中国経済減速による瀋陽事業の収益性低下
FY2016に初出。16回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載はFY2023。
ノザワがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より6年早い。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに1社。
- FY2023悪化有価証券報告書
「海外事業では、中国国内のコロナ禍による断続的な都市封鎖の影響等により、中国における「アスロック」販売は厳しい状況で推移しました。なお、中国で押出成形セメント製品の販売を行う連結子会社「野澤貿易(上海)有限公司」について、中国経済・建築市場の停滞による経営環境悪化を受けて、2022年9月に同社の解散を決議し、現在清算中であります。」
中国販売の厳しい状況が続き、上海子会社についても中国経済・建築市場の停滞を理由に解散決議後の清算手続きへ移行している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「海外事業では、中国国内の不動産業界への規制強化や景気停滞の影響等により、中国における「アスロック」販売は前期に引き続き厳しい状況で推移しました。」
中国経済減速の影響に加え、不動産業界への規制強化が販売環境の悪化要因として明示され、厳しい販売状況が継続している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「連結子会社である野澤積水好施新型建材(瀋陽)有限公司の清算に伴う損失である。」
瀋陽子会社の解散・清算に伴う損失12,265千円を第1四半期の特別損失として計上している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「海外事業では、中国国内の新型コロナウイルス感染症による経済活動停滞の影響等により、中国における「アスロック」販売は厳しい状況で推移しました。なお、中国で押出成形セメント製品の製造販売を行う連結子会社「野澤積水好施新型建材(瀋陽)有限公司」について、主たる販売製品の「住宅用軽量外壁材」の供給先の閉鎖により、その供給が見込まれなくなったことから、2020年12月に同社の解散を決議しました。」
中国経済活動停滞の影響が販売低迷として継続し、瀋陽子会社の解散決議に至った。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「連結子会社である野澤積水好施新型建材(瀋陽)有限公司の清算に伴う損失である。なお、このなかには、関係会社清算損失引当金繰入額12,000千円を含んでいる。」
中国経済減速の影響を受けて厳しい状況が続いていた瀋陽子会社について解散・清算に移行し、清算損失引当金1,200万円を計上している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「海外事業は、中国国内のコロナ感染症による経済活動停滞の影響等により、中国における「アスロック」販売は厳しい状況が続いております。」
中国経済活動の停滞が中国でのアスロック販売の厳しさとして引き続き実績に表れている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「海外事業では、中国国内の景気減速に伴う建築計画の延期・中止等の影響を受け、中国における「アスロック」販売は厳しい状況で推移しました。」
中国経済減速の影響が建築計画の延期・中止と中国でのアスロック販売の厳しさとして実際に表れている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「海外事業は、中国国内の景気減速に伴う建築計画の延期・中止等の影響を受け、中国における「アスロック」販売は厳しい状況で推移しました。」
中国経済減速の影響が建築計画の延期・中止と中国でのアスロック販売の厳しさとして実際に表れている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「本年10月の消費増税による景気への影響、中国経済の失速懸念等、国内外に不確実性を含んでおり、今後も不透明な状況が続くと見込まれます。」
中国経済の失速懸念は継続しているが、当年度に瀋陽事業について新たな減損損失が発生したとの記載はない。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「海外事業では、中国北京・青島地区において「アスロック」のPR効果が現れているものの、中国建設市場の停滞を受け「野澤貿易(上海)有限公司」及び「野澤積水好施新型建材(瀋陽)有限公司」は厳しい状況で推移いたしました。」
中国建設市場の停滞と、上海・瀋陽の海外子会社が厳しい状況で推移していることを具体的に記載している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「中国・新興国経済の減速懸念や欧米の政治動向の不確実性を受け、不透明な状況で推移いたしました。」
中国・新興国経済の減速懸念を引き続き記載しているが、当第1四半期に瀋陽事業の新たな減損等が発生したとの記載はない。 - FY2017再掲有価証券報告書
「中国・新興国の景気減速懸念や欧州・米国経済の不確実性を受け、先行き不透明な状況で推移いたしました。」
中国・新興国の景気減速懸念を引き続き記載しているが、当年度に瀋陽事業の新たな減損が発生したとの記載はない。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国・新興国経済の経済成長の減速懸念に加え、欧州・米国経済の不確実性により為替・株式市場が乱高下するなど先行き不透明な状況で推移いたしました。」
中国・新興国経済の減速懸念を引き続き記載しているが、当四半期に瀋陽事業の新たな減損等が発生したとの記載はない。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国・新興国等世界経済の減速懸念や円高進行により企業の景況感が低迷し、経営環境は先行き不透明な状況で推移いたしました。」
中国・新興国等の景気減速懸念を引き続き記載しているが、当四半期に瀋陽事業の新たな減損等が発生したとの記載はない。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国・新興国経済の景気減速懸念や為替・株式市場の不安定な動きにより企業の景況感が低迷するなど、経営環境は先行き不透明な状況で推移いたしました。」
中国・新興国経済の景気減速懸念を引き続き記載しているが、当四半期に瀋陽事業の新たな減損等が発生したとの記載はない。 - FY2016初出有価証券報告書
「しかしながら、中国経済の減速の影響で建設並びに住宅売買が低迷したことにより、「野澤積水好施新型建材(瀋陽)有限公司」の保有する機械装置及び運搬具等有形固定資産の全額を減損損失に計上、当社グループへの影響額が6億60百万円となったこと等から、親会社株主に帰属する当期純利益は15億15百万円(前期比10.9%減少)となりました。」
中国経済減速による建設・住宅売買の低迷が実際に発生し、瀋陽子会社の固定資産について減損損失を計上した。