米国・中国などの政策等に関する不確実性
FY2018-Q2に初出。27回の記載のうち13回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2019-Q3。直近の記載は2026-08-10。
イボキンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。134社中104社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに66社。
- 2026-08-10再掲決算
「米国の外交政策や中東情勢の緊迫化に伴って資源の供給に対する懸念が一層高まってきており、原料調達に支障が生じ、一部の製造業で生産調整が行われるなどしており、依然不透明な経済状況にあります。」
資源供給懸念、原料調達への支障、一部製造業の生産調整を伴う不透明な経済状況を継続して記載している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「米国の外交政策や中東情勢の緊迫化に伴って資源の供給に対する懸念が一層高まってきており、原料調達に支障が生じ、一部の製造業で生産調整が行われるなどしており、依然不透明な経済状況にあります。」
経済環境の不確実性について、米国の外交政策や中東情勢の緊迫化による資源供給懸念を新たに具体化し、原料調達の支障や一部製造業の生産調整が生じていると記載している。 - 2026-05-15再定義決算
「米国の外交政策や中東情勢の緊迫化に伴って資源の供給に対する懸念が一層高まってきており、依然不透明な経済状況にあります。また、鉄スクラップ価格については前年同期より高い水準で推移しています。一方銅スクラップ価格は前年同期より高い水準を維持しつつ比較的安定的に推移しています。」
不透明要因として米国の外交政策に加え中東情勢と資源供給懸念を挙げ、鉄・銅スクラップ価格の状況を併記している。 - FY2025再定義有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、一部に弱めの動きがみられるものの、緩やかに回復しています。雇用・所得環境は緩やかに改善し、設備投資も増加していますが、物価の高止まりが継続しています。また、中国の景気動向、および米国の今後の外交・通商政策等により、依然として先行き不透明な状況が続いています。当連結会計年度における鉄スクラップ価格は、上半期は概ね横這いで推移し、2025年10月ごろから緩やかに上昇しましたが、期中平均価格は前年を下回りました。銅スクラップ等の非鉄金属の価格は一時急落しましたが、その後は上昇基調となり、期中平均価格は前年を上回りました。」
国内経済の緩やかな回復と物価高止まりを併記し、不透明要因を中国景気および米国の外交・通商政策へ整理している。鉄スクラップ平均価格は前年を下回り、非鉄金属価格は一時急落後に前年を上回る水準となった。 - FY2025-H1再定義有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、一部に弱含みの動きが見られるものの、緩やかに回復しています。雇用・所得環境は緩やかに改善し、設備投資も増加していますが、物価の高止まりが継続しています。一方、米国の外交・通商政策に対する懸念は沈静化しつつあるものの、依然不透明な状況が続いております。当中間連結会計期間における鉄スクラップの資源価格は概ね横這いで推移し、期間内の平均価格は前年同期を下回りました。銅スクラップ等の非鉄金属の価格は一時急落しましたが、期間内平均価格は前年同期と同程度の水準となりました。」
国内経済の緩やかな回復と物価高止まりを併記し、米国の外交・通商政策への懸念は沈静化しつつあるものの不透明感が残ると記載している。鉄スクラップ平均価格は前年同期を下回り、非鉄金属価格は一時急落したという整理に変化している。 - FY2024-H1再定義有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、一部に弱含みの動きが見られるものの、持ち直しの傾向が継続しています。一方、海外の経済動向、地政学的リスク、原材料価格の動向、物価上昇、賃上げの動向や人手不足等、先行きについては不透明な状況が続いております。当中間連結会計期間における鉄スクラップの資源価格は概ね横這いで推移し、期間内の平均価格は前年同期並みとなりました。銅スクラップ等の非鉄金属の資源価格は前年同期と比べ高い水準で推移しました。」
経済環境の不透明要因として、従来の円安・物価高等に加え、海外経済、地政学的リスク、原材料価格、賃上げ、人手不足を列挙している。鉄スクラップ価格は概ね横這い、非鉄金属価格は前年同期より高い水準と記載している。 - FY2024-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、持ち直しの傾向にありますが、一部に弱含みの動きが見られます。円安や物価の高止まりの傾向がみられ、依然不透明な経済状況にあります。また、銅スクラップ価格は上昇傾向が継続しており、一方鉄スクラップ価格については、比較的安定的に推移しています。」
経済環境の不透明要因を、円安・物価高止まりといった国内要因に置きつつ、銅スクラップ価格の上昇と鉄スクラップ価格の安定という金属別の動向を記載している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益、設備投資、生産、個人消費等の各面で経済活動の緩やかな持ち直しが見られる状況にあります。しかしながら、世界的な金融引き締めにともなう円安、高水準で推移する資源価格、ロシア・ウクライナ情勢の長期化の影響等、依然として先行き不透明な状況が続いています。」
