資材価格高騰と為替変動による収益変動
FY2016に初出。31回の記載のうち13回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載は2026-10-22。
石塚硝子がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。57社中40社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに15社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「翌連結会計年度のわが国経済は、国際情勢の不安定な状態が続いており、主要国通貨に対する円下落や物価高騰、物流への影響など依然として景気の先行きは不透明な状況が見込まれます。とりわけ、中東情勢の地政学リスクの高まりにより様々なコストの上昇や生産資材の調達への影響など、サプライチェーン全体におけるリスクが顕在化しつつあります。」
円安、物価高騰、物流影響に加え、中東情勢を背景とするコスト上昇・生産資材調達への影響がサプライチェーン全体で顕在化しつつあると記載している。 - 2026-04-23悪化決算
「円安進行に伴う諸資材価格の高止まりに加えて、中東情勢の緊迫化による原油価格上昇に伴い更なる物価高が見込まれるなど、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。」
円安、資材価格高止まり、中東情勢による原油価格上昇が収益環境の不透明要因として重ねて示されている。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「為替差損 183」
円安等による為替変動リスクについて、当中間期に183百万円の為替差損が営業外費用として発生し、経常利益を押し下げた。 - FY2025-Q1悪化有価証券報告書
「更なる円安進行や一部原紙価格の上昇による原紙調達コストに加えて、物流の2024年問題による物流費用、エネルギーコスト及び諸資材価格の高騰に対する販売価格改定の取り組み」
円安、原紙・物流・エネルギー・諸資材価格の上昇が引き続き収益変動要因として顕在化し、販売価格改定で対応している。 - FY2024再掲有価証券報告書
「LNG及び電力などのエネルギー価格は依然として高い水準にありますが、価格改定に加えて製造工程の合理化を通じたコスト低減施策の取り組みにより、営業利益5,456百万円(前期比146.8%増)となりました。」
エネルギー価格の高止まりを引き続き認識しつつ、価格改定と製造工程合理化によるコスト低減で対応している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の規制が大幅に緩和され経済活動が正常化に進む一方、ウクライナ並びに中東地域を巡る地政学的問題の長期化や円安を背景とした諸資材価格の高騰とそれに伴う物価高騰など先行きは不透明な状況が続いております。」
円安、地政学的問題、諸資材価格高騰及び物価高騰による収益変動リスクを引き続き記載している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の規制が大幅に緩和され経済活動が正常化に進む一方、米国及び欧州を中心とした金融引き締めによる海外経済の下振れリスク、ウクライナ情勢を巡る国際情勢の長期化や円安を背景とした諸資材価格の高騰とそれに伴う物価高騰など先行きは不透明な状況が続いております。」
感染症規制の緩和による正常化が進む一方、米国・欧州の金融引き締めによる海外経済下振れリスク、ウクライナ情勢の長期化、円安と資材価格高騰が引き続き明示されている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の規制が大幅に緩和され経済活動が正常化に進む一方、ウクライナを巡る国際情勢の長期化や円安等による諸資材価格の高騰、それに伴う物価上昇など先行きは不透明な状況が続いております。」
ウクライナ情勢の長期化と円安を背景に、諸資材価格の高騰・物価上昇が続いており、資材価格変動リスクが継続して顕在化している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限が緩和され、経済活動に持ち直しの動きがみられる一方、ウクライナ情勢をめぐる地政学的リスクの高まりに加えて、欧米諸国と日本の金融政策の違いなどから為替が円安に進行し、エネルギー価格をはじめとする諸資材価格が高騰するなど非常に厳しい状況で推移しました。先行きにつきましても、当面の間はエネルギー価格の高止まりが想定され、今後の業績の下振れ要因となる見込みです。」
円安と地政学的リスクを背景とするエネルギー・諸資材価格の高騰が続き、エネルギー価格の高止まりが今後の業績下振れ要因になると記載している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ウクライナ情勢をめぐる地政学的リスクの高まりに加えて、欧米諸国と日本の金融政策の違いなどから為替が円安に進行したことにより、エネルギー価格をはじめとする諸資材価格が高騰し、非常に厳しい状況で推移しました。業績につきましては、地政学的リスクの高まりに加えて為替が円安に進行したことにより、LNG及び電力などのエネルギー価格が高騰し、これに対する一部値上げとグループを挙げてのコスト削減に取り組むものの、営業利益1,563百万円(前年同四半期比22.8%減)となりました。なお、先行きにつきましては、LNG価格のさらなる高騰が予想され、各電力会社においても公表されている燃料費調整単価も大きく上昇しており、今後の業績の下振れ要因となる見込みです。」
