中国・新興国経済の減速と原材料・電力コスト上昇
FY2017-Q1に初出。34回の記載のうち12回が「再掲」。直近の記載は2026-11-05。
日本坩堝がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。185社中162社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに58社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く経営環境は、内外の政治・経済の動向、人手不足・賃上げ、原材料・燃料価格の更なる高騰、為替相場等の市場動向など、引き続き予断を許さないものと認識しております。」
従来の原材料価格・為替等のリスクに加え、人手不足・賃上げ、燃料価格の更なる高騰、内外の政治・経済動向を注視要因として明示している。 - 2026-06-03再掲株主総会
「先行きについては、各種の政策効果もあって景気の緩やかな回復が継続していくことが期待されますが、内外の政治・経済の動向や人手不足・賃上げ、物価高の影響などを十分に注視する必要があります。」
内外の政治・経済動向、人手不足・賃上げ、物価高を注視要因として再確認している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、景気の緩やかな回復が継続しました。先行きについては、各種の政策効果もあって景気の緩やかな回復が継続していくことが期待されますが、内外の政治・経済の動向や人手不足・賃上げ、物価高の影響などを十分に注視する必要があります。」
景気回復を見込む一方、内外の政治・経済動向に加え、人手不足・賃上げ、物価高の影響を新たな注視要因として明示している。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「先行きについては、各種の政策効果もあって景気の緩やかな回復が継続していくことが期待されますが、物価上昇や為替変動のリスクなどを十分に注視する必要があります。」
景気回復を見込む一方、物価上昇と為替変動を先行きのリスクとして継続的に注視している。 - FY2024-Q3外需低迷・輸出減少リスクの明示有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の業況判断が改善し景気の緩やかな回復が継続しております。先行きについては、資源価格の下落や各種の政策効果もあって景気の緩やかな回復が継続していくことが期待されますが、外需の低迷による輸出の減少や為替変動のリスクなどを十分に注視する必要があります。」
景気回復を見込む一方、従来の物価・原燃料価格に加え、外需低迷による輸出減少を先行きのリスクとして明示している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、生産・輸出の回復を受けて景気の緩やかな回復が継続しております。先行きについては、各種の政策効果もあって景気の緩やかな回復が継続していくことが期待されますが、物価上昇や為替変動のリスクなどを十分に注視する必要があります。」
生産・輸出回復による景気改善を示す一方、物価上昇と為替変動を先行きのリスクとして継続的に注視している。 - FY2024-Q1景気改善も原燃料価格・為替変動リスク継続有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、部材不足の緩和により自動車関連産業がプラスに転じ、資源価格の下落を受けて素材産業も持ち直すなど、企業収益は総じて緩やかに改善しております。先行きについては、各種の政策効果もあって景気の緩やかな回復が継続していくことが期待されますが、原燃料価格の高騰や為替変動のリスクなどを十分に注視する必要があります。」
企業収益や景気には緩やかな改善がみられる一方、原燃料価格の高騰と為替変動は引き続き注視すべきリスクとして示されている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「先行きについては、各種の政策効果もあって景気が回復に向かうことが期待されますが、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、原燃料価格の高騰や急激な為替変動のリスク、中国における感染動向などを十分に注視する必要があります。」
ロシア・ウクライナ情勢、原燃料価格、為替変動、中国の感染動向を先行きの懸念材料として継続している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「先行きについては、各種の政策効果もあって景気が持ち直していくことが期待されますが、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、原燃料価格の更なる高騰や急激な為替変動のリスクなどを十分に注視する必要があります。」
ロシア・ウクライナ情勢の長期化、原燃料価格の更なる高騰、急激な為替変動が先行きのリスクとして継続・具体化している。また原材料価格高騰と急激な円安進行が営業利益等の減少要因として実績化した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「先行きについては、各種の政策効果もあって景気が持ち直していくことが期待されますが、原材料価格の更なる高騰や急激な円安をはじめとする為替変動リスクなどを十分に注視することが必要な状況であります。」
