カセロネス銅鉱山の操業遅延・銅価格下落の顕在化
FY2016に初出。11回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2016。直近の記載はFY2021。
三井金属がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2021顕在化有価証券報告書
「上記の権益譲渡を実施したことから、当連結会計年度において、銅鉱山権益譲渡損失20,482百万円を計上しております。」
カセロネス銅鉱山の操業・減損リスクを背景とした権益譲渡に伴う損失が、20,482百万円の特別損失として通期に計上された。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「上記の権益譲渡を実施することから、当第3四半期連結累計期間において、銅鉱山権益譲渡損失引当金繰入額20,490百万円を計上しております。」
前四半期に予定として示されていたカセロネス銅鉱山権益譲渡に伴う損失が、20,490百万円の引当金繰入額として当四半期累計期間に実際に計上された。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「この結果、2021年3月期の連結財務諸表において、特別損失として約20,000百万円を計上する予定であります。」
カセロネス権益譲渡に伴い、約200億円の特別損失を計上する予定と開示しており、従来の操業・減損リスクが具体的な損失見込みとして示された。 - FY2021-Q1カセロネス関連会社の持分法適用追加有価証券報告書
「また、当第1四半期連結会計期間より、ニッポン・カセロネス・リソーシズ株式会社は重要性が増したため、持分法適用の範囲に含めております。」
カセロネス関連会社の重要性が増したとして、持分法適用の範囲に追加した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「金属セグメントにおけるチリのカセロネス銅鉱山事業は、大雪等の悪天候による操業停止、生産効率低下、銅価変動による減損リスクを抱えております。これまで4回の減損損失を計上しております。」
カセロネス銅鉱山について、悪天候、操業効率、銅価変動による減損リスクを明示し、これまで4回の減損損失計上を記載している。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「経常利益は、LME価格の下落による影響はあったものの、カセロネス銅鉱山の業績が改善したことや神岡水力発電の再生可能エネルギー固定価格買取制度の運用開始等から、前年同期比15億円(179.5%)増加の24億円となりました。」
LME価格下落の影響がある一方、カセロネス銅鉱山の業績改善が金属セグメント利益の増加要因として記載されている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「カセロネス銅鉱山においては、更なる操業改善に向けサポートを継続してまいります。」
前期の減損損失の影響はなくなった一方、カセロネス銅鉱山の操業改善支援を継続する課題として記載している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「経常利益は、カセロネス銅鉱山の減損損失346億円を含む持分法による投資損失380億円等を計上したこと等から、前連結会計年度に比べて198億円(63.8%)減少し112億円となりました。」
カセロネス銅鉱山の減損損失346億円を含む持分法投資損失380億円が発生し、経常利益が大幅に減少した。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「経常利益は、カセロネス銅鉱山におけるフル操業体制への遅れの影響があるものの、在庫要因が好転したこと等から19億円(304.8%)増加の25億円となりました。」
カセロネス銅鉱山のフル操業体制への遅れが、利益改善後も金属セグメントへの影響要因として記載されている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「経常利益は、在庫要因が好転したものの、カセロネス銅鉱山における安定操業体制への移行遅れ等の影響により25億円(78.9%)減少の6億円となりました。」
カセロネス銅鉱山の安定操業体制への移行遅れが当第2四半期累計期間の金属セグメント利益減少として引き続き顕在化している。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「銅価低迷の影響を受け、チリのカセロネス銅鉱山の減損損失192億円を含む持分法による投資損失223億円等を計上した結果」
カセロネスのフル操業体制への遅れと銅価格低迷が、持分法投資損失および減損損失として当期に発生した。