円安と地政学的リスクを背景にエネルギー・諸資材価格の高騰が実際の営業利益減少に影響し、今後のLNG価格さらなる高騰も下振れ要因として見込まれている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、現在も新型コロナウイルス感染症が影響を及ぼしている中、ウクライナ情勢をめぐる地政学的リスクの高まりから、エネルギー価格をはじめとする諸資材価格が高騰するなど、非常に厳しい状況で推移しました。」
ウクライナ情勢をめぐる地政学的リスクの高まりを背景に、エネルギー価格・諸資材価格の高騰が実際の事業環境に影響している。さらに、諸資材価格は当四半期後も高騰しており、業績下振れ要因となる見込みと記載している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「先行きにつきましては、国内においてもワクチン接種率が向上し、緊急事態宣言も解除されるなど明るい兆しが見られますが、原油や諸資材価格の高騰などによる下振れリスクの高まりなど、依然として不透明な状況にあります。」
感染症関連の改善兆候が示される一方、原油・諸資材価格の高騰による下振れリスクの高まりが新たに明示され、資材価格変動による収益リスクが強まっている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グループが製造工程で使用している主要な原材料及び燃料等の調達価格は、原油価格、為替相場の変動及び市場の状況等による影響を受けるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
原油価格、為替相場、市況による原材料・燃料調達価格の変動リスクを、リスク項目として再確認している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、エネルギー価格の上昇はありましたが売上高の増加に伴う増益効果などにより、営業利益は2,444百万円(前年同四半期比10.6%増)となりました。」
エネルギー価格の上昇が発生した一方、売上高増加による増益効果により営業利益は前年同四半期比10.6%増となった。価格上昇による収益変動リスク自体は継続している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、エネルギー価格の上昇はありましたが売上高の増加に伴う増益効果などにより、営業利益は1,562百万円(前年同四半期比6.2%増)となりました。」
エネルギー価格の上昇が発生した一方、売上高増加による増益効果により営業利益は前年同期比6.2%増となった。価格上昇リスク自体は継続している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、売上高は増加しましたが、原燃料価格や物流コストが上昇したことなどにより営業利益は797百万円(前年同四半期比7.4%減)となりました。」
原燃料価格と物流コストの上昇が実際に営業利益の減少要因となり、価格変動リスクの影響が顕在化した。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「グループを横断した機能強化によりコスト削減の成果を挙げましたが、原燃料価格の高騰などにより、営業利益は2,355百万円(前期比8.8%減)となりました。」
コスト削減の効果があった一方、原燃料価格の高騰が営業利益を前期比8.8%減少させる要因となった。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、売上高は増加しましたが、原燃料価格が上昇したことなどにより営業利益は2,209百万円(前年同四半期比10.1%減)となりました。」
原燃料価格の上昇が営業利益の減少要因となり、資材・エネルギー価格変動による収益影響が実際に発生した。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、売上高は増加しましたが、原燃料価格が上昇したことなどにより営業利益は1,470百万円(前年同四半期比17.0%減)となりました。」
原燃料価格の上昇が営業利益の減少要因となり、資材・エネルギー価格変動による収益影響が実際に発生した。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、売上高は増加しましたが、原燃料価格が上昇したことなどにより営業利益は860百万円(前年同四半期比1.7%減)となりました。」
原燃料価格の上昇が実際に営業利益の減少要因となり、資材・エネルギー価格変動による収益影響が顕在化した。 - FY2018悪化有価証券報告書
「売上原価は、売上高は減少しましたが、LNG及び電力を中心としたエネルギー価格が高騰したことにより、前連結会計年度に比べ0.2%増加し、56,573百万円となりました。」
