景気変動と建設・住宅投資減少のリスク
FY2016に初出。36回の記載のうち24回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載は2026-08-07。
ノザワがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。32社中17社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに4社。
- 2026-08-07悪化決算
「こうした状況を背景として建築資材の調達環境が悪化し、建築工事における工期遅延懸念が増大するなか、建築材料業界におきましても厳しい状況が続いております。」
建築資材の調達環境悪化と工期遅延懸念の増大を明示しており、建設需要・供給制約に関するリスクの記載が強まっている。 - FY2026悪化有価証券報告書
「建築材料業界におきましても、潜在的な建築需要は依然として底堅い一方、人手不足に起因して建築工事の供給制約が一段と強まり、需給バランスを欠く状況で推移しました。これに伴う工期遅延や建築価格高騰による建築計画の中止・延期が当社商品の販売に影響を及ぼし、厳しい状況が続いております。」
建築需要の底堅さを示す一方、人手不足による供給制約の一段の強まり、工期遅延、建築価格高騰、計画の中止・延期が販売に影響していると記載した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、インフレを伴って緩やかな回復基調にあるものの、一方で米国の政策リスクに対する警戒感を強めて推移し、企業の設備投資は慎重な姿勢が見られました。建築材料業界におきましては、建設業界において深刻化している技能工不足に伴う供給力低下による建築工事停滞の影響を受け、厳しい状況が続いております。」
米国の政策リスクと設備投資の慎重姿勢に加え、技能工不足による供給力低下と建築工事停滞を現在の厳しい事業環境として記載している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「建築材料業界におきましても、こうした不確実性を反映し、開発計画の中止・延期が更に増加・継続するリスクを孕んでおり、厳しい状況が続く見通しです。」
米国新政権の通商政策、ウクライナ・中東情勢への関与動向を新たな不確実性として挙げ、開発計画の中止・延期がさらに増加・継続するリスクを明示している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「建築材料業界におきましても、物流業界や建設業界におけるいわゆる2024年問題の影響や、技能工不足を背景とした建築コスト上昇による建築需要の減退等、厳しい状況が続くものと思われます。」
従来の技能工不足や建設費高騰に加え、2024年問題の影響と、それを背景とする建築コスト上昇・建築需要減退を事業環境上の懸念として明示している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化を背景として景気は緩やかな持ち直しが見られたものの、ウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化等、世界経済の不確実性の高まりを受け、先行きは不透明な状況で推移しました。建築材料業界におきましても、不安定な国際情勢や円安の加速等による原材料・エネルギー価格の高止まり等厳しい経営環境が継続しており、予断を許さない状況が続いております。」
従来の景気・建設投資環境の不透明感に加え、中東情勢の緊迫化、不安定な国際情勢、円安の加速を挙げ、世界経済と建築材料業界の不確実性を強めて記載している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復が続いているものの、各国中央銀行の利上げが続くなか依然としてインフレ圧力が残存し、先行き不透明感を強めて推移しました。建築材料業界におきましても、こうした物価上昇を背景とした原材料・エネルギー価格高騰の継続により、厳しい経営環境が続いております。」
各国の利上げ、インフレ圧力、原材料・エネルギー価格高騰を背景とする建築材料業界の厳しい環境を再確認している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類に引き下げられたこともあり、社会全体でアフターコロナへ向けた動きが加速しておりますが、一方で原材料・エネルギー価格の高止まりや世界的な金融引締めなど、予断を許さない状況で推移しました。建築材料業界におきましても、製造に使用する原材料の高騰は収まる気配がなく、依然として先行き不透明な事業環境が続いております。」
アフターコロナに向けた動きがある一方、原材料・エネルギー価格の高止まりや世界的な金融引締めにより、建築材料業界の不透明な事業環境が継続している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「わが国経済の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が第5類へ引き下げられ、社会経済活動の本格的な再開が期待される一方、各国で進む物価上昇や金融引き締め等の国内外の景気下振れリスクが存在しており、先行きの見通しが困難な状況で推移すると想定されます。建築材料業界におきましても、不確実性の高まる国内経済を背景として、建築需要の動向や製造資材コストの高止まり等、依然として厳しい状況が続くと見込まれます。」
感染症分類の引下げによる経済活動再開への期待を示す一方、物価上昇、金融引き締め、建築需要、製造資材コストの高止まりを景気下振れ・事業環境の懸念として挙げている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、国内における新型コロナウイルス感染症の拡大は小康を保った一方、長期化するロシアウクライナ情勢による世界経済の混迷や、急激な円安進行に伴うインフレ圧力の高まり等、日々不確実性を強めながら推移しました。建築材料業界におきましても、資源の高騰により原材料仕入価格や電力・ガス価格の上昇が相次ぎ、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。」
