訪日観光客のインバウンド消費の伸張鈍化
FY2016-Q2に初出。33回の記載のうち10回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q3。直近の記載はFY2026-H1。
ポーラ・オルビスホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。19社中8社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに3社。
- FY2026-H1訪日客数は微減もインバウンド需要は高水準有価証券報告書
「インバウンド需要は、訪日客数が前年同期をやや下回ったものの、足元では高い水準で推移しております。」
訪日客数は前年同期をやや下回った一方、インバウンド需要自体は高い水準で推移していると記載している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「インバウンド需要については、前年の高成長の反動が一時的にみられたのち、持ち直しの動きがみられましたが、足元では減少に転じております。」
一時的な持ち直しの後、インバウンド需要が足元で減少に転じたと記載している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「インバウンド需要については、円高傾向が継続するなかでも成長が続いておりましたが、足元ではマイナスに転じております。」
従来は円安等を背景に伸長が続いていたインバウンド需要が、円高傾向の中で足元ではマイナスに転じたと記載している。 - FY2024対処有価証券報告書
「また、円安基調の継続により、インバウンド需要の伸長が継続しております。」
円安基調を背景に、インバウンド需要の伸長が継続している。 - FY2024-H1対処有価証券報告書
「また、円安による追い風もありインバウンド需要の伸長が継続しております。」
円安を背景に訪日外国人によるインバウンド需要の伸長が継続していると記載している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「また、円安効果や春節休暇による訪日外国人客の増加でインバウンド需要が伸長しております。」
円安効果と春節休暇による訪日外国人客の増加により、インバウンド需要が伸長したと記載している。 - FY2023-Q3インバウンド回復と消費・チャネル構造変化の継続有価証券報告書
「また、円安も呼び水となった訪日外国人客によるインバウンド需要の回復もみられました。一方で、人々のライフスタイルの変容による消費行動や消費構成の変化、販売チャネルの構造変化、EC市場での広告費の高騰等がみられており、環境変化への対応により一層の工夫が求められる状況にあります。」
インバウンド需要の回復が進んだ一方、消費行動・消費構成・販売チャネルの構造変化とEC広告費高騰が継続していると記載している。 - FY2023-Q2インバウンド回復と消費・チャネル構造変化の併存有価証券報告書
「また、訪日外国人客の増加によるインバウンド需要の回復もみられました。一方で、人々のライフスタイルの変容による消費行動や消費構成の変化、販売チャネルの構造変化、EC市場での広告費の高騰等がみられており、環境変化への対応により一層の工夫が求められる状況にあります。」
インバウンド需要は回復した一方、消費行動・消費構成・販売チャネルの変化とEC広告費高騰が継続している。 - FY2023-Q1高額品・メイク需要回復も消費構造が変化有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、2022年後半から行動制限が解除されたことに加えて、円安とインバウンド需要の戻りが後押しした影響により、コロナ禍以前の消費水準には届かないものの高額品消費の伸びが見られました。また、3月中旬のマスク着用義務緩和の前後からはメイクアップ品の需要が伸びており、「脱マスク商戦」攻勢が見られます。一方で、コロナ禍による人々のライフスタイルの変容による巣ごもり需要等の消費行動の変化や消費構成の変化、販売チャネル構造の変化も見られることから、より一層の対応の工夫が求められる状況にあります。」
高額品消費とメイクアップ品需要は回復したが、消費行動・消費構成・販売チャネルの変化への対応が必要と記載している。 - FY2022市場回復もコロナ前水準未回復・競争激化有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、行動制限が緩和された影響が大きく、特に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大以降、著しく低迷していたメイクアップ品需要の大幅な回復がありました。また、チャネル面でも行動制限の緩和が作用し、対面型サービスの需要が徐々に回復を果たしておりますが、いずれも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大以前の水準に回復するまでには至っておりません。」
メイク品と対面型サービスは回復したが、コロナ前水準には未回復であり、オンライン市場ではマーケティング費用高騰等の競争激化も続いている。 - FY2022-Q3EC拡大とオンライン・対面融合の重要性継続有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、コロナ禍以降、ECをはじめとする通販市場の拡大が継続しております。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の影響を受けやすい対面型販売とオンラインを融合したサービスの拡充は、アフターコロナを見据えたうえで引き続き重要な戦略になるものと見込まれます。」