エネルギー価格高騰が売上原価増加と営業利益11.3%減の要因として実績化し、価格変動リスクの影響が拡大した。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「利益につきましては、ハウスウェア海外製造子会社の操業度向上や為替予約レートの改善もありましたが、売上高の減少とエネルギー価格の高騰などにより営業利益は2,457百万円(前年同四半期比14.2%減)、経常利益は2,162百万円(前年同四半期比11.5%減)となりました。」
エネルギー価格の高騰が営業利益の減少要因として明記され、資材・エネルギー価格変動の収益影響が再び顕在化している。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「利益につきましては、売上高は減少しましたが、ハウスウェア海外製造子会社の操業度向上や為替予約レートの影響もあり営業利益は1,771百万円(前年同四半期比2.7%増)、経常利益は前期に計上した外貨建債権債務に係る為替差損が大きく減少し1,560百万円(前年同四半期比94.0%増)となりました。」
前期に計上した外貨建債権債務に係る為替差損が大きく減少し、経常利益は前年同四半期比94.0%増となった。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「売上高につきましては、紙容器は小型カートン用充填機の販売があり増加しましたが、ガラスびん、ハウスウェア、プラスチック容器及び産業器材は伸び悩み、グループ全体の売上高は18,662百万円(前年同四半期比1.6%減)となりました。利益につきましては、売上高は減少しましたが、紙容器やハウスウェア海外製造子会社の操業度向上などにより営業利益は875百万円(前年同四半期比10.3%増)となりました。また、前期に計上した外貨建債権債務に係る為替差損が大きく減少し、経常利益は691百万円(前年同四半期比174.9%増)となりました。」
外貨建債権債務に係る為替差損が前期から大きく減少し、経常利益は前年同四半期比174.9%増となった。為替変動リスクは残るが、当四半期の損益影響は前期より縮小している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、LNG及び電力を中心としたエネルギー価格が低下しましたが、売上高の減少が影響し営業利益は2,912百万円(前期比2.1%減)、経常利益は為替相場が円安に進行したことによる為替予約取引に係るデリバティブ利益の計上もあり、2,519百万円(前期比36.6%増)となりました。」
エネルギー価格低下があった一方、円安に伴う為替予約取引のデリバティブ利益が経常利益に影響し、資材価格・為替変動の影響が当期実績に現れている。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、グループを挙げてのコスト削減に加えて、LNG及び電力を中心としたエネルギー価格が低下し、営業利益は2,863百万円(前年同四半期比3.0%増)、経常利益は、為替相場が円安に進行したことによる為替予約取引に係るデリバティブ利益の計上もあり、2,443百万円(前年同四半期比6.2%増)となりました。」
エネルギー価格低下とコスト削減が営業利益を押し上げ、円安に伴う為替予約取引のデリバティブ利益も経常利益に寄与した一方、四半期連結損益計算書では為替差損448百万円も計上され、為替変動の影響が実績として現れている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「利益につきましては、グループを挙げてのコスト削減に加えて、LNG及び電力を中心としたエネルギー価格が低下し、営業利益は1,724百万円(前年同四半期比19.9%増)となりましたが、為替相場の変動に伴う外貨建資産・負債に関する為替差損の計上があり、経常利益は804百万円(前年同四半期比28.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は319百万円(前年同四半期比36.8%減)となりました。」
エネルギー価格低下とコスト削減が営業利益を押し上げた一方、為替差損703百万円の計上により経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益が減少し、為替変動の影響が実績として現れている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「また、為替相場の変動に伴う外貨建債権債務に関する為替差損の計上もあり、経常利益は251百万円(前年同四半期比69.3%減)となりました。」
為替変動による外貨建債権債務の為替差損が337百万円計上され、収益への影響が実際に発生している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループが製造工程で使用している主要な原燃料について、為替相場及び市況の変動により資材価格が高騰した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
当期にも円安による輸入紙容器原紙の高騰が生じた一方、原油価格下落によりPET原料・LNG価格は低下したと記載している。