見込み生産に伴う在庫増加と生産休止費用
FY2018に初出。30回の記載のうち22回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q1。直近の記載は2026-08-10。
ケミプロ化成がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。40社中22社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに14社。
- 2026-08-10対処決算
「生産休止費用について、受託製造製品の取り込みにより一部工場の稼働率が改善したことなどから、前年同四半期から48百万円減となる8百万円の計上に留まり」
一部工場の稼働率改善により、生産休止費用が前年同期から48百万円減少し、8百万円となった。 - FY2026在庫増加継続・生産休止費用減少有価証券報告書
「商品及び製品が407百万円、原材料及び貯蔵品が104百万円それぞれ増加したことなどによるものであり」
商品・製品および原材料等の在庫が増加し、生産休止費用139,970千円も計上された。一方、生産休止費用は前期から33百万円減少した。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「経常損益については、受託製造製品の新たな獲得もあり工場の稼働状況が改善し、生産休止費用が、前年同期と比較し21百万円減となる85百万円の計上に抑制した」
工場の稼働状況が改善し、生産休止費用は前年同期比21百万円減の85百万円となった。一方、商品及び製品は311百万円増加しており、在庫リスクは残っている。 - FY2025対処有価証券報告書
「一方で、工場の稼働状況が改善し、営業外費用として計上される生産休止費用は、前年同期と比較し107百万円圧縮となる173百万円の計上となり」
生産休止費用は前年の281百万円から173百万円へ107百万円圧縮された。棚卸資産も営業活動によるキャッシュ・フロー上288百万円減少しており、在庫・生産調整リスクの影響は残るものの低減が示されている。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「経常利益は営業外費用として生産休止費用を107百万円計上し47百万円(同37.8%減)」
生産休止費用107百万円を計上し、見込み生産・在庫調整に伴う費用発生が継続して実際に表れた。商品及び製品は260百万円減少した一方、原材料及び貯蔵品は209百万円増加した。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「停滞する需要動向に対応するため、一部の工場で生産調整を行い、経費の一部を生産休止費用に計上したこともあり」
需要停滞への対応として一部工場で生産調整を行い、生産休止費用232百万円を計上した。見込み生産・在庫調整に伴う生産休止費用の発生が続いている。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「経常利益は営業外費用として生産休止費用を104百万円計上し76百万円(同63.6%減)」
生産休止費用104百万円を計上し、見込み生産・在庫調整に伴う費用発生が引き続き実際に表れた。商品及び製品も前期末比462百万円増加した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「流動資産の増加の主な要因は、現金及び預金が119百万円、商品及び製品が559百万円、原材料及び貯蔵品が103百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が324百万円、その他の流動資産が92百万円減少したことなどによるものであり」
商品及び製品が559百万円、原材料及び貯蔵品が103百万円増加した。また、生産休止費用31百万円も計上され、見込み生産・在庫調整に伴う在庫増加と費用発生が実際に表れた。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「これは主に、税引前当期純利益が121百万円計上されたこと、減価償却費が478百万円計上されたこと、棚卸資産の増加額1,113百万円、仕入債務の増加額236百万円、未収入金の増加額224百万円などの要因によるものであります。」
棚卸資産が1,113百万円増加し、生産休止費用も176百万円計上された。見込み生産・在庫増加に伴う生産調整リスクの影響が通期でも実際に表れた。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面では、受託製造製品等の積極的取り込みを継続したものの紫外線吸収剤等の販売減少に加え、急激な製造コスト増加もあり営業利益は356百万円(同29.2%減)、経常利益は営業外費用として生産休止費用を135百万円計上し181百万円(同40.5%減)となりました。」
商品及び製品が812百万円、原材料及び貯蔵品が369百万円増加し、生産休止費用135百万円も計上された。見込み生産・在庫調整に伴うリスクの影響が継続して実際に表れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「利益面では、紫外線吸収剤等の販売増加に加え、受託製造製品等の積極的取り込みを継続したものの、営業利益は340百万円(同18.6%減)、経常利益は営業外費用として生産休止費用を99百万円計上し210百万円(同23.8%減)となりました。」
生産休止費用99百万円を計上した。また、原材料及び貯蔵品は前期末比383百万円増加し、棚卸資産の増加額は405百万円となっており、見込み生産・在庫調整に伴う費用発生が継続している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「利益面では、紫外線吸収剤等の販売増加に加え、受託製造製品等の積極的取り込みを継続し、営業利益は210百万円(同13.0%減)、経常利益は営業外費用として生産休止費用を32百万円計上し162百万円(同0.5%減)となりました。」
生産調整に伴う生産休止費用を32百万円計上し、見込み生産・在庫調整に伴う費用発生が引き続き実際に表れた。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「利益面については、紫外線吸収剤の販売復調に加え、引き続き受託製造製品等の積極的取り込みを行った結果、営業利益は552百万円(同58.3%増)、経常利益は営業外費用として生産休止費用を217百万円計上したものの264百万円(同138.8%増)となりました。」
見込み生産・在庫調整に伴う生産休止費用を通期で217百万円計上した。原材料及び貯蔵品も前期末比151百万円増加しており、リスクの影響が継続して実際に表れている。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面については、紫外線吸収剤の販売復調に加え、引き続き受託製造製品等の積極的取り込みを行った結果、営業利益は503百万円(同60.2%増)、経常利益は営業外費用として生産休止費用を150百万円計上したものの305百万円(同115.0%増)となりました。」