経済活動の持ち直しと併記して、円安、高水準の資源価格、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益、設備投資、生産、個人消費等の各面で経済活動がコロナ前の状態に向けた緩やかな持ち直しが見られる一方、ポストコロナの新しい産業構造にシフトする動きも一部見て取れる状況にあります。また、世界的な金融引き締めにともなう円安、高水準で推移する資源価格、ロシア・ウクライナ情勢の長期化の影響等、依然として先行き不透明な状況が続いています。」
経済活動の持ち直しとポストコロナの産業構造への移行を記載する一方、円安、高水準の資源価格、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による不透明感を継続している。 - FY2023-Q2再定義有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益、設備投資、生産、個人消費等の各面で経済活動がコロナ前の状態に向けた緩やかな持ち直しが見られる一方、ポストコロナの新しい産業構造にシフトする動きも一部見て取れる状況にあります。また、世界的な金融引き締めにともなう円安、高水準で推移する資源価格、ロシア・ウクライナ情勢の長期化の影響等、依然として先行き不透明な状況が続いています。」
経済活動の持ち直しとポストコロナの産業構造への移行を記載する一方、世界的な金融引き締めに伴う円安、高水準の資源価格、ロシア・ウクライナ情勢の長期化へ不確実性の焦点を置いている。 - FY2023-Q1再定義有価証券報告書
「しかしながら、海外で進む金融引き締めによる信用不安から経済の停滞を招くとの懸念が持たれ、依然不透明な経済状況にあります。また、鉄スクラップ等の資源価格については、国内の生産活動の持ち直しが進まず、また海外需要の停滞もあり、鉄スクラップ価格は前年同期を下回る水準で推移しております。」
経済環境の不確実性について、海外の金融引き締めによる信用不安、国内生産活動の持ち直しの遅れ、海外需要の停滞、鉄スクラップ価格の前年同期割れへと焦点を置き換えている。 - FY2022-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大と縮小を繰り返しつつも、行動制限が緩和され、社会経済活動の正常化が進むなかで、緩やかな持ち直しの動きが見られました。しかしながら、ロシアや中国等の動向に起因する資源価格の変動や円安の急激な進行を背景とする物価上昇が企業の設備投資を抑える要因となっているとみられ、先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
行動制限緩和による経済正常化を記載する一方、ロシア・中国等に起因する資源価格変動、急激な円安、物価上昇による設備投資抑制へと不確実性の焦点を置き換えている。 - FY2022-Q2再定義有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、再度の感染拡大が懸念されつつも、コロナ禍の収束の兆しが見られました。一方、インフレ懸念、及び日米金利差を背景とする円相場の急落を受け、個人消費や企業の設備投資は持ち直しつつあるものの、そのペースは緩やかなものに留まっています。鉄スクラップ等の資源価格については、2020年後半から上昇基調にありましたが、2022年5月以降、下落基調にシフトしました。」
感染再拡大への懸念を残しつつ、インフレ、日米金利差を背景とする円相場の急落、緩やかな消費・設備投資回復、5月以降の資源価格下落へと不確実性の焦点を置き換えている。 - FY2022-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による経済停滞からの持ち直しの動きが一服しつつあり、また原油等の資源・素材価格の高騰を背景としたインフレ懸念、人材不足による人件費の増加、欧州を中心とする地政学リスクの顕在化等により、依然不透明な経済状況にあります。また、鉄スクラップ等の資源価格については、2020年後半に高騰して以降、高止まりの状況にあります。」
従来の感染症や米中・大国間の不確実性に加え、資源・素材価格高騰、インフレ懸念、人材不足による人件費増加、欧州を中心とする地政学リスクを不透明要因として挙げている。 - FY2021再定義有価証券報告書
「他方海外では、経済活動の急速な回復による原油価格の高騰や半導体等の部品供給の不足により生産活動に制限が加わりました。その他インフレへの懸念や、米・中・露等の大国に関わる地政学リスクの高まりが、コロナ禍と相まって一層先行きが不透明な状況になっております。」
従来の米中政策・貿易問題等への言及から、原油高、半導体等の供給不足、インフレ懸念、米・中・露等の地政学リスクへ不確実性の焦点を広げている。 - FY2021-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルスの感染拡大と収束を繰り返しつつも、ワクチン接種が進展しつつあることから、一部業種を除き持ち直しの動きが見られました。他方海外では、経済活動の急速な回復により原油価格の高騰や半導体の供給不足、電力不足や過剰債務等による中国経済の失速、米国の量的緩和策の終了等、先行きの不安定感は依然残っております。そのため、企業の設備投資の回復ペースは緩やかとなっています。」
