NAS電池のコストダウンとパートナー連携による需要創出
FY2016に初出。13回の記載のうち4回が「前進」で、最初の「前進」はFY2020。直近の記載はFY2026。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026削除有価証券報告書
「2025年10月には、エナジーストレージ事業として展開するNAS®電池の製造及び販売活動の終了とセラミックパッケージ事業の体制再編を決定し、事業構成の転換を前進させました。」
NAS電池の製造・販売活動終了に伴い、事業構造改革費用199億59百万円と事業構造改革引当金122億70百万円を計上している。 - 2026-04-30達成業績予想の修正終息を示唆
「製造及び販売活動終了に係る事業構造改革費用199億59百万円を特別損失に計上した」
NAS電池の製造・販売活動終了に伴う事業構造改革費用を通期実績として計上し、終了後は受注済案件への対応とアフターサービスのみを継続する見通しを示している。 - FY2026-H1削除有価証券報告書
「当社は、2025年10月31日開催の取締役会において、エナジーストレージ事業として展開するNAS®電池の製造・販売活動を終了し、新規受注の獲得を行わない方針を決定いたしました。」
NAS®電池について、BASF社との協議を中止し、需要形成の遅れ、部材コスト高騰、リチウムイオン電池との競争激化を理由に製造・販売活動の終了を決定した。既受注案件の在庫出荷とアフターサービスは継続する。 - FY2025悪化有価証券報告書
「需要の拡大を見込んでいたエナジーストレージ事業のNAS®電池は、当面厳しい事業環境に置かれる見通しです。工場の生産工程を一部停止する対応をとっており赤字が継続する見通しですが、NAS®電池の大容量、長寿命、長時間充放電等の特性を生かした市場は将来的に需要が拡大すると予測しており、協業するBASF社との体制強化を進め収益化を図り、社会課題の解決に寄与してまいります。」
NAS電池について、需要拡大の遅れと海外案件の消失を受け、生産工程の一部停止と赤字継続見通しが示された。一方、BASF社との協業強化と将来需要の取り込みは継続している。 - FY2024前進有価証券報告書
「NAS®電池を活用し、エネルギーリソースをIoT技術で統合制御し電力需給バランスを調整するVPPサービスを開始するなど、従来の「モノ売り」に加え、サービスや価値を提供する「コト売り」を新事業領域として注力してまいります。」
NAS電池とIoTによるVPPサービスを開始し、従来の電池販売からサービス・価値提供型事業への展開を具体化している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「NAS®電池の本格的な需要拡大には暫く時間を要しますが、大容量、長寿命、長時間充放電の特性を生かしたビジネスモデルの構築に取り組んでまいります。NAS®電池と独自のエネルギーマネジメントシステム(EMS)を組み合わせることで、NAS®電池の容量の有効活用、エネルギーリソース価値の最大化が可能となり、従来の「モノ売り」に加え、サービスや価値を提供する「コト売り」ビジネスへの展開も加速してまいります。」
需要拡大に時間を要するとの前提の下、EMSとの組み合わせによるサービス型ビジネスへの展開を継続している。 - FY2022前進有価証券報告書
「NAS®電池と独自のエネルギーマネジメントシステム(EMS)を組み合わせることで、NAS®電池の容量の有効活用、エネルギーリソース価値の最大化が可能となり、従来の「モノ売り」に加え、サービスや価値を提供する「コト売り」ビジネスへの展開も加速してまいります。」
NAS電池について、従来の提携・販路拡大に加えて、独自EMSとの組み合わせによる容量活用とサービス型ビジネスへの展開を具体化している。 - FY2021前進有価証券報告書
「再生可能エネルギー事業者との提携による蓄電サービスの検討など、蓄電池のビジネスモデル構築に取り組むとともに、ドイツの総合化学メーカーBASF社との提携による販路拡大やコスト競争力の向上を図ってまいります。」
NAS電池について、BASF社との提携に加え、再生可能エネルギー事業者との蓄電サービスなどビジネスモデル構築を具体化している。 - FY2020前進有価証券報告書
「NAS®電池の本格的な需要拡大に暫く時間を要すると見ており、ドイツの総合化学メーカーBASF社(本社:ルートヴィッヒスハーフェン)との提携による共同開発や販路拡大に努める」
NAS電池について、需要拡大の遅れを前提に、BASF社との共同開発・販路拡大という具体的な連携先と施策を示している。 - FY2019後退有価証券報告書
「NAS事業については、再生可能エネルギーの普及を背景に国内外で潜在的なニーズが高まりつつあるものの、受注の本格化には時間を要しており、事業体制をミニマムに絞り赤字を最小限に止める一方、機会を着実に捉えて成長に繋げてまいります。」
需要創出・成長を目指す従来方針に対し、受注本格化までの間は事業体制をミニマムに絞り赤字を抑える方針が加わっている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「電力関連事業部門では、がいし製品及び電力貯蔵用NAS®電池(ナトリウム/硫黄電池)のコストダウン製法及び性能向上の研究に取り組んでおります。」
NAS電池について、コストダウンと性能向上による競争力強化を引き続き掲げている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「NAS®電池については、国内では系統設置案件の受注獲得を目指すほか、海外では実証試験を梃子に蓄電事業への参入を図るなど需要創出に努めてまいります。」
国内外での需要創出という従来テーマを、国内の系統設置案件と海外の実証試験・蓄電事業参入という手段で説明している。 - FY2016初出有価証券報告書
「NAS®電池については、コストダウンを着実に進めると共に、パートナーとの連携により国内外での需要創出に努め、継続的な受注獲得へ繋げてまいります。」
コスト低減と外部パートナーとの連携を、国内外の需要創出および受注獲得の手段としている。