新型コロナウイルス感染拡大による受診患者数・業績への影響
FY2020に初出。17回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2025。
ファルコホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。10社中3社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに4社。
- FY2025対処有価証券報告書
「当社グループを取り巻く受託臨床検査市場では、新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」という。)関連検査の受託数が減少したものの、感染を懸念した患者の医療機関への受診控えが解消したこと等により、コロナ禍前の事業環境に戻りつつあります。」
COVID-19関連検査の受託数減少は続く一方、受診控えが解消し、受託臨床検査市場はコロナ禍前の環境に戻りつつあると記載している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「当社グループを取り巻く受託臨床検査市場では、新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」という。)関連検査の受託数が減少したものの、感染を懸念した患者の医療機関への受診控えが解消したこと等により、コロナ禍前の事業環境に戻りつつあります。」
COVID-19関連検査の受託数は減少した一方、受診控えが解消し、受託臨床検査市場はコロナ禍前の事業環境に戻りつつあると記載している。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「当社グループにおきましては、COVID-19関連検査の受託数が前連結会計年度に比べて大幅に減少いたしました。感染を懸念した患者の医療機関への受診控えは解消に向かいつつあるものの、受診頻度の減少等によりCOVID-19関連検査以外の受託数は弱含みで推移し、また、処方箋応需枚数は前連結会計年度並みとなりました。」
COVID-19関連検査の受託数大幅減少と、関連検査以外の受託数の弱含みが通期の事業環境・業績として継続して現れている。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く経営環境は、COVID-19関連検査の受託数が第8波以降大幅に減少している状況にあります。感染を懸念した患者の医療機関への受診控えは解消に向かいつつあるものの、受診頻度の減少等によりCOVID-19関連検査以外の受託検体検査数は、弱含みで推移しており、また、処方箋応需枚数は前年並みに推移しております。」
第8波以降のCOVID-19関連検査受託数の大幅減少が続き、関連検査以外の受託検体検査数も弱含みで推移している。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く経営環境は、COVID-19関連検査の受託数が第8波以降大幅に減少している状況にあります。また、感染を懸念した患者の医療機関への受診控えは解消傾向にあるものの、COVID-19関連検査以外の受託検体検査数および調剤薬局の処方箋枚数は弱含みで推移しております。」
第8波以降のCOVID-19関連検査受託数の大幅減少と、関連検査以外の検査数・処方箋枚数の弱含みが実際の事業環境として現れている。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「COVID-19関連検査の受託検査数は、令和5年1月まで感染拡大の影響により前連結会計年度を上回って推移しておりましたが、第8波がピークを過ぎた令和5年2月以降急減し、累計では前連結会計年度を下回りました。」
感染者数減少・第8波収束に伴うCOVID-19関連検査需要の減少が実際に発生し、検査数・売上の減少として現れた。令和5年5月の5類移行による更なる減少も見込んでいる。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループを取り巻く経営環境は、COVID-19の拡大が当社の経営環境に大きな影響を及ぼす状況にあります。感染拡大はCOVID-19関連検査へのニーズを高める一方で、受診患者数の減少等により関連検査以外の受託検体検査数及び調剤薬局の処方箋枚数に減少の影響を与えます。」
COVID-19の拡大が関連検査需要を高める一方、関連検査以外の受託検体数と調剤薬局の処方箋枚数を減少させるという両面の影響を継続して記載している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「感染拡大はCOVID-19関連検査へのニーズを高める一方で、受診患者数の減少等により関連検査以外の受託検体検査数および調剤薬局の処方箋枚数に減少の影響を与えます。」
COVID-19の感染拡大が関連検査需要を押し上げる一方、関連検査以外の受託検体数と処方箋枚数を減少させるという両面の影響を継続している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「臨床検査事業においては、COVID-19関連検査の売上は、国内の感染者数の減少に伴う受託検査数の減少及び診療報酬改定により前年同期を下回りました。」
COVID-19感染者数の減少により関連検査の受託数・売上が減少し、感染拡大が検査需要を押し上げる一方で収益の変動要因となるリスクが実績として現れている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループを取り巻く経営環境は、COVID-19の感染拡大により収益に大きな影響を受けます。感染拡大はCOVID-19関連検査の増加要因に、また受診患者数の減少等によりCOVID-19関連検査以外の受託検体検査数および調剤薬局の処方箋枚数の減少要因となります。」
COVID-19感染拡大が関連検査を増加させる一方、関連検査以外の受託検体数と処方箋枚数を減少させ、収益に大きく影響するという認識を継続している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く経営環境は、COVID-19の感染拡大が収益に大きな影響を及ぼします。感染拡大はCOVID-19関連検査を増加させる一方で、受診患者数の減少等によりCOVID-19関連検査以外の受託検体検査数および調剤薬局の処方箋枚数に減少の影響を与えます。」
COVID-19感染拡大について、関連検査を増加させる一方、関連検査以外の受託検体数と調剤薬局の処方箋枚数を減少させ、収益に大きな影響を及ぼす状況を継続して記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「感染拡大はCOVID-19関連検査へのニーズを高める一方で、受診患者数の減少等により関連検査以外の受託検体検査数および調剤薬局の処方箋枚数に減少の影響を与えます。」
COVID-19感染拡大について、関連検査の需要を高める一方、関連検査以外の受託検体数と調剤薬局の処方箋枚数を減少させる両面の影響を継続して記載している。 - FY2021再定義有価証券報告書
「また、ワクチン接種の進展、治療薬の開発等により、中期的には感染は抑制されていくものと想定され、COVID-19関連検査の売上高は影響を受ける可能性があります。」
COVID-19による受診患者数・検体数・処方箋枚数への影響に加え、中期的な感染抑制に伴うCOVID-19関連検査売上の剥落可能性をリスクとして明示した。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「一方で医療機関を受診する患者数の減少により、臨床検査事業の受託検体数・調剤薬局事業の処方箋応需枚数ともに大きく影響を受けましたが、昨年の緊急事態宣言解除後は、その影響は緩やかに戻りつつあり、当第3四半期連結会計期間において一定程度まで回復を致しました。」
受診患者数減少の影響は残るものの、緊急事態宣言解除後に影響が緩やかに戻り、当第3四半期会計期間には一定程度まで回復したと記載している。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染拡大のなかで医療機関を受診する患者数の減少が見られ、臨床検査事業・調剤薬局事業ともに大きく影響を受けましたが、緊急事態宣言解除後は、その影響は緩やかに戻りつつあります。」
新型コロナウイルス感染拡大による受診患者数減少の影響は両事業に残る一方、緊急事態宣言解除後は影響が緩やかに戻りつつあると記載している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛のなかで医療機関を受診する患者数の減少による影響を受け、両事業ともに大変厳しい状況となりました。」
新型コロナウイルス感染拡大による受診患者数の減少が、臨床検査の受託検体数および調剤薬局の処方箋枚数の減少、両事業の減収減益として実際に現れた。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染拡大により、医療機関を受診する患者数が減少しており、受託検体数や処方箋枚数が更に減少することで、当社グループの業績に甚大な影響が発生する可能性があります。その影響の大きさ、期間等については未だ不透明であります。」
新型コロナウイルス感染拡大に伴う受診患者数減少、受託検体数・処方箋枚数の減少、業績への甚大な影響可能性を独立したリスクとして記載している。既に受託検体数や処方箋枚数の減少が業績に現れている。