通販市場の拡大が続く一方、対面型販売とオンラインを融合したサービスの拡充が引き続き重要と記載している。 - FY2022-Q2メイク・対面型サービス需要が回復有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、コロナ禍以降、外出機会の減少により低水準で推移していたメイク品の需要が回復を見せております。また、感染拡大防止措置の影響を大きく受けてきた対面型サービスも規制緩和以降は人出の回復と共に堅調に推移しております。」
国内市場では、従来低水準だったメイク品需要と対面型サービスが回復傾向にあると記載している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「また、不透明感が長引くインバウンド需要や店舗チャネルの需要を取り込んできたECチャネルへのシフトは一服し、ウィズコロナ・アフターコロナを見据え、オフラインとオンラインの融合に向けた取り組みが活発化しており、購入の利便性だけでなく、デジタル、IT技術を活用した差別性のあるサービスの拡充が重要になってくるものと見込まれます。」
インバウンド需要の不透明感が続き、これまで進んでいたECへのシフトが一服したと記載している。今後はオフラインとオンラインの融合やデジタル・ITサービスの差別化が重要とされている。 - FY2021市場は回復基調もコロナ前水準には未回復有価証券報告書
「緊急事態宣言解除後は、ワクチン接種の普及拡大や新生活様式の定着等により、徐々に持ち直しの兆しを見せ、前年との比較においては、回復基調に転じたと言えますが、依然として新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大以前の水準を回復するには至っておりません。また、コロナ禍において市場を牽引してきたEC市場においてもマーケティング費用の高騰など競争激化が進んでおります。」
国内市場は前年対比では回復基調に転じた一方、インバウンド・対面需要を含むコロナ前水準には戻らず、EC競争とマーケティング費用高騰が続いている。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、経済活動の制限とこれに伴う消費マインドの低下の影響を受けた他、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大以降、市場を牽引してきたECをはじめとする通販事業での競争環境の激化が進み、特に新規顧客の獲得においては、獲得費用が高騰するなど、競争環境は日増しに高まっているものと見込まれます。」
国内化粧品市場について、経済活動制限・消費マインド低下に加え、EC等の通販競争激化と新規顧客獲得費用の高騰を新たに具体化している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、引き続きインバウンド需要の大幅な減少、店舗の休業や時短営業に加えて外出自粛等の要請を受け、消費マインドの低下を余儀なくされましたが、ECをはじめとする通販事業は引き続き堅調に推移しました。」
インバウンド需要の大幅減少、店舗休業・時短営業、外出自粛による消費マインド低下が続く一方、EC等の通販事業は堅調と記載している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により剥落したインバウンド需要や対面型サービスの改善が見込みづらい中、ECチャネルにおいては、巣ごもり消費の高まりが追い風となり、同チャネルの重要性は更に増大しております。」
インバウンド需要の剥落と対面型サービスの改善困難が継続する一方、ECチャネルの重要性がさらに増大したと記載している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴うインバウンド需要の大幅減少、店舗休業や外出自粛期間に冷え込んだ消費マインドの影響が見受けられ、先行きは不透明な状況が続いております。」
COVID-19によるインバウンド需要の大幅減少、店舗休業、消費マインド低下と市場の不透明感を継続して記載している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、消費税率引き上げ後の個人消費の弱さが残るなか、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴うインバウンド需要の大幅減少や、外出自粛等の要請を受けた消費マインドの変化が見られ、足元の景気は悪化傾向にあります。」
従来のインバウンド伸長鈍化懸念が、COVID-19によるインバウンド需要の大幅減少と景気悪化傾向として実際に現れている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、中国における電子商取引法施行の影響が一部で見られ、足元の伸長は鈍化傾向にあります。また、インバウンド消費を除く市場規模は消費増税前の駆け込み需要により一時的に増加に転じたのち、反動減が継続しております。」
中国電子商取引法の影響とインバウンド伸長の鈍化が続き、インバウンドを除く市場では駆け込み需要後の反動減が継続していると記載している。 - FY2019-Q3駆け込み需要後の反動懸念有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、訪日観光客のインバウンド消費は堅調に推移しておりますが、中国における電子商取引法施行の影響が一部で見られ、足元の伸長は鈍化傾向にあります。また、インバウンド消費を除く市場規模は消費増税前の駆け込み需要により一時的に増加に転じましたが、第4四半期に反動が予想されます。」
