電子・電機産業・自動車産業の市況変動リスク
FY2016に初出。31回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
コニシがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。69社中37社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに23社。
- FY2026自動車・電子電機向けの好不調が継続有価証券報告書
「自動車分野においては、ハイブリッド車向け商材や放熱材などの新規採用により好調に推移しました。電子電機分野においては、スマートフォン向け商材や放熱材の販売が順調に推移し、売上が増加しました。」
市況変動の影響は分野別に分かれており、自動車・ハイブリッド車、放熱材、スマートフォン向けは好調となった。 - FY2026-H1分野別需要の好不調が継続有価証券報告書
「自動車分野においては、ハイブリッド車向け商材が好調に推移し、売上が増加しました。電子電機分野においては、樹脂材料の販売が低迷したものの、新規採用商材が好調に推移しました。」
自動車・ハイブリッド車向けや新規採用商材が好調である一方、電子電機分野の樹脂材料は低迷し、需要の分化が続いている。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「化学工業分野においては中国経済減速の影響を受け、樹脂原料の生産調整が長期化し売上が減少しました。自動車分野においては、認証不正による取引先の工場稼働停止や仕入価格に連動する販売単価の下落等の要因により売上が減少しました。」
中国経済減速、自動車業界の認証不正による工場停止、販売単価下落が化成品事業の売上減少として顕在化した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「化学工業分野においては、中国景気減速の影響を受け樹脂原料の販売が減少しました。自動車分野においては、生産台数の減少や仕入価格に連動する販売単価の下落等の要因により売上が減少しました。電子電機分野においては、中国市場の停滞により売上は減少しましたが、スマートフォン向け商材の新機種への横展開や利益の改善により利益が増加しました。」
中国景気減速、中国市場停滞、自動車生産台数減少などにより複数分野の販売減少が顕在化した。一方、スマートフォン向け商材の新機種への横展開と利益改善も記載されている。 - FY2024-Q3自動車向け好調・電子電機向け減少有価証券報告書
「化学工業分野においては、樹脂原料の販売が減少しました。自動車分野においては、半導体不足の解消や新規採用によりハイブリッド車向け商材が好調に推移しました。電子電機向け商材は、パソコンやタブレット端末、スマートフォン等の個人消費者向け商品の需要低下の影響を受けて、関連商材の販売が減少しました。」
化成品の市況は、自動車・ハイブリッド車向けが半導体不足解消と新規採用で好調となる一方、個人消費者向け電子機器関連は需要低下で販売が減少した。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、電子電機向け商材は、パソコンやタブレット端末、スマートフォン等の個人消費者向け商品の需要低下の影響を受け、利益が減少しました。また、丸安産業㈱においても、コンデンサ用商材や半導体製造装置に使用される商材が減少しました。」
電子電機・半導体関連の市況変動リスクが、個人消費者向け商品の需要低下による利益減少や関連商材の減少として引き続き顕在化した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「一方、電子電機向け商材は、パソコンやタブレット端末、スマートフォン等の個人消費者向け商品の需要低下の影響を受け、利益が減少しました。また、丸安産業㈱においても、コンデンサ用商材や半導体製造装置に使用される商材が減少しました。」
電子電機・半導体関連の市況変動リスクが、個人消費者向け商品の需要低下による利益減少や、丸安産業㈱の関連商材減少として実際に現れた。 - FY2023個人向け市場の減少懸念と自動車等の成長継続有価証券報告書
「化成品事業においては、スマートフォンやパソコンなど個人消費者向け市場の減少が懸念されるものの、自動車業界や産業機器などにおいては引き続き成長が続くと予想されます。」
市況変動について、スマートフォン・パソコン市場の減少懸念を示す一方、自動車・産業機器分野の成長継続を見込む整理へ更新した。 - FY2023-Q3自動車向け好調・電気機械向け低調有価証券報告書
「自動車向けの商材は、半導体不足等で需要影響はあったものの、供給制約の緩和や新規採用により好調に推移しました。また、電気機械向けの商材は、供給先の生産調整もあり低調に推移しました。」
自動車向けは供給制約の緩和や新規採用により好調となった一方、電気機械向けは供給先の生産調整により低調となり、業界別の需要差が続いている。 - FY2023-Q2自動車・電気機械向け需要が回復有価証券報告書
「自動車向けの商材は、半導体不足、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による中国・上海での長期間のロックダウン等で需要影響はあったものの、復調しています。また、電気機械向けは、部品供給不足が解消され需要回復し、堅調に推移しました。」
上海ロックダウンや半導体不足の影響は残るものの、自動車向け商材は復調し、電気機械向けは部品供給不足の解消により需要が回復した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「自動車や電気機械向けの需要は上海ロックダウンによるサプライチェーンの混乱により先行き不透明な状況が継続しました」
