新規事業における投資先行
FY2016-Q2に初出。23回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2016。直近の記載はFY2023-Q2。
フューチャーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。21社中6社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに6社。
- FY2023-Q2対処有価証券報告書
「コードキャンプ株式会社は、個人向けは売上が減少したものの、前四半期以前に獲得した受注により法人研修事業が伸長し、大幅にコスト抑制をしたことから、前年同期比で増収増益となりました。」
法人研修の伸長とコスト抑制により増収増益となり、採用・研究開発・広告宣伝等の先行投資が利益を圧迫していた状態から、当四半期は収益面で改善を記載している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「個人向けの受注は競合他社の参入を背景に減少しました。また、来期の成長に向けた営業強化や、認知度向上のための広告宣伝に積極的に投資したことから、前年同期比で減収減益となりました。」
コードキャンプでは法人・キッズ向けの伸長がある一方、個人向け受注の競合による減少と営業強化・広告宣伝投資により、収益面の負担が続いた。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「コードキャンプ株式会社は、法人からの受注、キッズ向けの「CodeCampKIDS」は伸長したものの、個人向けの受注は競合他社の参入を背景に減少しました。また、カリキュラム開発や、認知度向上のための広告宣伝に積極的に投資したことから、前年同期比で減収減益となりました。」
カリキュラム開発と広告宣伝への積極投資が続き、個人向け受注の減少と合わせて減収減益となった。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「コードキャンプ株式会社は、法人からの受注、キッズ向けの「CodeCampKIDS」は伸長したものの、個人向けの受注は競合他社の参入を背景に減少しました。また、カリキュラム開発や、認知度向上のための広告宣伝に積極的に投資したことから、前年同期比で減収減益となりました。」
個人向け受注の競争激化による減少と、カリキュラム開発・広告宣伝への積極投資による減収減益が記載され、投資先行と競争の負担が続いている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「これによりソフトウェア開発や広告宣伝費等の追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、これら新サービスや新規事業の進捗が見通しどおりに進まない場合、先行投資を回収できないこと等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
新サービス・新規事業への投資負担が継続し、コードキャンプではカリキュラム開発・広告宣伝への投資が減収減益要因として記載された。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「コードキャンプ株式会社は、法人からの新規受注の増加により、前年同期比で売上高は増加しましたが、採用、研究開発を優先した結果、営業利益は減少となりました。」
コードキャンプは売上高が増加した一方、採用・研究開発の優先により営業利益が減少し、投資先行に伴う収益面の負担が再び表れた。 - FY2021-Q2研究開発投資優先で営業利益横ばい有価証券報告書
「コードキャンプ株式会社は、集合研修をオンライン研修にシフトする法人からの受注増により、前年同期比で売上高は増加しましたが、研究開発投資を優先した結果、営業利益は横ばいとなりました。」
コードキャンプではオンライン研修への受注シフトで売上高が増加した一方、研究開発投資を優先した結果、営業利益は横ばいとなった。 - FY2020対処有価証券報告書
「ビジネスイノベーション事業においては、室内でのトレーニング需要や、オンライン教育の拡大といった、新たな生活様式への移行に伴う顧客ニーズの変化に対応したことなどから、各社ともに増収増益となり、売上高・営業利益ともに、前年同期比で大幅に増加しました。」
ビジネスイノベーション事業は各社とも増収増益となり、先行投資に伴う赤字リスクが前年度から改善した。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「ビジネスイノベーション事業は、全ての会社で営業損益が改善し、セグメントとして営業黒字に転換しました。」
ビジネスイノベーション事業では全ての会社で営業損益が改善し、セグメントとして営業黒字へ転換した。新規事業における投資先行に伴う赤字リスクが一部解消方向に進んでいる。 - FY2019-Q3四半期改善・累計悪化有価証券報告書
「東京カレンダー株式会社は、上半期においては、雑誌やネットの広告収入が予定を下回り、営業赤字を計上しましたが、当第3四半期(3ヶ月間)は、広告収入が第1四半期や第2四半期を上回るとともに、コストの削減に努めたことより、営業黒字となりました。当第3四半期連結累計期間では「東カレデート」等のサービスの売上が増加したことにより、売上高が前年同期比で増加しましたが、営業赤字が増加しました。」
広告収益化リスクは第3四半期単独では改善したが、累計では広告収入の下振れの影響が残り、営業赤字が増加した。 - FY2019-Q2一部黒字化・一部赤字継続有価証券報告書
