リサイクル原料・商品の調達環境リスク
FY2016に初出。24回の記載のうち8回が「対処」で、最初の「対処」はFY2018-Q3。直近の記載はFY2026。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026対処有価証券報告書
「当社グループは、集荷体制の強化と調達スキームの多様化を進めるとともに、調達した資源の全量価値化に取り組むことで、これらのリスクの低減を図っております。」
原材料発生量の減少や集荷競争をリスクとして残しつつ、集荷体制の強化、調達スキームの多様化及び調達資源の全量価値化を対応策として明示した。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「また、大手メーカー向けの営業強化により原材料の確保が進みました。」
原料調達環境について、大手メーカー向け営業の強化により原材料の確保が進み、調達制約への対応が進展した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「しかしながら、金属原料のトレーディング事業においては、スクラップ価格下落と為替変動の影響により出荷数量は減少し、減収減益となりました。」
原料価格下落と為替変動が出荷数量の減少及びグローバルトレーディング事業の減収減益として実際に表れた。 - FY2024対処有価証券報告書
「焼却灰の回収量増加に伴う金銀滓回収量の増加、および好調な片付け・解体工事が利益に貢献しました。」
金属スクラップ等の調達環境に課題が残る中、焼却灰の回収量増加及び広域の片付け・解体工事により取扱資源を補完した。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「しかしながら金属スクラップの仕入れ環境が軟調に推移し、金属スクラップの入荷量は前年同期を下回り、加えて新規設備、新工場稼働に伴う減価償却、及び一時的な移設費等も利益を圧迫しました。」
金属スクラップの仕入環境の軟調さが入荷量の前年同期割れとして実際に表れた。焼却灰等の利益商材や日東化工のグループ化で収益を補完している。 - FY2024-Q2広域案件で取扱量を補完有価証券報告書
「集荷拠点周辺での解体工事発生が少なく、仕入としての解体スクラップの取り扱いが減少した影響により金属スクラップの取扱量は前年同期を下回り、加えて新工場稼働に伴う減価償却等も収益を圧迫しました。一方で好調な広域での解体工事や片付け事業及び利益率の高い商材の入荷量増加が収益を増加させました。」
集荷拠点周辺の解体スクラップ取扱量は減少した一方、広域解体工事・片付け事業及び高収益商材の入荷増加で収益を補完した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「廃自動車の発生台数が依然として低調で、国内製造業における生産量の回復は鈍く、金属スクラップの発生量も停滞した環境下において、取扱量は前期を下回りました。」
廃自動車及び国内製造業の発生量低迷が継続し、資源循環事業の取扱量が前期を下回る事象として実際に表れた。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「廃自動車の発生台数及び国内製造業における生産の落ち込み等により金属スクラップ等の発生量が減少する中、積極的な営業活動により、取扱量は前年同期と同水準となりました。一方、発生量の減少に伴う仕入環境の悪化により収益性は低下しました。」
廃自動車及び国内製造業の生産減少により原料発生量と仕入環境が悪化し、営業活動で取扱量を前年同期並みに維持したものの、収益性の低下として影響が表れた。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「廃自動車の発生台数等の減少に加えて、第1四半期連結会計期間において一時的な設備の故障等により稼働率が低下したことで取扱量は減少しました。」
廃自動車の発生台数等の減少により原料・取扱量が減少し、設備故障による稼働率低下も重なった。原料調達・処理量の制約が実際の減収要因として表れた。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「一方で、広域の片付け解体工事の受注増加が収益に貢献しました。」
原料・取扱量の確保に関して、広域の片付け解体工事の受注増加が収益に寄与したと記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「また、前連結会計年度より続く大型解体物件からの鉄スクラップ取扱量の増加もあり、持分法による投資利益の増加とも相まって、増収増益となりました。」
大型解体物件からの鉄スクラップ取扱量の増加が継続していることを再確認している。 - FY2021対処有価証券報告書
「金属スクラップ価格は上昇し、また、取扱量においては大型解体物件から排出される鉄スクラップ仕入の影響もあり、どちらも前年を上回って推移しました。」
