3Dプリンター分野の競争激化
FY2016に初出。7回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2023。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。91社中31社が悪化側に。
- FY2023再掲有価証券報告書
「今後、より一層の試作品製造の顧客内製化や競合企業が増加した場合、当社の事業、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。」
顧客の3Dプリンター内製化と競合企業増加による競争リスクが継続している。 - FY2022再定義有価証券報告書
「当社は、3Dプリンター、鋳造工法による試作品、少量量産品及び量産用部品の作製を事業領域としておりますが、特に3Dプリンターの分野では、装置の価格低下や選択肢の拡大に伴って、従来顧客であった企業が試作品製造を社内で行うために装置購入に踏み切る動きがみられる一方で、いまだ多くの企業が3Dプリンター分野への事業展開を進めております。」
3Dプリンター分野の競争リスクが、顧客の試作品製造内製化と競合企業の増加を併せた構造として整理された。対応策として、サービス水準による差別化、協業、装置販売・原材料樹脂販売を含む総合支援が示された。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「3Dプリンター出力事業におきましては、「短納期」・「高品質」の強みを活かした営業活動および製造活動を継続しており、一部顧客では活発な動きも見られたものの、全般で試作・開発市場での案件の減少や、屋内外での催事減少による受注減少、受注価格レンジの低下が継続し、試作品の3Dプリンター出力の受託は厳しい状況が継続いたしました。」
3Dプリンター出力事業では、案件減少と受注価格レンジの低下が継続し、厳しい受注環境が引き続き記載された。 - FY2020悪化有価証券報告書
「しかしながら顧客の開発進捗の停滞や予算凍結・縮減の影響から、案件数量の減少、受注価格レンジの低下など、厳しい受注環境が継続してまいりました。」
市場案件量の減少と受注価格レンジの低下が続き、3Dプリンター出力事業の競争・受注環境の厳しさが深まった。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「3Dプリンター出力事業におきましては、「短納期」・「高品質」を訴求した営業活動と製造活動に注力し、平時と変わらない体制を維持するとともに、当社他事業との連携を強化いたしましたが、顧客の開発予算の一時的な凍結・縮減による市場全体の案件量の低下に起因した価格競争が生じるなど、厳しい受注環境が続きました。」
3Dプリンター出力事業では、市場全体の案件量低下を受けた価格競争が実際に生じ、競争激化リスクが具体化した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「特に3Dプリンターの分野では、大手企業を含む多くの企業が3Dプリンターへの需要拡大の影響から事業展開を進め始めており、新たな競合企業が現れる可能性があります。」
大手企業を含む新規参入・競争激化と差別化不足のリスクが継続した。 - FY2016初出有価証券報告書
「新たな競合企業が現れる可能性があります。今後、サービスレベルや製品品質で十分な差別化が図られなかったり、新規参入等により競争が激化した場合、当社の事業、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。」
新規参入と差別化不足を競争リスクとしている。