従来の新型コロナウイルスや米中貿易摩擦等に加え、原油高、半導体・電力不足、中国経済の失速、米国の量的緩和策終了などへ不確実性の焦点を広げている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
米国・中国などの政策等を含む従来の不確実性リスクについて、新たな発生または重要な変更がないと記載している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、社会経済活動の自粛により消費が大幅に減少し、一層厳しい状況となりました。経済活動の自粛要請は緩和されましたが、先行きの不安感は依然残っており、手元資金を確保するため、設備投資を延期する動きが見られました。また、米中貿易摩擦の長期化に加え、急速な需要の低下に伴い生産活動が低迷する中、鉄スクラップ等の資源価格が一時急落するなどしました。中国経済がいち早くコロナ禍からの回復の兆しを見せたこともあり、鉄スクラップ等の資源価格も回復基調となりました。一方で欧州等においてコロナ禍の第二波の懸念が高まってきており、今後の資源価格の予測は一層困難な状況になっております。」
資源価格は回復基調となったものの、欧州等でのコロナ禍第二波への懸念から、今後の資源価格の予測が一層困難になったと記載している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、社会経済活動の自粛により消費が大幅に減少し、一層厳しい状況となりました。経済活動の自粛要請は緩和されましたが、先行きの不安感は依然残っており、手元資金を確保するため、設備投資を延期する動きが見られました。また、米中貿易摩擦の長期化に加え、急速な需要の低下に伴い生産活動が低迷する中、鉄スクラップ等の資源価格が急落するなどしました。」
新型コロナウイルス感染拡大に伴う消費減少、設備投資延期、需要低下、生産活動低迷、資源価格急落を含む経済環境の悪化を記載している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、長期化する米中貿易摩擦や英国のEU離脱に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大により減速傾向が強まり、先行きは極めて不透明な状況になっております。」
従来の米中貿易摩擦等に加えて英国のEU離脱と新型コロナウイルス感染症の拡大が加わり、先行きの不透明感を「極めて不透明」と表現している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移した一方、通商問題の動向が世界経済に与える影響や中国経済の不確実性及び消費税率の引き上げに対する影響など、依然として不透明な状態が続いております。」
不確実性の焦点を通商問題、中国経済、消費税率引き上げの影響として引き続き記載している。 - FY2019-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移した一方、通商問題の動向が世界経済に与える影響や中国経済の不確実性、および消費税率の引き上げに対する影響など、依然として不透明な状態が続いております。」
従来の米国・中国などの政策等への言及から、通商問題、中国経済、消費税率引き上げの影響へと不確実性の焦点を置き換えている。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、米国や中国などの政策等に関する不確実性が増し、先行きについては不透明な状況が続いております。」
米国・中国などの政策等に関する不確実性と先行きの不透明感を引き続き記載している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「企業収益や雇用・所得環境が改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、米国や中国などの政策等に関する不確実性が増し、先行きについては不透明な状況が続いております。」
米国・中国などの政策等に関する不確実性と先行きの不透明感を引き続き記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、米国や中国などの政策等に関する不確実性が増し、先行きについては不透明な状態が続いております。」
米国・中国などの政策等に関する不確実性と先行きの不透明感を引き続き記載している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「企業収益や雇用・所得環境が改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、米国や中国などの政策等に関する不確実性が増し、先行きについては不透明な状況が続いております。」
米国・中国などの政策等に関する不確実性と先行きの不透明感を引き続き記載している。 - FY2018-Q2初出有価証券報告書
「企業収益や雇用・所得環境が改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、米国や中国などの政策等に関する不確実性が増し、先行きについては不透明な状況が続いております。」
国内経済の回復基調と併記して、米国・中国などの政策等に関する先行きの不確実性を記載している。