お客様のためのAIの推進
FY2024-Q1に初出。9回の記載のうち4回が「引き上げ」で、最初の「引き上げ」はFY2025。直近の記載はFY2026。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに1社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「翌事業年度(2027年5月期)においては、「AI Changes Everything ― AIの光を力に、信頼で加速する」を新たなメッセージとして掲げ、AIがもたらす価値創出の機会と、データ保護やセキュリティに対する要求の高まりの双方に対応してまいります。」
従来の「お客様のためのAIの推進」を、AIによる価値創出とデータ保護・セキュリティへの対応を併せた新たなAI中心のメッセージへ再整理している。Oracle AI Database、OCI、Fusion Applications、NetSuite、業界特化型アプリケーションを統合的に提供する方針も示した。 - FY2026-H1引き上げ有価証券報告書
「2. ガバメントクラウドに認定されたOracle Cloud Infrastructure(OCI)を活用し、日本全国、地方自治体のデジタル化および生成AIを活用した業務の効率化を支援することで、日本政府が推進するガバメントクラウドに貢献します。」
AI推進の対象を、SaaS・PaaS・IaaSでの提供に加えて、ガバメントクラウド上の地方自治体業務の効率化へ広げた。またCloud Applicationsでは顧客独自のAIエージェント開発機能の提供も掲げている。 - FY2025引き上げ有価証券報告書
「1. これまで培ってきたOracle Cloud Infrastructure(OCI)を活用し、お客様のミッションクリティカル・システムのモダナイゼーションと生成AIの活用をさらに展開してまいります。大規模なAIモデル作成を高速で低コストに実現できるGPU(*3)環境、顧客データをセキュアに活用した生成AIサービスやAIエージェントサービス、AI向けデータプラットフォーム等の提供を強化いたします。」
AI推進について、従来のSaaS・PaaS・IaaS別の提供方針に加え、GPU環境、AIエージェントサービス、AI向けデータプラットフォームの提供強化を2026年5月期の施策として具体化した。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「1. SaaS:Oracle Fusion Cloud ApplicationsやNetSuiteなどに生成AIや学習済みモデルを組み込み提供してまいります。シングルデータモデルにより、全体最適化したAIを利用できることに加えて、四半期ごとのバージョンアップにより、最新AIの技術の価値を享受いただくことが可能です。2. PaaS:顧客データをセキュアに活用し、お客さま専用モデルとして構築可能な生成AIサービスや、AIと開発者の生産性向上を重点に置いた次世代のデータベースである"Oracle Database 23ai"をクラウド版からまず提供してまいります。3. IaaS:大規模なAIモデル作成を、高速で低コストに実現できる環境をOCIで提供しております。」
SaaS、PaaS、IaaSの3層ごとに生成AI、顧客専用モデル、Oracle Database 23ai、OCIによるAIモデル作成環境を提供する方針を継続している。 - FY2024前進有価証券報告書
「PaaS:顧客データをセキュアに活用し、お客さま専用モデルとして構築可能な生成AIサービスや、AIと開発者の生産性向上を重点に置いた次世代のデータベースである” Oracle Database 23ai”をクラウド版からまず提供してまいります。」
AI施策について、PaaS領域で顧客専用生成AIモデルに加え、Oracle Database 23aiをクラウド版から提供する方針を新たに具体化した。SaaS・PaaS・IaaSの3層別のAI提供方針を継続している。 - FY2024-Q2AI施策をSaaS・PaaS・IaaS別に具体化有価証券報告書
「1. SaaSでは、Oracle Fusion Cloud ApplicationsやNetSuiteなどに生成AIや学習済みモデルを組み込み提供してまいります。シングルデータモデルにより、全体最適化したAIを利用できることに加えて、四半期ごとのバージョンアップにより、最新AIの技術の価値を享受いただくことが可能です。2. PaaSでは、顧客データをセキュアに活用し、お客さま専用モデルとして構築可能な生成AIサービスや各種AI開発サービスを提供いたします。3. IaaSでは、大規模なAIモデル作成を、高速で低コストに実現できる環境をOCIで提供しております。最高性能のGPUの性能を発揮できる環境を提供できるのがOCIです。クラウドデータセンター全体をスーパーコンピュータのようにデザインすることができ、大規模言語モデルの学習に求められる時間とコストを最小化することが可能です。」
前四半期に独立テーマとして示したAI推進について、SaaSではFusion Cloud Applications・NetSuiteへの生成AI組込み、PaaSでは顧客専用モデルとAI開発サービス、IaaSではOCIによる大規模AIモデル作成環境という3層別の提供方法を具体化している。 - FY2024-Q1初出有価証券報告書
「(2)お客様のためのAIの推進 当社はお客様にAIサービスを提供する能力、体制を備えております。」
当期の重点分野として、お客様へのAIサービス提供とAI活用を初めて独立して明示している。オラクル・グループのAIに関する立場を生かし、AIをクラウドサービス等に活用するとしている。