景気持ち直しへの期待を示す一方、原材料価格の更なる高騰と急激な円安・為替変動リスクを新たな懸念要因として明示している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く経営環境は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大による経済低迷に加え、ウクライナ情勢等による原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱への懸念、円安の急激な進行など、引き続き厳しいものと認識しております。」
従来の感染症、中国経済、原材料価格等の懸念に加え、ウクライナ情勢、サプライチェーン混乱、急激な円安が新たな悪化要因として明示された。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「先行きについては、各種の政策効果もあって業績の回復傾向が持続することが期待されますが、原材料価格の高止まりによる下振れリスクや新型コロナウイルス感染の再拡大もあって、不透明な状況が続く見込みであります。」
業績回復への期待を示す一方、原材料価格の高止まりによる下振れリスクと感染症再拡大が先行きの不透明要因として明示された。 - FY2022-Q2景況改善もサプライチェーンによる下振れ懸念継続有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大により厳しい状況が続きましたが、海外経済の回復に伴う輸出の増加を背景に景況感は改善しました。先行きについては、世界的な景気回復を背景として業績の改善に向かうとみられますが、サプライチェーンを通じた景気の下振れリスクへの懸念もあって、不透明な状況が続く見込みであります。」
感染症の影響で厳しい状況が続く一方、海外経済の回復と輸出増加により景況感は改善した。先行きについては、サプライチェーンを通じた景気下振れリスクが新たに具体化され、不透明感が継続している。 - FY2022-Q1景況改善も感染症再拡大で不透明感継続有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にありましたが、製造業を中心に景況感が改善し、輸出の増加や生産の持ち直しの動きが継続しました。先行きについては、輸出の増加などを背景として業績の改善に向かうとみられますが、感染症の再拡大が社会経済活動に与える影響への懸念もあって、不透明な状況が続く見込みであります。」
製造業の景況感、輸出、生産には改善がみられる一方、感染症再拡大への懸念から先行きの不透明感は継続している。 - FY2021-Q3景気回復の兆しも改善ペースは緩慢有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を主因に厳しい状況が続きましたが、輸出の増加や生産の持ち直しなどにより、企業収益の減少幅は縮小しています。先行きについては、感染症の影響が徐々に和らいでいくなかで改善基調をたどるとみられますが、感染症への警戒感から改善ペースは緩やかなものにとどまると見込まれております。」
輸出増加・生産持ち直しにより企業収益の減少幅は縮小したが、感染症への警戒から先行きの改善ペースは緩やかと見込んでいる。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「今後の景気の先行きについては、企業の業況判断が足元で若干改善し、工場の稼働再開など持ち直す動きもみられますが、感染症の再拡大への警戒感もあって、きわめて不透明な状況となっています。」
企業業況や工場稼働に持ち直しの動きがある一方、感染症再拡大への警戒感により景気の先行きはきわめて不透明とされている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「利益面では、営業利益は3億8千6百万円(前年同期比30.8%減)、経常利益は4億1千2百万円(前年同期比31.5%減)となりました。鋳造市場、鉄鋼市場ともに比較的利益率の高い製品の売上が減少したこと、主要な原材料価格の高止まり傾向が続いたことなどが、減益の主たる要因であります。」
主要原材料価格の高止まりが継続し、利益率の高い製品の減少とともに営業利益・経常利益の減少要因として実績化している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「先行きに関しましては、各種政策の効果が期待されるところではありますが、輸出の低迷を背景に企業の業況判断の慎重さが増しており、また米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの影響、これに伴う中国経済の先行きなどの重大な懸念材料もあって、極めて不透明な状況にあります。」
輸出低迷、製造業の慎重な業況判断、米中貿易摩擦に加え、新型コロナウイルスと中国経済の先行きが重大な懸念材料として加わり、不透明感が一段と強まったと記載している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「先行きに関しましては、各種政策の効果に支えられ引き続き緩やかな回復が期待されますが、企業の業況判断は製造業を中心に慎重さが増しており、また米中貿易摩擦の影響や中国経済の減速などの懸念材料もあって、不透明感が一段と高まっております。」
製造業を中心に企業の業況判断の慎重さが増し、米中貿易摩擦・中国経済減速も重なって不透明感が一段と高まったと記載している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「しかしながら、利益面では、原材料価格の高止まり等により、営業利益が1億4千1百万円(前年同四半期比12.7%減)、経常利益が1億5千6百万円(前年同四半期比9.9%減)、また親会社株主に帰属する四半期純利益は1億円(前年同四半期比10.2%減)となりました。」
