生産効率悪化と設備投資によるヘルスケア事業の固定費増加
FY2019-Q3に初出。16回の記載のうち11回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019。直近の記載はFY2026。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026再掲有価証券報告書
「一方、高止まりするエネルギー価格と円安の影響で、マレーシア拠点の製造原価が上昇しており、利益面の押し下げ要因となっております。」
売上増と営業増益が記載される一方、マレーシア拠点の製造原価上昇が利益の押し下げ要因として引き続き認識されている。 - FY2025悪化有価証券報告書
「さらに、原材料費やエネルギー価格の高止まりに加え、円安基調が継続していることから、マレーシア生産子会社における原価が増加し、利益を圧迫する要因となっています。」
マレーシア生産子会社の原材料・エネルギー・為替による原価増加が継続し、ヘルスケア事業の利益を圧迫している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、ラテックス製コンドームが販売価格の見直しにより収益が向上しましたが、ポリウレタン製コンドームが国内需要の低迷やマレーシアからの仕入製品コストの増加により、減収減益となりました。」
ラテックス製品の収益改善がある一方、主力のポリウレタン製コンドームでは国内需要低迷とマレーシアからの仕入製品コスト増加により減収減益となった。 - FY2024悪化有価証券報告書
「また原材料・エネルギー価格等の高止まりや円安の進行によるマレーシア生産子会社のコスト増が利益を減少させました。」
マレーシア生産子会社では原材料・エネルギー価格の高止まりと円安によるコスト増が続き、ヘルスケア事業の営業利益減少につながった。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、国内ではラテックス製コンドーム及びポリウレタン製コンドームともに売上高は二桁成長し、輸出ではラテックス製コンドームは続伸するものの、ポリウレタン製コンドームは前期並みの売上高を維持し、総じてラテックス製コンドーム及びポリウレタン製コンドームともに売上高は伸長しておりますが、依然としてマレーシア生産子会社の原材料・エネルギー高の高止まりや円安等により収益は圧迫されております。」
ヘルスケア製品の販売は伸長した一方、マレーシア生産子会社の原材料・エネルギーコスト高と円安が収益を圧迫し、営業利益は前年同期比24.9%減となった。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、ラテックス製コンドーム及びポリウレタン製コンドームともに売上高は伸長し、需要の回復が顕著になりました。国内売上ではサガミオリジナル0.01(ゼロゼロワン)ラージが確実にマーケットに浸透し売上を増加させ、輸出売上でも、サガミオリジナル0.01は伸長しておりますが、円安や原材料・エネルギー等のコスト上昇により営業利益は減少しました。」
製品売上と需要は回復した一方、円安・原材料・エネルギーコストの上昇により営業利益が減少し、コスト負担が継続している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、ポリウレタン製コンドーム及びラテックス製コンドームともに回復基調で、売上高は伸長し、マレーシアの生産子会社での原材料、エネルギーコスト高や操業度の低下はありましたが、堅調に推移しました。」
製品売上は回復した一方、マレーシア生産子会社で原材料・エネルギーコスト高と操業度低下が発生し、設備・生産効率に関する負担が継続している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「また、海外売上ではサガミオリジナルシリーズが継続して伸長しているものの、マレーシア工場の原価アップが影響し、利益を圧迫しました。この結果、ヘルスケア事業の売上高は3,343百万円(前年同四半期比6.4%増)、営業利益は948百万円(前年同四半期比17.6%減)となりました。」
海外売上は伸長したものの、マレーシア工場の原価アップが利益を圧迫し、ヘルスケア事業は増収減益となった。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、マレーシアでの設備の新設及び更新が完了し、従来設備とのバランスを取り、新型コロナウイルス感染防止に引き続き留意しながら稼働率の向上に努め、」
マレーシアの設備新設・更新が完了し、従来設備の稼働率向上に取り組む段階へ進んだため、生産効率・設備面の制約への対処が進んでいる。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、マレーシアでの設備の新設及び更新にも見通しが立ち、工場運営においても新型コロナウイルス対策を遵守しつつ、従来設備の稼働率の向上に努めました。」
マレーシアでの設備新設・更新の見通しが立ち、従来設備の稼働率向上にも取り組んでいることから、設備・生産効率面の制約への対処が進んでいる。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、マレーシアではコロナウイルス対策としてマレーシア全域でロックダウンや活動制限令が発令され、マレーシア工場の生産活動が制限される中、前年同四半期に比べ輸出売上高が大幅に回復しました。」
マレーシア工場の生産活動制限は継続している一方、輸出売上高は前年同四半期比で回復している。生産制約が解消したとは記載されていない。 - FY2021悪化有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、新型コロナウイルス感染症の世界的な再拡大の影響によるマレーシア工場の生産及び出荷停止並びに港湾等の物流の停滞による売上高の減少を通期で回復するには至らず、サガミオリジナル0.01(ゼロゼロワン)の輸出売上高が伸長し、費用等の低減はあったものの売上・利益ともに前年同期を下回りました。」
輸出売上高の伸長や費用低減があった一方、マレーシア工場の生産効率・供給制約の影響を通期で解消できず、ヘルスケア事業の売上・利益が前年同期を下回った。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、新型コロナウイルス感染症の世界的な再拡大で事業活動が制限されており、またマレーシアでの生産設備の更新や拡充工事の再開も大変見通しにくい状況にあります。」
ヘルスケア事業では感染再拡大による事業活動の制限に加え、マレーシアの設備更新・拡充工事の再開見通しも不透明となり、生産効率や設備関連コストに関するリスクが拡大している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、当第2四半期の売上高が輸出売上高の回復により、第1四半期の売上高(前年同四半期比23.2%減)に比べ改善しておりますが、マレーシア工場の生産効率の停滞等により、ヘルスケア事業の売上高は20億49百万円(前年同四半期比17.4%減)、営業利益は6億64百万円(前年同四半期比23.3%減)となりました。」
輸出売上高は回復したものの、マレーシア工場の生産効率停滞が継続し、ヘルスケア事業の売上高17.4%減、営業利益23.3%減につながった。 - FY2019悪化有価証券報告書
「この結果、売上高は47億37百万円(前年同期比6.6%増)となりましたが、マレーシアの新工場が稼働を開始する一方、メンテナンスの時期を迎える従来の機械設備の生産性の悪化や新工場のコスト増により、営業利益は15億63百万円(前年同期比10.9%減)となりました。」
従来設備の生産性悪化に加え、新工場のコスト増が実際に発生し、ヘルスケア事業の営業利益が減少した。 - FY2019-Q3初出有価証券報告書
「ヘルスケア事業は、サガミオリジナルが販売20年を迎え、サガミオリジナル0.01(ゼロゼロワン)の販売数量が漸増したものの、生産効率の悪化や設備投資により固定費が増加しました。」
販売数量の漸増と併記して、生産効率の悪化および設備投資に伴う固定費増加が実際の収益要因として初めて独立して現れている。