自動車・電気機械向け需要について、上海ロックダウンによるサプライチェーン混乱が継続し、先行き不透明な状況が続いている。 - FY2022供給不足下で需要分野が分化有価証券報告書
「自動車業界においては、半導体や部品の供給不足、世界的な物流網の混乱等を受け減産傾向となったものの、車載用半導体・電子部品市場は自動車のEV化が進み好調に推移しました。」
半導体・部品不足と物流網混乱による自動車減産が続く一方、EV化を背景に車載用半導体・電子部品市場は好調とされ、需要の分化が示されている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「また自動車業界においては、回復基調が継続しましたが、半導体や部品の供給不足、世界的な物流網の混乱等を受け減産傾向となりました。」
自動車需要は回復基調が続く一方、半導体・部品の供給不足と世界的な物流網の混乱により減産傾向となり、市況変動リスクの悪化要因が追加された。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「また自動車業界においては、回復基調が継続しましたが、8月以降は半導体不足や東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大に伴う部品不足を受け、減産傾向となりました。」
自動車関連需要は回復基調が続く一方、8月以降は半導体不足と東南アジアの感染拡大に伴う部品不足により減産傾向となり、市況変動リスクの新たな悪化要因が記載されている。 - FY2022-Q1自動車・電子電機・塗料需要が回復有価証券報告書
「自動車業界においては、回復基調が継続しました。」
自動車関連需要の回復基調が継続した。加えて、化成品事業では電子電機分野、塗料分野の売上も増加したと記載している。 - FY2021自動車需要が回復し電子電機・塗料分野も回復基調有価証券報告書
「自動車業界においては、第2四半期以降は回復基調となりました。」
自動車関連需要は第2四半期以降に回復基調となった。一方、電子電機・塗料分野は減少後、徐々に回復基調となっており、業界別の需要分化が続いている。 - FY2021-Q3自動車需要が回復する一方、電子電機・塗料分野の低迷が継続有価証券報告書
「自動車分野においては、車載電子部品に使用される商材の売上は減少となりましたが、需要回復に伴い当第3四半期は売上が増加し、減少幅は縮小しました。また、電子電機分野、塗料分野の売上は引き続き減少しました。」
市況変動の影響は分野別に分かれ、自動車関連は需要回復に伴い第3四半期の売上が増加した一方、電子電機・塗料分野は低調が続いている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「自動車業界においては、世界的な需要の減少率は縮小傾向にあるものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響が依然として尾を引き、電子部品等の需要は低調となっております。」
自動車・電子部品関連の市況変動が続いており、需要減少率は縮小傾向にあるものの、電子部品等の需要は依然として低調と記載している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「自動車業界においては、世界的な需要減少による生産調整により、電子部品等の需要は大幅に減少しました。」
自動車・電子部品関連の市況変動リスクが、世界的な需要減少と生産調整による需要減少として顕在化している。 - FY2020通期の業界別需要の分化有価証券報告書
「化学工業分野においては、樹脂原料の販売が低調に推移したものの、エタノール関連商材の売上が増加し、売上は微増となりました。電子電機分野においては、半導体関連商材およびスマートフォン関連商材が低調に推移し、売上は減少しました。自動車分野においては、電子部品に使用される商材が好調に推移し、売上は大きく増加しました。塗料分野においては、建築用塗料向け商材が好調に推移しましたが、自動車補修用塗料向け商材およびその他塗料向け商材が低調に推移し、売上は減少しました。」
化成品では、樹脂原料・半導体・スマートフォン・自動車・塗料などで好不調が分かれ、業界・商材ごとの需要分化が通期でも続いた。 - FY2020-Q3業界別需要の分化有価証券報告書
「化学工業業界においては、樹脂原料の販売が低調に推移し、売上は減少しました。電子電機業界においては、半導体関連商材およびスマートフォン関連商材が低調に推移し、売上は減少しました。自動車業界においては、電子部品に使用される商材が好調に推移し、売上は大きく増加しました。塗料業界においては、建築用塗料向け商材が好調に推移しましたが、自動車補修用塗料向け商材およびその他塗料向け商材が低調に推移し、売上は減少しました。丸安産業㈱は、半導体製造に使用される商材およびコンデンサに使用される商材が低調に推移し、売上および営業利益は大きく減少しました。」
化成品では、樹脂原料、半導体・スマートフォン関連、丸安産業㈱の半導体製造・コンデンサ関連が低調となる一方、自動車の電子部品関連や建築用塗料向けは好調となり、業界・商材ごとの需要分化が続いている。 - FY2020-Q2業界別需要の分化有価証券報告書
「化学工業業界においては、樹脂原料の販売が低調に推移し、売上は減少しました。電子電機業界においては、半導体関連商材およびスマートフォン関連商材が低調に推移し、売上は減少しました。自動車業界においては、電子部品に使用される商材が好調に推移し、売上は大きく増加しました。塗料業界においては、自動車補修用塗料向け商材は低調に推移しましたが、建築用塗料向け商材が好調に推移し、売上は横ばいで推移しました。丸安産業㈱は、半導体製造に使用される商材およびコンデンサに使用される商材が低調に推移し、売上は大きく減少しました。」
