天候不順による販売の不確実性
FY2016に初出。25回の記載のうち20回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q2。直近の記載はFY2026。
エステーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。13社中9社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに10社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「当期は空梅雨に加え、夏場の猛暑・秋の記録的な残暑の影響による店頭露出の低下により、使い捨てタンクタイプやシートタイプ除湿剤を中心に減少したことで、売上高は25億3百万円(同9.4%減)となりました。」
空梅雨、猛暑、記録的な残暑が湿気ケアの販売減少として実績に現れ、売上高は前年同期比9.4%減となった。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「当期6月~7月が空梅雨だったこともあり、使い捨てタンクタイプ除湿剤が減少し、」
空梅雨が使い捨てタンクタイプ除湿剤の減少要因として実績に現れ、湿気ケア売上高は前年同期比8.3%減となった。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「サーモケア(カイロ)は、前シーズンの返品が見込みより多かった影響や、長引く残暑の影響により売場の立ち上げが遅れたことで、売上高は8億28百万円(同32.0%減)となりました。」
前シーズン返品の増加と長引く残暑による売場立ち上げの遅れが、カイロ売上高の前年同期比32.0%減として実績に現れている。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「冬シーズンは暖冬傾向で需要の落ち込みや、価格競争力の低下により、売上高は42億20百万円(同10.4%減)となりました。」
暖冬傾向がカイロ需要の落ち込みとサーモケア売上高の前年同期比10.4%減として実績に現れている。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「サーモケア(カイロ)は、収益構造改革に向けた取り組みを進めています。使い捨てカイロの販売価格を見直し利益は改善しているものの、今冬シーズンは暖冬傾向で需要が落ち込み、売上高は38億87百万円(同6.9%減)となりました。」
暖冬傾向によるカイロ需要の落ち込みが、サーモケア売上高の前年同期比6.9%減として実際に現れている。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「昨春の衣替えシーズンの展開を前倒ししたことや、「ムシューダ 引き出し・衣装ケース用」や「ムシューダ 洋服ダンス用」といった既存の主力品の落ち込みにより、売上高は79億86百万円(同2.8%減)となりました。」
衣替えシーズンの時期変動等が防虫剤の売上高前年同期比2.8%減として実際に現れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「衣類ケア(防虫剤)は、リニューアルにより「ムシューダ」シリーズを強化していく他、「ムシューダ ダニよけ」を拡売していく取り組みを進めています。今春の衣替えシーズンの展開を前倒ししたこと、また残暑により今秋の衣替えシーズンが後倒しになったことで「ムシューダ 引き出し・衣装ケース用」や「ネオパラエース」といった既存の主力品が落ち込み、売上高は44億36百万円(同7.3%減)となりました。」
衣替えシーズンの前倒し・後倒しと残暑が、防虫剤の既存主力品の売上高前年同期比7.3%減として実際に現れている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「今期の梅雨明けが記録的に早かったことが影響し、売上高は9億61百万円(同4.6%減)となりました。」
記録的に早い梅雨明けが除湿剤の売上高前年同期比4.6%減として実際の業績に現れている。 - FY2021再定義有価証券報告書
「これに対応するため、事業活動において、過去からの気候変動データを活用した分析・予測を行い、リスク低減を図っています。また、特に気候変動の影響を大きく受ける冬期商材であるカイロについては、天候に左右されにくいヘルスケア分野など、温熱技術を活かした通年商品の開発を通して、新たな価値の提案を進めています。」
天候不順による販売リスクを気候変動リスクとして広げ、気候データ分析・予測と、カイロのヘルスケア分野等での通年商品開発を対応策として記載している。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「前シーズンの返品は減少した他、年末の寒波の影響により「くつ下用」等の使い捨てカイロの伸長や、海外輸出も貢献し、売上高は39億13百万円(同1.8%増)となりました。」
年末の寒波が使い捨てカイロの伸長に実際に影響し、サーモケア売上高は前年同期比1.8%増となった。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「サーモケア(カイロ)は、成長事業の柱としてヘルスケア市場や海外市場への展開を目指す取り組みを進めております。前シーズンの返品は減少したものの、残暑の影響から売り場展開が遅れた結果、売上高は7億88百万円(同9.7%減)となりました。」
残暑による売り場展開の遅れがカイロ売上の前年同期比9.7%減として実際に現れている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「前期の記録的な暖冬の影響により返品が増加したことや、消費税増税の影響で売場の立ち上げが遅れたことに加え、当期においては前期以上の暖冬であったことから市場全体が落ち込んだ結果、売上高は43億24百万円(同16.0%減)となりました。」
