一方、営業利益は14%減少した。市況影響を受けにくい事業による安定収益はコスト高により一部弱まった。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「主力製品は減販となったものの、亜鉛相場高や円安により、売上高は前年同期比増収となりました。一方で諸資材やエネルギーコストの高騰による原価高などの影響もあり減益となりました。」
環境・リサイクル事業は増収となった一方、諸資材・エネルギーコストの高騰により営業利益が前年同期比4%減少した。市況影響を受けにくい事業による安定収益は一部弱まった。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「主力製品の酸化亜鉛(主用途:タイヤ製造のための原料)が、国内自動車産業の影響を受け減販となったものの、亜鉛価格の上昇もあり、当事業部門の業績は前年同期比で増収増益となりました。」
環境・リサイクル事業は減販要因があったものの増収増益となり、市況影響を相対的に受けにくい事業を含む安定収益の状態を維持している。 - FY2022前進有価証券報告書
「当事業部門の売上高は45億83百万円と前期比8億71百万円(23%)の増収、営業利益は14億81百万円と前期比5億64百万円(62%)の増益となりました。」
環境・リサイクル事業が増収増益となり、市況影響を相対的に受けにくい事業の収益回復が通期で確認された。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「主力製品の酸化亜鉛が、タイヤメーカーの生産量がコロナ禍の影響を大きく受けた前年同期と比較し回復したことや、亜鉛価格が前年同期比で高かったことから、当事業部門の業績は前年同期比で増収増益となりました。」
環境・リサイクル事業は売上高3,605百万円、営業利益1,282百万円となり、前年同期比で増収増益が継続している。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「主力製品の酸化亜鉛が、タイヤメーカーの生産量がコロナ禍の影響を大きく受けた前年同期と比較し回復したことや、亜鉛価格が前年同期比で高かったことから、当事業部門の業績は前年同期比で増収増益となりました。」
環境・リサイクル事業は売上高2,247百万円、営業利益944百万円となり、営業利益は前年同期比227%増加した。市況影響を相対的に受けにくい事業の収益回復が進んでいる。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「主力製品の酸化亜鉛が、タイヤメーカーの生産量がコロナ禍の影響を大きく受けた前年同期と比較し大きく回復したことからなどもあり、当事業部門の業績は前年同期比で増収増益となりました。」
環境・リサイクル事業は前年同期比で増収増益となり、営業利益も171百万円から470百万円へ増加した。市況影響を相対的に受けにくい事業を含む下流事業の収益回復が示されている。 - FY2021再定義有価証券報告書
「第12次中期経営計画においては、これら第11次中期経営計画期間の振返りを踏まえ、財政状態の健全性回復に注力し、諸課題に対する諸施策を着実に実行してまいります。」
市況影響を受けにくい事業による安定収益という従来の表現から、市況リスクの大きい資源・製錬事業への依存を見直し、川下事業を強化する方向へ戦略の焦点が移った。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「主力製品の酸化亜鉛は、コロナ影響による自動車生産台数の減少もあり前年同期比減販、加えて亜鉛の国内価格が前年同期比で安かったこともあり減収となりました。使用済みニカド電池の処理や硫酸リサイクルなどその他のリサイクル事業についても前年同期比減収となり、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。」
市況影響を受けにくい事業とされた環境・リサイクル事業は売上高21%減、営業利益9%減となった。電子部材事業も減収減益で、安定収益の確保は引き続き弱い状態にある。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「主力製品の酸化亜鉛は、コロナ影響による自動車生産台数の減少もあり前年同期比減販、加えて亜鉛の国内価格が前年同期比で安かったこともあり減収となりました。使用済みニカド電池の処理や硫酸リサイクルなどその他のリサイクル事業についても前年同期比減収となり、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。」
環境・リサイクル事業は売上高37%減、営業利益42%減となり、市況影響を受けにくい事業による安定収益の確保が弱まった。 - FY2020悪化有価証券報告書
「環境・リサイクル事業も亜鉛価格の下落などにより減益となりました。」
市況影響を相対的に受けにくい事業とされた環境・リサイクル事業も、売上高11%減、営業利益43%減となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「使用済みニカド電池の処理や硫酸リサイクルなどその他のリサイクル事業についても前年同期比減収となり、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。」
環境・リサイクル事業が前年同期比で減収減益となり、市況影響を受けにくい事業による安定収益の確保が引き続き弱まっている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「使用済みニカド電池の処理や硫酸リサイクルなどその他のリサイクル事業についても前年同期比減収となり、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。」
環境・リサイクル事業は営業利益が前年同期比36%減の5億円となり、市況影響を受けにくい事業による安定収益が引き続き弱まっている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「使用済みニカド電池の処理や硫酸リサイクルなどその他のリサイクル事業についても前年同期比減収となり、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。」
環境・リサイクル事業が減収減益となり、市況影響を受けにくい事業による安定収益の確保が弱まった。 - FY2019悪化有価証券報告書
「電子部材事業及び土木・建築・プラントエンジニアリング事業、その他事業は、市況に影響されない安定収益事業としてグループ業績に貢献するとともに」
安定収益事業としての位置付けは維持されたが、環境・リサイクル事業は34%減益、土木・建築・プラントエンジニアリング事業は営業赤字となった。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「主力製品の酸化亜鉛は、亜鉛の国内建値が前年同期比で下落したこともあり減収となりました。使用済みニカド電池の処理や硫酸リサイクルなどその他のリサイクル事業についても前年同期比若干の減収となり、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。」
市況影響を相対的に受けにくい環境・リサイクル事業も、酸化亜鉛やリサイクル事業の減収により前年同期比で減収減益となった。 - FY2019-Q2安定収益事業の減収減益有価証券報告書
「使用済みニカド電池の処理や硫酸リサイクルなどその他のリサイクル事業については増収となりましたが、主力製品の酸化亜鉛は、生産の関係から販売が下期に繰り越されたこともあり減収となりました。以上の結果、当事業部門の業績は、前年同期比で減収減益となりました。」
環境・リサイクル事業も前年同期比で減収減益となり、市況影響を受けにくい事業による安定収益の確保が一時的に弱まったことが示されている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「主力製品の酸化亜鉛は、前年同期比で亜鉛の国内価格高の影響が大きく増収となりました。また、使用済みニカド電池の処理や硫酸リサイクルなどその他のリサイクル事業についても、需要増および価格上昇などもあり増収となりました。以上の結果、当事業部門の業績は、前年同期比増収増益となりました。」
環境・リサイクル事業は前年同期比で増収増益となり、市況影響を受けにくい事業による収益確保の状態が継続している。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「以上の結果、当事業部門の業績は、前年同期比で大幅な増収増益となりました。」
環境・リサイクル事業が前年同期比で大幅な増収増益となり、市況影響を相対的に受けにくい事業による収益確保が進んでいる。 - FY2018-Q1前進有価証券報告書
「損益面では、製錬事業・資源事業の減益を環境・リサイクル事業等の増益でカバーした結果、前年同期比で営業利益は若干の増益となりました。」
市況影響を受ける製錬・資源事業の減益を、環境・リサイクル事業等の増益で補い、連結営業利益を前年同期比で増益とした。環境・リサイクル事業の営業利益も267百万円から449百万円へ増加している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「相対的に市況の影響を受けにくい事業部門における安定収益の確保にも引き続き務めてまいります。」
市況影響を受けにくい事業による安定収益の確保を継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「資源、製錬事業部門以外では、相対的に市況影響を受けない事業特性を活かし、安定収益を獲得してまいります。」
資源・製錬以外の事業を安定収益源として位置付けている。