従来の感染症、景気後退、建設計画停滞等に加え、長期化するロシア・ウクライナ情勢、急激な円安、インフレ圧力を挙げ、事業環境の不確実性と厳しさを強めて記載している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「建築材料業界におきましても、建築工事受注動向は安定を欠き、また、コロナ感染症に端を発する原材料・資材価格の高騰の影響が日々増しており、予断を許さない状況が続いております。」
建築工事の受注動向が安定を欠く状況に加え、感染症を起点とする原材料・資材価格高騰の影響が増していると記載している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「建築材料業界におきましても、コロナ感染症の影響による建設計画の停滞や、五輪特需の収束に伴う競争激化が懸念されるなど、依然として予断を許さない状況が続いております。」
従来の感染症による建設投資抑制懸念に加え、建設計画の停滞と五輪特需収束後の競争激化を新たに懸念している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「建築材料業界におきましても、当該感染症の影響により新規建設計画が減少しており、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の影響により、新規建設計画の減少が実際に生じていると記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「建築材料業界におきましても、景気後退の影響により建設計画の延期・中止などの民間建設投資の停滞が強く懸念されることから、先行きは厳しい状況が続くと見込まれます。」
新型コロナウイルス感染症による景気後退を前提に、民間建設投資の停滞懸念を「強く懸念」として記載している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大に伴い企業収益は大幅に悪化し、極めて厳しい状況で推移しました。建築材料業界におきましても、当該感染症に伴う建設計画の中止・延期の影響による不透明感は増しつつあり、依然として予断を許さない状況が続いております。」
企業収益の大幅悪化に加え、感染症に伴う建設計画の中止・延期による不透明感が増していると記載している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大によりあらゆる経済活動が制限され景気は大きく後退、極めて厳しい状況で推移しました。建築材料業界におきましても、国内景気後退により建設投資抑制が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症による経済活動制限と景気後退が明示され、国内景気後退による建設投資抑制が懸念されている。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により経済・社会活動が停滞し、国内においても緊急事態宣言の発出により国内経済に著しい影響を与えるなど、極めて厳しい状況で推移しました。建築材料業界におきましても、実体経済の落ち込みによる民間建設投資の減少が懸念されるなど、予断を許さない状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症による経済・社会活動の停滞と国内経済への著しい影響を記載し、実体経済の落ち込みによる民間建設投資の減少を新たに懸念している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな景気回復基調にあったものの、米中貿易摩擦の長期化、英国のEU離脱等の問題に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、足元では不透明感が一層強まる状況で推移しました。建築材料業界におきましては、技能工不足は過去に例を見ないレベルまで高まり、深刻なリスク要因として建設投資への影響が懸念されるなど、予断を許さない状況が続いております。」
技能工不足を過去に例を見ないレベルと表現し、建設投資への影響を深刻なリスク要因としている。新型コロナウイルス感染症の世界的流行による不透明感も加わった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「建築材料業界におきましては、深刻さを増す施工現場の技能工不足・高齢化に伴い供給制約が懸念されるなど、予断を許さない状況が続いております。」
施工現場の技能工不足について、高齢化と供給制約への懸念を明示し、事業環境の厳しさを強めて記載している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「建築材料業界におきましては、建設投資は堅調を維持しているものの、技能工不足による人件費の増加等による建設費高騰は収まりを見せず、予断を許さない状況が続いております。」
建設投資は堅調としつつ、技能工不足、人件費増加、建設費高騰が続く不透明な事業環境を再確認している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「建築材料業界におきましては、慢性的な技能工不足による施工現場の生産性低下など懸念材料は依然として多く、予断を許さない状況が続いております。」
慢性的な技能工不足と施工現場の生産性低下を懸念材料として引き続き記載している。リスク欄では重要な変更はないとしている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「わが国経済の見通しにつきましては、本年10月の消費増税による景気への影響、中国経済の失速懸念等、国内外に不確実性を含んでおり、今後も不透明な状況が続くと見込まれます。建築材料業界におきましても、大都市圏の再開発やインフラ等既存設備の老朽化対策など、建設需要は底堅く推移すると見込まれるものの、人手不足や建設費高騰等留意すべき問題を抱えており、予断を許さない状況が続くものと予想されます。」