前期以上の暖冬によりカイロ市場全体が落ち込み、サーモケア売上高は前年同期比16.0%減となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「サーモケア(カイロ)は、成長事業の柱としてヘルスケア市場や海外市場への展開を目指す取り組みを進めております。前期の記録的な暖冬の影響により返品が増加したことや、消費税増税の影響で売場の立ち上げが遅れたことに加え、当期においては前期以上の暖冬傾向であることから市場全体が落ち込んだ結果、売上高は38億44百万円(同15.6%減)となりました。」
前期以上の暖冬傾向によりカイロ市場全体が落ち込み、返品増加や売場立ち上げ遅延も含め、サーモケア売上高が前年同期比15.6%減となった。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「サーモケア(カイロ)は、成長事業の柱としてヘルスケア市場や海外市場への展開を目指す取り組みを進めております。前期の記録的な暖冬の影響により返品が増加したことや、消費税増税の影響で売場の立ち上げが遅れたこと等により、売上高は8億72百万円(同24.8%減)となりました。」
記録的な暖冬による返品増加が続き、サーモケア売上高は前年同期比24.8%減となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「サーモケア(カイロ)は、成長事業の柱としてヘルスケア市場や海外市場への展開を目指す取り組みを進めております。当四半期は毎期シーズン終了後の返品が多い期間となりますが、前期の記録的な暖冬の影響もあり、返品が増加した結果、売上高は2億56百万円のマイナス(前年同期は1億33百万円のマイナス)となりました。」
記録的な暖冬の影響による返品増加が実際に発生し、サーモケアの売上高が前年同期より大きいマイナスとなった。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「サーモケア(カイロ)は、寒さ対策から冷え対策へと用途の拡大を提案した「On Style」シリーズが貢献したものの、記録的な暖冬の影響により既存商品の売上が大幅に落ち込み、売上高は51億46百万円(同20.0%減)となりました。」
記録的な暖冬によりカイロ既存商品の売上が大幅に落ち込み、サーモケア売上高が前年同期比20.0%減となった。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「サーモケア(カイロ)は、当期立ち上げた温熱商品の“冷え”をテーマに働く女性の毎日をサポートする新ブランド「On Style」シリーズが売上の増加に寄与したものの、暖冬の影響により市場が全体的に停滞した結果、季節商材の使い捨てカイロが大きく落ち込み、売上高は45億54百万円(同12.3%減)となりました。」
暖冬によりカイロ市場が停滞し、サーモケア売上高が前年同期比12.3%減となる影響が実際に発生している。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「衣類ケア(防虫剤)は、新規性を加えたラインアップとして「かおりムシューダ BOTANICAL」等の新製品を今春発売しシェア拡大に努めましたが、前期に比べ今春の衣替えシーズンが前倒しとなったことで当期売上にはマイナスに寄与し、売上高は19億95百万円(同5.7%減)となりました。」
衣替えシーズンの前倒しにより、衣類ケアの当期売上が前年同期比5.7%減となる影響が実際に発生している。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「サーモケア(カイロ)は、平年より冬場の冷え込みが続いたことにより売上が大きく伸びた他、前シーズン終了後の返品が減少したことにより、売上高は64億34百万円(同12.3%増)となりました。」
冬場の冷え込みがカイロ販売に実際に影響し、売上高が前年同期比12.3%増となった。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「衣類ケア(防虫剤)は、秋シーズンの長雨の影響で市場が低調に推移する中、「ムシューダ」等の売上が堅調に推移し、返品削減にも継続して取り組んだ結果、売上高は62億83百万円(同2.2%増)となりました。」
秋シーズンの長雨により市場が低調となる事象が発生した一方、商品売上は前年同期比2.2%増となった。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「衣類ケア(防虫剤)は、今年3月の気温が低めに推移した影響で伸び悩んだ売上が4月以降に回復した影響もあって「ムシューダ」等の売上が伸長し、売上高は21億15百万円(同13.6%増)となりました。」
低温による売上の伸び悩みはあったが、4月以降に回復し、衣類ケア売上は前年同期比13.6%増となった。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「衣類ケア(防虫剤)は、昨春に主力品「ムシューダ」の売上が好調に推移し、返品も大幅に削減できましたが、今年3月に全国各地で桜の開花が遅れるほど気温が低めに推移した影響で年度末の売上が伸びず、売上高は89億38百万円(同1.4%減)となりました。」
低温の影響で年度末の防虫剤売上が伸びず、衣類ケア売上は前年同期比1.4%減となった。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「また、秋季は長引く残暑の影響で立ち上がりは売上が伸び悩んだものの、シーズン後半は売上が回復したこと等により、売上高は61億47百万円(同1.1%増)となりました。」
長引く残暑による秋季の立ち上がり不振は発生したが、シーズン後半に売上が回復し、衣類ケアの累計売上は前年同期比1.1%増となった。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「秋季は残暑が長引いている影響で売上が伸びず、売上高は50億39百万円(同1.1%減)となりました。」
残暑の長期化が衣類ケア商品の秋季売上に実際に影響し、前年同期比1.1%減となった。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループが販売している商品には、防虫剤や除湿剤、カイロなど、売上高が天候に大きく左右される品目が存在します。天候不順によって、これらの品目の業績が予想より低迷する可能性があります。」
防虫剤、除湿剤、カイロの販売が天候に左右されることを明示している。