SGL GE Carbon Holding LLC米国事業の買収と黒鉛電極3極体制
FY2017-Q3に初出。4回の記載のうち1回が「達成」で、最初の「達成」はFY2017。直近の記載はFY2025-H1。
東海カーボンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに0社。
- FY2025-H1再定義有価証券報告書
「TEGは2005年に当社グループ入りし、当社電極事業の日米欧3極体制の一翼を担ってまいりましたが、近年は欧州市場の需要低迷、大手競合他社との価格競争、安価品の流入、低稼働率によるコスト増などの課題を抱えておりました。こうした状況下、当社が2025年2月に策定した「Vision 2030」で掲げる事業ポートフォリオ変革の一環として当社経営資源配分を様々な観点から検討した結果、TEGの全出資持分をLEO III.ファンドに譲渡することを決定いたしました。」
従来の日米欧3極体制の欧州拠点について、欧州市場の低迷等を背景に、Vision 2030の事業ポートフォリオ変革の一環として売却する方向へ位置付けが変わった。 - FY2018-Q1前進有価証券報告書
「また世界的な市況上昇に加え、昨年11月より北米新拠点が連結業績に寄与したため、前年同期比で売上高、営業利益ともに大幅に増加しました。」
2017年11月の買収完了後、北米新拠点が実際に連結業績へ寄与したことを記載。買収完了に続く事業貢献の進展。 - FY2017達成有価証券報告書
「2017年11月7日付でTOKAI CARBON GE HOLDING LLCへ名称を変更しております。北米生産拠点の取得を通じて、アジア・欧州・北米の“3極体制”を築くことで」
SGL GE Carbon Holding LLCの全株式取得を2017年11月7日に完了し、TOKAI CARBON GE HOLDING LLCとして連結子会社化。3極体制の実現を記載。 - FY2017-Q3初出有価証券報告書
「当社は、平成29年9月28日開催の臨時取締役会において、黒鉛電極メーカーであるSGL GE Holding GmbHから、その米国事業を担うSGL GE Carbon Holding LLCの全株式を取得し子会社とすることを決議するとともに、同年10月2日に株式譲渡契約を締結しました。北米生産拠点の取得を通じて、世界最大の電炉鋼市場である北米における当社自身のプレゼンス向上はもとより、アジア・欧州・北米の“3極体制”を築くことで、グローバルプレーヤーの一角として強固な事業基盤の構築を図ること、また、日本における生産の一部を北米に移管することで、グローバル生産体制の最適化及びコスト競争力の強化につなげることを目的としております。」
T-2018 Phase2の成長戦略および約500億円の戦略投資枠に基づく具体的なM&A案件。取得価額は129億円、取得後持分比率は100%、取得時期は平成29年11月上旬予定であり、北米拠点を加えたアジア・欧州・北米の3極体制、日本生産の一部北米移管、グローバル生産体制最適化を目的とする。