インバウンド消費の伸長鈍化が続く一方、インバウンドを除く市場は増税前の駆け込み需要で一時増加し、第4四半期の反動が予想されると記載している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、訪日観光客のインバウンド消費は堅調に推移しておりますが、中国における電子商取引法施行の影響が一部で見られ、足元の伸長は鈍化傾向にあります。また、インバウンド消費を除く市場規模は縮小していると推察され、なかでも国内のプレミアム市場全体は縮小の傾向があります。」
インバウンド消費の伸長鈍化とインバウンドを除く市場規模の縮小が継続し、国内プレミアム市場全体の縮小も新たに明示されている。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、訪日観光客のインバウンド消費は堅調に推移しておりますが、中国における電子商取引法施行の影響が一部で見られ、足元の伸長は鈍化傾向にあります。なお、インバウンド消費を除く市場規模は縮小していると推察されます。」
インバウンド消費は堅調としつつ、中国の電子商取引法施行の影響と足元の伸長鈍化を新たに記載し、インバウンドを除く市場規模も縮小と推察している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、訪日観光客のインバウンド消費が年間を通じて堅調に推移しましたが、足元の伸長は鈍化傾向にあります。なお、インバウンド消費を除く市場規模は縮小していると推察されます。」
インバウンド消費は堅調ながら足元の伸長が鈍化し、インバウンドを除く市場規模は従来の微減から縮小との記載に変わっている。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、訪日観光客のインバウンド消費の伸長が落ち着きつつあるものの、堅調に推移しました。なお、インバウンド消費を除く市場規模は微減と推察されます。」
インバウンド消費は伸長から落ち着きつつあるとの表現に変わり、インバウンドを除く市場規模も微減と推察されている。 - FY2018-Q2インバウンド伸長継続も除外市場微減有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、訪日観光客のインバウンド消費の伸長が続き、堅調に推移しました。なお、インバウンド消費を除く市場規模は微減と推察されます。」
インバウンド消費の伸長は続く一方、インバウンド消費を除く市場規模は前回の前年並みから微減との記載に変わっている。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、訪日観光客のインバウンド消費の伸長が続き、堅調に推移しました。なお、インバウンド消費を除く市場規模は前年並みで推移しました。」
従来懸念されていたインバウンド消費の回復・伸長が続き、国内化粧品市場は堅調に推移したと記載している。 - FY2017対処有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、前年の下期以降、陰りが見られていた訪日観光客のインバウンド消費が、再び増加に転じたことにより、堅調に推移しております。なお、インバウンド消費を除く市場規模は前年並みと推察されます。」
インバウンド消費の再増加が継続し、前回の『微減』から、インバウンドを除く市場規模も『前年並み』との記載に戻っている。 - FY2017-Q3インバウンド回復継続も除外市場は微減有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、前年の下期以降、陰りが見られていた訪日観光客のインバウンド消費が、足元では再び増加に転じたことにより、堅調に推移しております。なお、インバウンド消費を除く市場規模は微減と推察されます。」
インバウンド消費の回復は継続している一方、インバウンド消費を除く市場規模については、従来の前年並みから微減との記載に変わっている。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、前年の下期以降、陰りが見られていた訪日観光客のインバウンド消費が、足元では再び増加に転じたことにより、堅調に推移しております。なお、インバウンド消費を除く市場規模は前年並みとなっております。」
従来懸念されていたインバウンド消費が足元で再び増加に転じたと記載され、リスク状況の改善が示されている。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、堅調に推移しているものの、訪日観光客のインバウンド消費の伸張に陰りが見られます。なお、インバウンド消費を除く市場規模は前年並みとなっております。」
インバウンド消費の伸張に陰りがある一方、インバウンドを除く市場規模は前年並みという状況を引き続き記載している。 - FY2016-Q3再掲有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、堅調に推移しているものの、訪日観光客のインバウンド消費の伸張に陰りが見られ、今後もインバウンド消費の動きには留意するべき状況となっております。なお、インバウンド消費を除く市場規模は微増となっております。」
インバウンド消費の伸張に陰りが見られ、今後の動向に留意すべき状況であるとの記載を継続している。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「国内化粧品市場においては、訪日観光客のインバウンド消費の伸張に陰りが見られるものの、スキンケア品を中心に堅調に推移しております。なお、インバウンド消費を除く市場規模は前年並みとなっております。」
インバウンド消費の伸張に陰りが見られる一方、スキンケア品中心の市場は堅調、インバウンドを除く市場規模は前年並みと記載。