消費増税、中国経済の失速懸念に加え、人手不足・建設費高騰による建設投資への懸念を引き続き示している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が底堅く推移し緩やかな回復基調が持続しているものの、米中貿易摩擦が長期化の様相を呈し世界経済の下振れリスクが顕在化し、先行き不透明感が残る状況で推移いたしました。建築材料業界におきましては、労働者の高齢化や若年層の担い手不足による技能工不足は深刻さを増し、建設投資に影響を及ぼすなど、予断を許さない状況が続いております。」
米中貿易摩擦による世界経済の下振れリスクが顕在化したとし、技能工不足も深刻化して建設投資に影響を及ぼしていると記載している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「建築材料業界におきましては、技能工不足は依然払拭されず深刻さを増しており、建設投資への悪影響が懸念されるなど、予断を許さない状況が続いております。」
技能工不足について、従来の懸念から「深刻さを増している」との表現になり、建設投資への悪影響が懸念されるとしている。米国の保護主義政策に端を発する貿易摩擦の懸念拡大も記載している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が持続しているものの、米国発の貿易摩擦の強まりに伴う輸出環境への懸念による景況感の悪化等、先行き不透明な状況で推移いたしました。建築材料業界におきましては、慢性的な技能工不足の影響で建設費が高止まりとなり投資の抑制が懸念されるなど、予断を許さない状況が続いております。」
米国発の貿易摩擦による輸出環境・景況感への懸念が加わり、慢性的な技能工不足と建設費高止まりによる投資抑制懸念も引き続き記載している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「建築材料業界におきましても、今後ますます深刻化する技能工不足に伴う労働供給制約により建設投資の低迷が懸念されるなど、予断を許さない状況が続くものと予想されます。」
技能工不足を「今後ますます深刻化する」とし、労働供給制約による建設投資低迷の懸念を明示している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界経済の回復を背景として国内企業業績や雇用環境に改善が見られ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。建築材料業界におきましては、建設投資は概ね堅調に推移しているものの、深刻な技能工不足や建設費高騰が引き続き懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。」
国内景気や建設投資は概ね堅調としつつ、深刻な技能工不足と建設費高騰を引き続き懸念材料として挙げ、建築材料業界の先行き不透明感を再確認している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「建築材料業界におきましては、建設投資は官民ともに堅調を維持しているものの、技能工不足や建設費高騰などの問題は払拭されず、依然不透明な状況が続いております。」
建設投資は堅調としつつ、技能工不足や建設費高騰による不透明な事業環境が続いているとしている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益・雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、中国・新興国経済の減速懸念や欧米の政治動向の不確実性を受け、不透明な状況で推移いたしました。建築材料業界におきましては、内外経済の先行きに対する警戒感から設備投資に慎重な姿勢が見られるなど、予断を許さない状況が続いております。」
中国・新興国経済の減速懸念、欧米の政治動向の不確実性、設備投資の慎重姿勢を挙げ、事業環境の不透明さが続いているとしている。 - FY2017悪化有価証券報告書
「建築材料業界におきましても、厳しい受注状況が続くなか慢性的な人手不足により建設費は依然として高止まりで推移するなど、予断を許さない状況が続いております。」
従来の建設費高止まりや景気不透明感に加え、厳しい受注状況と慢性的な人手不足を明示している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国・新興国経済の経済成長の減速懸念に加え、欧州・米国経済の不確実性により為替・株式市場が乱高下するなど先行き不透明な状況で推移いたしました。建築材料業界におきましても、依然として建設費は高止まりで推移し、海外経済の不透明感から設備投資に慎重な姿勢が見られるなど、予断を許さない状況が続いております。」
中国・新興国の減速懸念に加え、欧米経済の不確実性、為替・株式市場の変動、建設費高止まり、設備投資の慎重姿勢を挙げ、事業環境の不透明さが続いているとしている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国・新興国等世界経済の減速懸念や円高進行により企業の景況感が低迷し、経営環境は先行き不透明な状況で推移いたしました。建築材料業界におきましては、企業収益が頭打ちのなか設備投資は力強さを欠き、慢性的な技能工不足や建設費高止まりも懸念されるなど、依然として予断を許さない状況が続いております。」
世界経済の減速懸念、円高、設備投資の弱さ、技能工不足、建設費高止まりを挙げ、建設・住宅関連市場の不透明さが続いているとしている。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「中国・新興国経済の景気減速懸念や為替・株式市場の不安定な動きにより企業の景況感が低迷するなど、経営環境は先行き不透明な状況で推移いたしました。建築材料業界におきましても、景気の下振れリスクを反映して設備投資に慎重な姿勢が見られ、建設費も依然として高止まりで推移するなど、予断を許さない状況が続いております。」
景気減速懸念、設備投資の慎重姿勢、建設費高止まりを挙げ、建設・設備投資環境の不透明さが続いているとしている。 - FY2016初出有価証券報告書
「経済環境が悪化し民間設備投資・住宅投資が減少した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
主力製品の需要が公共投資、民間設備投資、新設住宅着工戸数の影響を受けるとしている。