生産調整に伴う生産休止費用150百万円を計上し、見込み生産に伴う在庫・生産調整リスクの影響が引き続き実際に発生している。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「利益面については、紫外線吸収剤の販売復調に加え、引き続き受託製造製品等の積極的取り込みを行った結果、営業利益は418百万円(同105.5%増)、経常利益は営業外費用として生産休止費用を107百万円計上したものの276百万円(同179.5%増)となりました。」
生産調整に伴う生産休止費用107百万円を計上し、見込み生産に伴う在庫・生産調整リスクの影響が引き続き実際に発生した。原材料及び貯蔵品も前期末比278百万円増加した。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「利益面については、紫外線吸収剤の販売復調に加え、引き続き受託製造製品等の積極的取り込みを行った結果、営業利益は241百万円(同159.2%増)、経常利益は営業外費用として生産休止費用を60百万円計上したものの162百万円(同241.7%増)となりました。」
生産調整に伴う生産休止費用60百万円を計上し、見込み生産に伴う在庫・生産調整リスクの影響が引き続き実際に発生した。原材料及び貯蔵品も前期末比156百万円増加した。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当社の継続事業にかかるたな卸資産は主として将来需要および市場動向に基づく見込み生産によるものでありますので、現在国内にて懸念されているコロナ禍や南海トラフ地震等に伴う実需および予測せざる市場動向次第では在庫増加を要因とした生産調整を実施する場合があり、それに伴う生産休止費用が業績に与える影響も無視できません。」
在庫削減を目的とした生産調整に伴い、たな卸資産は319百万円減少した一方、生産休止費用176百万円を計上した。見込み生産に伴うリスクの影響が通期でも継続して発生した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「経常利益は営業外費用として生産休止費用を133百万円計上したものの141百万円(同0.7%増)となりました。」
当第3四半期累計期間も生産調整に伴う生産休止費用133百万円を計上した。商品及び製品439百万円、原材料及び貯蔵品107百万円も前期末から増加しており、在庫・生産調整リスクの影響が継続して実際に表れている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「経常利益は営業外費用として生産休止費用を82百万円(同7.7%増)計上し、98百万円(同12.3%減)となりました。」
生産調整に伴う生産休止費用82百万円を計上し、見込み生産に伴う在庫・生産調整リスクの影響が引き続き実際に表れている。商品及び製品、原材料及び貯蔵品も前期末から増加した。 - FY2021-Q1在庫増加・生産休止費用継続有価証券報告書
「流動資産の増加の主な要因は、現金及び預金が462百万円、たな卸資産が479百万円、その他の流動資産が60百万円それぞれ増加した一方で、受取手形及び売掛金が614百万円減少したことなどによるものであり」
当第1四半期末のたな卸資産は前期末比479百万円増加した。また、生産休止費用31百万円を計上しており、在庫増加と生産調整に伴う費用発生が続いている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「在庫の削減を目的とした生産調整に伴うたな卸資産の減少額1,019,817千円」
在庫削減は進み、たな卸資産は営業キャッシュ・フロー上1,019百万円減少した。一方、生産調整に伴う生産休止費用は169百万円計上され、リスクの影響は通期でも継続した。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面については、増収効果等から営業利益は295百万円(同47.9%増)、経常利益は生産調整の継続にともない営業外費用として生産休止費用を120百万円計上したことから140百万円(同611.4%増)となりました。」
生産調整が継続し、生産休止費用120百万円を計上した。見込み生産に伴う在庫・生産調整リスクは、引き続き費用発生として実際に表れている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「増収効果等から営業利益は211百万円(同30.5%増)、経常利益は生産調整の継続にともない営業外費用として生産休止費用を76百万円計上したことから112百万円(同289.5%増)となりました。」
生産調整が継続し、生産休止費用76百万円を計上した。見込み生産に伴う在庫・生産調整リスクは、費用発生として引き続き実際に表れている。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「前々事業年度より増加してきた紫外線吸収剤の在庫削減が急務となっており、生産調整を継続していること等から製造コストが高止まりしており、加えて販売価格競争の影響もあり営業利益は73百万円(同19.9%減)、経常利益は営業外費用として工場休止にともなう生産休止費用を44百万円計上した」
在庫削減を目的とする生産調整と工場休止が継続し、生産休止費用44百万円を計上した。たな卸資産自体は前期末比188百万円減少したが、在庫削減に伴うコスト負担は実際に発生している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面は、売上高の減少に加えて原材料価格の高止まりや在庫増加にともなう生産調整で製造コストが増加したうえ販売価格競争の影響もあり、営業利益は200百万円(同42.2%減)、経常利益は営業外費用として工場休止にともなう生産休止費用を133百万円計上したことから19百万円(同92.7%減)となりました。」
在庫増加に伴う生産調整と工場休止が継続し、生産休止費用は133百万円となった。前四半期累計期間の101百万円から増加し、リスクの影響が拡大した。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「原材料価格の高止まりや在庫増加にともなう生産調整で製造コストが増加したうえ販売価格競争の影響もあり、営業利益は162百万円(同42.8%減)、経常利益は営業外費用として工場休止にともなう生産休止費用を101百万円計上したことから28百万円(同87.9%減)となりました。」
在庫増加に伴う生産調整と工場休止が実際に発生し、生産休止費用101百万円を計上した。見込み生産に伴う在庫増加・生産休止費用リスクの影響が前四半期より大きく表れた。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「生産休止費用 39,235」
たな卸資産が前期末比99百万円増加し、生産休止費用39百万円を計上した。見込み生産に伴う在庫増加と生産休止費用のリスクが実際に表れた。 - FY2018初出有価証券報告書
「さらに、当社の継続事業にかかるたな卸資産は主として将来需要および市場動向に基づく見込み生産によるものでありますので、実需および予測せざる市場動向次第では在庫増加を要因とした生産調整を実施する場合があり、それに伴う生産休止費用が業績に与える影響も無視できません。」
見込み生産により在庫が増加し、市場動向によって生産調整や生産休止費用が発生する可能性を新たなリスクとして記載している。