資材・部材の供給途絶リスク
FY2021に初出。9回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2024-Q2。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。11社中7社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに4社。
- FY2024-Q2対処有価証券報告書
「当社グループにおきましては、自動車業界向けは半導体不足緩和に伴い回復傾向となりましたが、半導体製造装置向けは生産調整等の影響を受け低調でした。」
半導体不足の緩和に伴い自動車業界向け需要が回復傾向となり、半導体不足による供給・生産制約の一部緩和が示されている。一方、半導体製造装置向けは生産調整等で低調である。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「当社グループにおきましては、自動車業界向けは半導体不足解消に伴い回復傾向となりましたが、半導体製造装置向けは生産調整等の影響を受け低調でした。」
半導体不足の解消に伴い自動車業界向け需要が回復傾向となり、従来顕在化していた半導体不足による供給・生産制約の一部緩和が示されている。一方、半導体製造装置向けは生産調整等で低調である。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「自動車業界向け製品は半導体不足による生産調整等の影響を受けておりましたが、年度後半にかけて回復傾向となりました。」
半導体不足による生産調整が自動車業界向け製品の需要に実際に影響したと記載している。年度後半には回復傾向も示されている。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「また、国内経済は、新型コロナウイルス感染症対策の行動制限緩和により、経済活動は正常化へと向かいましたが、資源・エネルギー価格や原材料価格の高騰の継続と同時に、一部部材の供給面での制約も残るなど、先行きの不透明感が一段と高まりました。」
一部部材の供給面での制約が引き続き実際の事業環境として記載され、資材・部材の供給途絶リスクが継続して顕在化している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「また、国内経済は、新型コロナウイルス感染症対策の行動制限緩和により、経済活動は正常化へと向かいましたが、エネルギー価格や原材料価格の高騰、一部部材の供給面での制約、急激な円安の進行など、先行きの不透明感が一段と高まりました。」
一部部材の供給面での制約が実際の事業環境として引き続き記載され、資材・部材の供給途絶リスクが継続して顕在化している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「ロシア-ウクライナ戦争の長期化や中国における新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウンの影響などにより、原材料の供給制約や価格の上昇に加え、金融資本市場が大幅に変動するなど、先行きの不透明感が増しました。」
原材料の供給制約が実際の事業環境として記載され、資材・部材の供給途絶リスクが継続して顕在化している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「直近においては、ロシアによるウクライナ侵攻を起因とするさらなる原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱、急激な円安の進行がみられるなど、世界経済の不透明感は益々高まっています。」
資材・部材の供給途絶リスクについて、サプライチェーンの混乱が実際の外部環境として記載されている。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「足元では変異株の感染が拡大しているほか、半導体部品の供給不足、原材料価格や輸送費の高騰などが続いており」
半導体部品の供給不足が実際に継続している外部環境として記載され、資材・部材の供給途絶リスクが具体的な事象として現れている。 - FY2021初出有価証券報告書
「災害以外の要因による資材・部材の供給途絶 ・当社製品の生産上必要とする原材料や部材の生産中止 ・外注先の突然の倒産、事業停止 ・代替品の探索 ・メーカーに強い商流の探索」
原材料・部材の生産中止や外注先の倒産・事業停止による供給途絶をリスクとして整理し、代替品探索や商流の探索を低減策として示している。