「営業損益は、戦略的な仕入れにより粗利率が改善したため、前年同期比で改善し、当第2四半期累計期間は黒字となりました。コードキャンプ株式会社は、個人向けのオンライン・プログラミング講座の受注高が毎月順調に増加していることにより、売上高と営業利益は前年同期比で増加しました。東京カレンダー株式会社は、引き続き、都会のライフスタイルに関心の高い30代から40代のユーザーの支持を集め、ウェブやスマホアプリのページビューや動画閲覧数及び雑誌の販売数が好調に推移し、「東カレデート」等のサービスの売上高が増加しましたが、雑誌やネットの広告収入が予定を下回りました。これにより、売上高は前年同期比で増加したものの、営業赤字は前年同期より拡大しました。」
eSPORTSとコードキャンプでは収益改善が進む一方、東京カレンダーでは広告収入の下振れにより営業赤字が拡大した。新規事業群の収益状況が分化している。 - FY2019-Q1一部黒字化・一部赤字継続有価証券報告書
「コードキャンプ株式会社は、個人向けのオンライン・プログラミング講座が順調に拡大したことから、営業損益は前年同期の赤字から黒字となり、ライブリッツ株式会社は、新規のプロ野球球団の顧客を獲得したこともあり、前年同期比で売上高や営業損益が増加しました。 東京カレンダー株式会社は、引き続き、都会のライフスタイルに関心の高い30代から40代のユーザーの支持を集め、ページビューや動画閲覧数が高水準で推移し、「東カレデート」等のサービスの売上高や利益は増加しましたが、ネット広告の収入が予定を下回りました。これにより、売上高は前年同期比で増加した一方で、営業赤字は前年同期より僅かに拡大しました。」
コードキャンプでは営業黒字化が進んだ一方、東京カレンダーではネット広告収入が予定を下回り営業赤字が前年同期より僅かに拡大した。 - FY2018悪化有価証券報告書
「ネット広告の売上が想定を下回ったことにより、東京カレンダー株式会社(マッチアラーム株式会社を含む)の売上は前年同期比で増加した一方で投資先行が続き営業損益は前年同期比で悪化しました。」
ビジネスイノベーション事業の一部では投資先行が続き、東京カレンダーではネット広告売上が想定を下回って営業損益が悪化した。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「コードキャンプ株式会社は、新人研修など法人向けのプログラミング講座の売上が増加し、個人向けのオンライン・プログラミング講座が順調に拡大していることから、営業損益は前年同期比で大幅に改善しました。」
法人向け・個人向けプログラミング講座の売上拡大を背景に営業損益が改善し、新規事業の先行投資に伴う赤字リスクへの対処進展が示された。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「第2四半期(累計)において営業利益が黒字となり、前年同期比で大幅に改善しました。」
コードキャンプは第2四半期累計で営業利益が黒字となり、先行投資に伴う営業赤字の状態から改善した。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「コードキャンプ株式会社は、オンラインでのプログラミング講座や法人向けのプログラミング研修及びエンジニア教育と連動した転職紹介プログラムの売上が引き続き増加したことにより、前年同期比で売上高が大幅に増加しました。営業利益は若干の赤字となったものの、前年同期比では大幅に改善しました。」
コードキャンプでは売上拡大が続く一方、営業利益はなお若干の赤字だが、前年同期比では大幅に改善した。 - FY2017対処有価証券報告書
「上半期は新規サービスの開発や広告宣伝費などへの先行投資により赤字が拡大しましたが、下半期から体制を見直したことにより、第4四半期は初めての四半期営業黒字を達成しました。」
新規サービス開発・広告宣伝費の先行投資による赤字は上半期に拡大したが、体制見直しにより第4四半期に営業黒字となった。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「他方、サービスの開発や広告宣伝費などへの先行投資により、営業赤字が続いておりますが、第3四半期から営業赤字は減少傾向にあります。」
サービス開発・広告宣伝費などの先行投資により営業赤字は続いているが、第3四半期から営業赤字が減少傾向となった。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「コードキャンプ株式会社は、オンラインプログラミング講座の売上の継続的な拡大や転職希望者のためのエンジニア養成・就職紹介プログラムが売上に貢献したことにより前年同期比で売上高が41.1%増加しましたが、人員採用や広告宣伝費などの先行投資により、営業赤字が継続しております。」
コードキャンプでは売上拡大が続く一方、人員採用・広告宣伝費などの先行投資により営業赤字が継続していると再掲している。 - FY2017-Q1悪化有価証券報告書
「コードキャンプ株式会社は、新サービスである転職希望者のためのエンジニア養成プログラム「CodeIncubate」や事業開発スペシャリスト養成講座「TORIKAJI」が実際に売上に貢献したことにより前年同期比で売上高が増加しましたが、広告宣伝費などの先行投資により、営業赤字は継続しております。」
新サービスが売上に貢献した一方、広告宣伝費等の先行投資により営業赤字が継続し、損失額は前年同期の88百万円から108百万円となった。 - FY2016悪化有価証券報告書
「新たなサービスの提供の準備やマーケティングのための投資が先行している段階であり、売上高は増加したものの営業損失が拡大しました。」
新規事業の売上が増加する一方、サービス準備・マーケティング投資により営業損失が拡大した。 - FY2016-Q3再掲有価証券報告書
「新たなサービスの提供のための投資が先行している段階であります。」
新規サービスについて、投資が先行している段階であるとの状態が継続している。 - FY2016-Q2顕在化有価証券報告書
「まだ投資が先行しております。」
新規事業では売上高の進捗がある一方、投資が先行している状態を記載している。