ゼロカーボン・スチールとカーボンニュートラルビジョン2050
FY2021に初出。8回の記載のうち7回が「前進」で、最初の「前進」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。9社中1社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに8社。
- FY2026前進有価証券報告書
「その後の取組みにより、2026年3月には45%に達しています。」
カーボンニュートラルビジョンについて、高炉水素還元のCO2削減効果が45%に達し、2030年30%削減・2050年カーボンニュートラルに向けた技術進展を示した。 - FY2025前進有価証券報告書
「当社は、2024年1月から12月に実施した試験では、世界初となるCO2削減43%を実現し、開発目標を前倒しで達成しました。」
カーボンニュートラルビジョンについて、Super COURSE50の43%削減実証、小型試験電炉の完成、2029年度等の電炉転換投資決定へ進んだ。 - FY2024前進有価証券報告書
「東日本製鉄所君津地区の小型試験炉でのSuper COURSE50開発試験で世界最高水準を更新するCO2排出量33%の削減効果を確認するなど技術開発の進捗に加え、九州製鉄所八幡地区及び瀬戸内製鉄所広畑地区を候補地とした高炉プロセスから電炉プロセスへの転換に向けた本格検討を開始するなど」
カーボンニュートラル対応について、Super COURSE50の小型試験炉でCO2排出量33%削減効果を確認し、高炉から電炉への転換候補地の本格検討を開始した。 - FY2024-Q3前進有価証券報告書
「また、当社とU. S. Steelは、2050年カーボンニュートラル達成という目標に向けて、これまで技術開発を推進してきており、それぞれ技術的な強みを持っています。当社は、「高炉水素還元」「水素による還元鉄製造」「大型電炉での高級鋼製造」の3つの超革新的技術によるカーボンニュートラルの実現を目指している。今後、両社の先端技術を融合することによって、2050年カーボンニュートラルへの取組みをさらに推進し、持続可能な社会の実現に貢献していく。」
カーボンニュートラルビジョンについて、U. S. Steelの先端電炉ミニミル等との技術融合を通じ、3つの超革新的技術と2050年カーボンニュートラルへの取り組みをさらに推進する方針を示した。 - FY2023前進有価証券報告書
「当社は、鉄鋼プロセスの脱炭素化に向けて「高炉水素還元」、「大型電炉での高級鋼製造」及び「水素による還元鉄製造」という3つの超革新技術を開発し、一部残るCO2についてはCCUSでオフセットするという複線的なアプローチで、2030年までにCO2総排出量を30%削減し、2050年にカーボンニュートラルを目指しています。」
カーボンニュートラルビジョンについて、3技術・CCUSの複線的アプローチを継続し、大型高炉実機の水素還元実証試験開始決定へ進んだ。 - FY2022前進有価証券報告書
「3つの超革新技術(高炉水素還元、100%水素直接還元プロセス、大型電炉での高級鋼製造)を他国に先駆けて開発・実機化するための取組みを推進しております。」
カーボンニュートラルビジョン2050について、専任プロジェクト、NEDO採択、小型電気炉・小型直接還元炉の試験計画、エコプロダクツ等の複線的な取り組みを進めた。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「電炉はタイにおける熱延需要規模に見合っていること、また当社のカーボンニュートラルビジョン2050の3つの柱の一つである「電炉での高級鋼製造」を将来、具体的に推進する拠点になり得るという観点からも意義のある投資と判断した。」
カーボンニュートラルビジョン2050の柱の一つである電炉での高級鋼製造について、タイのG Steel及びG J Steelを将来の推進拠点と位置付ける投資判断を示した。 - FY2021初出有価証券報告書
「「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050~ゼロカーボン・スチールへの挑戦~」を掲げ、経営の最重要課題として諸対策を検討・実行します。2030年においては、現行の高炉・転炉プロセスでのCOURSE50の実機化、既存プロセスの低CO2化等によって、対2013年比▽30%のCO2排出削減を実現します。2050年に向けては、電炉による高級鋼の量産製造、高炉水素還元法の開発を通じたCO2の抜本的削減、水素による直接還元鉄製造等の超革新的技術にチャレンジし、カーボンニュートラルを目指します。」
脱炭素対応を従来の環境技術・COURSE50の継続から、2030年30%削減、2050年カーボンニュートラルという期限・数値を伴う経営最重要課題へ引き上げた。