金属価格の上昇と大型解体物件からの仕入れにより取扱量が前年を上回り、原料調達環境は当年度に改善方向へ動いた。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「前期に発生した廃棄物の国内還流の影響による最終処分場の逼迫問題はコロナ禍による廃棄物発生量の減少により緩和され、当グループの加工拠点においても廃棄物の処理に関して受入制限することなく操業は安定しました。」
最終処分場の逼迫と受入制限が緩和され、加工拠点で受入制限なしの安定操業が続いていることを再確認している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「前期に発生した廃棄物の国内還流の影響による最終処分場の逼迫問題はコロナ禍による廃棄物発生量の減少により緩和され、当グループの加工拠点においても廃棄物の処理に関して受入制限することなく操業は安定しました。」
最終処分場の逼迫と受入制限が緩和され、受入制限なしで安定操業となった前四半期の状況を再確認している。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「前期に発生した廃棄物の国内還流の影響による最終処分場の逼迫問題はコロナ禍による廃棄物発生量の減少により緩和され、当グループの加工拠点においても廃棄物の処理に関して受入制限することなく操業は安定しました。」
前期に顕在化していた最終処分場の逼迫と受入制限が、廃棄物発生量の減少により緩和され、当四半期は受入制限なしで安定操業となった。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「鉄・非鉄金属スクラップ価格が弱含みに推移し、また最終処分場等の廃棄物の処理料金値上げや、受入制限が発生する厳しい環境の中、当グループでは中間処理後の最終処分場等の処理料金値上げに対する原料受入価格の是正により収益を確保しました。」
最終処分場等の処理料金値上げと廃棄物受入制限が引き続き発生している。原料受入価格の是正により収益を確保したことも併記されている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「当グループにおいても、廃棄物の受入を制限したことにより取扱量は減少しましたが、中間処理後の最終処分場等の処理料金値上げに対する価格是正が進捗したことで収益を確保しました。」
最終処分場等の受入制限が自社の廃棄物受入と取扱量の減少として実際に表れた。一方、処理料金値上げへの価格是正により収益を確保している。 - FY2020-Q1取扱量増加と受入制限の併存有価証券報告書
「鉄・非鉄金属スクラップ価格が下げ相場で弱含みに推移し、また、廃棄物の国内還流の影響による最終処分場等の廃棄物の処理料金値上げや、受入の制限が発生する厳しい環境となりましたが、当グループでは廃プラスチックを中心に逆有償品の取扱量が増加し」
廃棄物の処理料金値上げや受入制限が発生する一方、廃プラスチックを中心とする逆有償品の取扱量は増加した。調達・処理環境の悪化と取扱量拡大が併記されている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「このような環境の中、金属・プラスチック関連では国内の集荷・生産は堅調に推移したものの」
国内の金属・プラスチック関連の集荷・生産は堅調に推移しており、国内調達環境について従前の状況を再確認している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「国内の金属・プラスチック関連では工場でのリサイクル資源の集荷・生産においては底堅く推移したものの、前述の貿易環境の悪化や大型台風による出荷の遅れ等により輸出取引は低調に推移しました。」
国内工場でのリサイクル資源の集荷・生産は底堅く推移しており、調達環境の改善状態を再確認している。一方、輸出取引には貿易環境と台風の影響が生じている。 - FY2018対処有価証券報告書
「このような環境の中、各相場の上昇局面を活用した工場でのリサイクル資源の集荷・生産や輸出取引が好調に推移し収益に大きく寄与しました。」
相場上昇局面を背景に工場でのリサイクル資源の集荷・生産が好調に推移し、原料調達環境の悪化が当該年度の業績に表れた状況は緩和された。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「このような環境の中、各相場の上昇局面を活用した工場でのリサイクル資源の集荷・生産や輸出取引、中古車及び中古自動車部品の販売が好調に推移し、収益に大きく寄与しました。」
工場でのリサイクル資源の集荷・生産が好調に推移したとされ、原料調達環境の悪化が当該期間の業績に表れた状況は緩和された。 - FY2017再掲有価証券報告書
「工場の生産動向、最終製品の消費動向等の影響により発生が減少する可能性があります。こうした原材料・商品の減少は、売買数量、生産設備の稼働率に影響を与え当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
廃棄物の発生量減少が売買数量や設備稼働率に影響する調達環境リスクを再確認している。 - FY2016初出有価証券報告書
「金属相場下落によりリサイクル資源の流動性が低下し、集荷が低調に推移した」
国内人口減少や製造業の海外移転による廃棄物発生減少と、業界内の原材料確保競争をリスクとして挙げ、当期にも集荷低調を記載している。