従来から示していた原材料価格上昇等の外部環境リスクについて、原材料価格の高止まりが営業利益・経常利益・四半期純利益の減少として実績に表れている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な企業収益を背景に緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、先行きに関しては、米中貿易摩擦の影響や中国経済の減速懸念等から製造業を中心に企業の業況判断に慎重さがみられるなど、不透明な状況にあります。」
米中貿易摩擦と中国経済減速を、製造業を中心とする先行き不透明要因として継続的に示している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「耐火物等事業が48億4百万円(売上高比率67.2%)と前年同四半期比9.2%増加いたしましたが、原材料価格上昇等の影響により営業利益は4億6千5百万円と前年同四半期比0.4%減少いたしました。」
米中貿易摩擦の長期化や中国経済減速への懸念が示され、さらに原材料価格上昇が実際に耐火物等事業の営業利益を押し下げた。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「先行きに関しましては、米中貿易摩擦の激化等の懸念材料はありますが、雇用・所得環境の改善等の効果も寄与し、景気回復が続くと見込まれております。」
米中貿易摩擦の激化を景気の先行きに関する懸念材料として示しているが、前事業年度の有価証券報告書記載リスクについて重要な変更はないとしている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「鉄鋼産業は、国内粗鋼生産量は前年比微増となりましたが、中国の粗鋼生産量が依然として増加しており、また米国の鉄鋼輸入制限に代表される通商問題の発生など、先行きは予断を許さない状況にあります。」
中国の粗鋼生産増加や米国の鉄鋼輸入制限を含む通商問題を、引き続き外部環境上の懸念として示している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「今期につきましても、米国の保護主義的な経済政策運営や原材料の上昇などの懸念材料はあるものの、底堅い内外需を背景に概ね好調な景気が続くものと思われます。」
米国の経済政策運営や原材料価格上昇を懸念材料として引き続き示している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「先行きに関しては、米国の経済政策運営や北朝鮮の地政学的リスクなどの影響の懸念もありますが、景気は引き続き緩やかに回復すると見込まれております。」
米国の経済政策運営や北朝鮮の地政学的リスクを含む海外環境への懸念を継続して示している。 - FY2018-Q2北朝鮮を巡る地政学的リスクの明示有価証券報告書
「しかしながら、米国の経済政策運営や北朝鮮を巡る地政学的リスクなど海外経済の動向には不透明感があり、景気の先行きについては依然として慎重姿勢も見られます。」
従来の海外経済・米国政策への不透明感に加え、北朝鮮を巡る地政学的リスクを具体的に挙げている。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、米国の経済政策運営や新興国の状況など海外経済の動向には不確実性があり、今後国内需要が一巡した後の設備投資の減速懸念など、景気の先行きについては依然として慎重姿勢も見られます。鉄鋼産業は、国内粗鋼生産量が前年同月比でほぼ横ばいとなる中、製鉄原料の価格上昇に加えて、中国の粗鋼生産が過去最高となるなど、依然として厳しい環境が続いております。」
海外経済・設備投資の不確実性に加え、製鉄原料価格の上昇と中国粗鋼生産の過去最高が示され、外部環境リスクの厳しさが増している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「鉄鋼産業は、建設・自動車などの需要拡大を受けて国内粗鋼生産量が前年度実績を上回り、低迷基調に一服感が出ているものの、一部の新興国の成長鈍化による鋼材需要の停滞、原料コストの変動など、依然として厳しい環境が続いております。」
新興国の成長鈍化と原料コスト変動を含む外部環境リスクが継続している。リスク開示では、海外依存度の高い原料価格・為替変動や電力供給量不足も明示された。 - FY2017-Q3景気不透明感と原料炭高騰の顕在化有価証券報告書
「しかしながら、設備投資の持ち直しの動きに足踏みがみられるほか、米国の政策運営などの不透明感もあって、景気の先行きについては総じて慎重姿勢の状況にあります。鉄鋼産業は、国内粗鋼生産量はほぼ前年並みでしたが、中国の粗鋼生産が依然として高水準にあり、また原料炭価格の高騰による生産コストの上昇など、厳しい状況が続いております。」
設備投資の足踏みや米国の政策運営への不透明感に加え、中国の高水準生産と原料炭価格高騰による鉄鋼の生産コスト上昇が示されている。 - FY2017-Q2為替リスクの方向変化有価証券報告書
「しかしながら、設備投資の持ち直しの動きには足踏みがみられ、円高による輸出への影響が懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況にあります。」
従来記載されていた円安による原材料価格上昇とは異なり、今回は円高による輸出への影響と設備投資の足踏みを景気リスクとして挙げている。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「また、中国や新興国経済の減速、円安に伴う原材料価格の上昇、電力料金の値上げ等の影響により、先行き不透明な状況にありますが、当社は常に変化に柔軟に対応し企業価値の向上を図ってまいります。」
海外景気、為替に伴う原材料価格、電力料金を事業環境上の不透明要因として挙げている。