資金調達環境悪化による流動性リスクと手元流動性管理
FY2019に初出。19回の記載のうち11回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020。直近の記載はFY2026。
コニカミノルタがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より3年早い。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに16社。
- FY2026対処有価証券報告書
「なお、2026年3月末時点のコミットメントラインの使用残高はゼロです。」
1,000億円及び50億円のコミットメントラインを保持しつつ、2026年3月末の使用残高はゼロで、流動性確保と借入返済を進めている。 - FY2025対処有価証券報告書
「この結果、フリー・キャッシュ・フローは757億円のプラス(前期は388億円のプラス)となりました。」
フリー・キャッシュ・フローが前期比368億円増加して757億円となり、短期借入金の純減少799億円等と合わせて流動性・財務基盤の改善が進んだ。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは167億円のプラス(前年同期は94億円のプラス)となりました。」
フリー・キャッシュ・フローは前年同期の94億円のプラスから167億円のプラスへ改善した。短期借入金の純減少377億円など、借入返済も進んだ。 - FY2024対処有価証券報告書
「フリー・キャッシュ・フローは388億円のプラスとなりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは968億円の支出となりました。」
フリー・キャッシュ・フローが前期の241億円のマイナスから388億円のプラスへ転換し、借入返済も進んだことで流動性面が改善した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは133億円のプラス(前年同期は427億円のマイナス)となりました。」
フリー・キャッシュ・フローが前年同期の427億円のマイナスから133億円のプラスへ転じ、短期借入金の返済も進んだ。流動性面の状況が改善した。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フロー320億円の収入と、投資活動によるキャッシュ・フロー226億円の支出の結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは94億円のプラスとなりました。」
フリー・キャッシュ・フローは前年同期の253億円のマイナスから94億円のプラスへ改善した。短期借入金の返済も進み、流動性面の状況が改善した。 - FY2024-Q1フリー・キャッシュ・フロー赤字縮小・借入返済有価証券報告書
「営業活動によるキャッシュ・フロー2億円の収入と、投資活動によるキャッシュ・フロー110億円の支出の結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは108億円のマイナスとなりました。」
フリー・キャッシュ・フローは前年同期の248億円のマイナスから108億円のマイナスへ縮小し、営業活動によるキャッシュ・フローは2億円の収入に転じた。一方、短期借入金返済等により現金残高は707億円減少した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「フリー・キャッシュ・フローは241億円のマイナスとなりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは843億円の収入となりました。」
フリー・キャッシュ・フローは前期の135億円のマイナスから241億円のマイナスへ悪化し、財務活動では843億円の収入となった。社債・長期借入れ及び短期借入金の増加を伴っている。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは427億円のマイナス(前年同期は96億円のマイナス)となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは331億円の収入となりました。」
フリー・キャッシュ・フローが前年同期の96億円のマイナスから427億円のマイナスへ悪化し、財務活動では331億円の収入となった。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは253億円のマイナス(前年同期は119億円のプラス)となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは188億円の収入となりました。」
フリー・キャッシュ・フローが前年同期の119億円のプラスから253億円のマイナスへ悪化し、財務活動では短期借入金367億円の純増加等による188億円の収入となった。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは248億円のマイナス(前年同期は27億円のマイナス)となりました。」
第1四半期のフリー・キャッシュ・フローが248億円のマイナスとなり、前年同期より資金流出が拡大した。短期借入金の純増加額は225億円となった。 - FY2022悪化有価証券報告書
「この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは135億円のマイナスとなりました。」
フリー・キャッシュ・フローが135億円のマイナスとなり、短期借入金の純増加578億円など外部資金への依存を伴う流動性管理上の状況となった。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「社債の償還及び長期借入金の返済286億円、リース負債の返済145億円、配当金の支払145億円等の支出と短期借入金の純増加額517億円等の収入により、財務活動によるキャッシュ・フローは57億円の支出(前年同期は268億円の収入)となりました。」
短期借入金の純増加517億円があった一方、財務活動によるキャッシュ・フローは前年同期の268億円の収入から57億円の支出へ転じ、フリー・キャッシュ・フローも96億円のマイナスとなった。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは119億円のプラス(前年同期は70億円のマイナス)となりました。」
営業キャッシュ・フロー358億円と投資キャッシュ・フロー239億円の支出により、フリー・キャッシュ・フローは前年同期の70億円のマイナスから119億円のプラスへ改善した。流動性確保に向けた資金面の改善が示された。 - FY2021対処有価証券報告書
「売上高の回復・固定費の抑制が営業キャッシュ・フローの改善につながったことから、2020年4月に実行した短期借入約850億円のうち約650億円を2021年3月末までに返済しました。」
売上回復、固定費抑制、手元流動性の確保により、感染症対応で調達した短期借入の大部分を返済した。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「販売量の急減により一時的に増加していた棚卸資産の削減や設備投資の抑制によって、引き続き手元流動性を確保し、期初に借り入れた850億円のうち300億円を返済しました。」
棚卸資産削減、設備投資抑制、借入金300億円返済を進めながら手元流動性を確保し、流動性リスクへの対応を継続した。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「短期借入金の純増加額891億円、社債の発行及び長期借入80億円等の収入と、社債の償還及び長期借入金の返済107億円、リース負債の返済49億円、配当金の支払い48億円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは767億円の収入(前年同期は116億円の支出)となりました。」
当期間に短期借入金の純増加891億円等により財務活動によるキャッシュ・フローが767億円の収入となり、現金及び現金同等物は前期末比625億円増加した。 - FY2020対処有価証券報告書
「これにより、アンコミットメントベースの融資枠を利用した借入による資金約850億円を含む手元現金及び現金同等物の残高、2つのコミットメントラインの未使用残高計3,000億円、アンコミットメントベースの融資枠の未使用残高の合計は2020年5月末現在で約5,000億円となり、当社グループの6ヶ月分の売上規模に相当する十分な手元流動性を確保していることになります。」
新型コロナウイルス感染拡大による資金繰りリスクへの対応として、約850億円の短期借入と2,000億円のコミットメントラインを追加し、約5,000億円の手元流動性等を確保した。 - FY2019初出有価証券報告書
「当社は、子会社及び当社の各部署からの報告に基づき、財務部門が適時に資金計画を作成・更新するとともに、常に経営環境をモニターし、状況に応じた適切な手元流動性を維持、確保することにより、当社グループの流動性リスクを管理しております。」
借入金等の支払不能リスクを認識し、財務部門による資金計画の更新と手元流動性の維持・確保で管理すると記載した。