化成品では、樹脂原料、半導体・スマートフォン関連、丸安産業の半導体製造・コンデンサ関連が低調となる一方、自動車の電子部品関連や建築用塗料向けは好調で、業界・商材ごとの需要分化が続いている。 - FY2020-Q1業界別需要の分化が継続有価証券報告書
「化学工業業界においては、樹脂原料およびエタノールの販売が低調に推移し、売上は減少しました。電子電機業界においては、半導体関連商材が低調に推移し、売上は減少しました。自動車業界においては、電子部品に使用される商材が好調に推移し、売上は大きく増加しました。塗料業界においては、自動車補修用塗料向け商材は低調に推移しましたが、建築用塗料向け商材が好調に推移し、売上は横ばいで推移しました。丸安産業㈱は、電子部品に使用される商材が低調に推移し、売上は減少しました。」
化成品では、樹脂原料・エタノール、半導体関連、自動車補修用塗料、丸安産業の電子部品関連が低調となる一方、自動車の電子部品関連や建築用塗料向けは好調で、業界・商材ごとの需要分化が続いている。 - FY2019-Q3業界別需要の分化が継続・商材を追加有価証券報告書
「化学工業業界においては、樹脂原料およびエタノールの販売が低調に推移し、売上は減少しました。電子電機業界においては、半導体封止材関連商材や電子回路基板材料が好調に推移し、売上は増加しました。自動車業界においては、IT化に伴う電子部品に使用される商材が増加しており、売上は増加しました。塗料業界においては、国内向け建築用、自動車補修用塗料の販売が大きく落ち込んでおり、塗料向け商材全般は低調に推移しました。丸安産業㈱はコンデンサに使用する商材が好調に推移し、売上は増加しました。」
化成品では、樹脂原料・エタノール・塗料関連が低調な一方、半導体封止材、電子回路基板材料、自動車関連、コンデンサ関連商材が増加し、業界・商材ごとの需要分化が継続している。 - FY2019-Q2業界別需要の分化有価証券報告書
「化学工業業界においては、樹脂原料の販売が低調に推移し、売上は減少しました。電子電機業界においては、半導体封止材関連商材や電子回路基板材料が好調に推移し、売上は増加しました。自動車業界においては、IT化に伴う電子部品に使用される商材が増加しており、売上は増加しました。塗料業界においては、国内向け建築用、自動車補修用塗料の販売が大きく落ち込んでおり、塗料向け商材全般は低調に推移しました。」
樹脂原料・塗料関連が低調な一方、半導体封止材、電子回路基板材料、自動車関連商材は増加しており、業界別の需要動向の分化が続いている。 - FY2019-Q1業界別需要の混在が継続有価証券報告書
「化学工業業界においては、樹脂原料の販売が低調に推移し、売上は減少しました。電子電機業界においては、半導体封止材関連商材や電子回路基板材料が好調に推移し、売上は増加しました。自動車業界においては、IT化に伴う電子部品に使用される商材が増加しており、売上は増加しました。塗料業界においては、国内向け建築用、自動車補修用塗料の販売が大きく落ち込んでおり、塗料向け商材全般は低調に推移しました。」
樹脂原料・塗料関連が低調な一方、半導体封止材、電子回路基板材料、自動車関連商材は増加しており、需要動向の分化が続いている。 - FY2018-Q2需要動向の混在有価証券報告書
「化学工業業界においては、樹脂原料の需要が好調に推移し売上は大きく増加しました。電子電機業界においては、半導体封止材関連商材は伸長しましたが、LED関連商材が低調に推移し売上は減少しました。自動車業界においては、IT化に伴う電子部品に使用される商材が増加しており、売上は堅調に推移しました。塗料業界においては、国内向け住宅用、建築用、自動車補修用塗料の販売が大きく落ち込んでおり、塗料向け商材全般は低調に推移しました。」
化成品の需要環境は、樹脂原料・自動車関連が好調な一方、LED・塗料関連は低調となり、分野ごとに動向が分かれている。 - FY2018-Q1需要環境が回復有価証券報告書
「化学工業業界においては、樹脂原料の需要が回復基調にあり売上は増加しました。電子電機業界においては、スマートフォン向け商材が堅調に推移し売上は微増となりました。自動車業界においては、IT化に伴う電子部品に使用される商材が増加しており、売上は堅調に推移しました。」
前年度に顕在化していた樹脂原料等の需要減退に対し、樹脂原料需要は回復基調となり、スマートフォン・自動車関連商材も堅調に推移している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「化学工業業界においては、樹脂原料の需要減退や販売単価の下落の影響により減少しました。」
樹脂原料の需要減退と販売単価下落が化成品事業の減少として実際に表れている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「化学工業、電子・電気業界は大手ユーザー数社においてスマートフォンに使用される樹脂原料が大きく減退しております。前年度より継続しております発泡体の原材料納入や、新たに納入を開始したセンサー向け商材、中国の電気バス向けの商材などがありますが、その減少分を補うにはいたらずに微減となりました。」
スマートフォン向け樹脂原料の需要減退が実際の事業状況として記載され、化成品売上は前年同四半期比1.3%減となった。 - FY2016初出有価証券報告書
「化成品の主な販売商品であるIT関連材、電子部品関連基材、薄膜材料等は、電子・電機産業や自動車産業の動向により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
化成品の販売先産業の需要変動を外部リスクとしている。