資産価値下落・収益性悪化による減損損失
FY2016に初出。18回の記載のうち8回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020。直近の記載は2026-08-10。
DICがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。96社中51社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに24社。
- 2026-08-10対処決算
「減損損失 225 -」
前年同期に計上された減損損失225百万円に対し、当中間期の減損損失は計上されなかった。 - FY2025悪化有価証券報告書
「減損損失 1,259」
減損損失は前年度の194百万円から1,259百万円へ増加した。米国工場資産754百万円、台湾の遊休資産240百万円、福利厚生施設157百万円などの減損が計上された。 - FY2025-H1減損損失の小幅増加と帰属先変更有価証券報告書
「当中間連結会計期間においては、「その他」セグメントで157百万円、「全社」セグメントで68百万円の減損損失を計上しています。」
当中間期の減損損失は合計225百万円となった。前年同期の175百万円から小幅に増加しているが、報告セグメント区分の変更により計上先も変更されている。 - FY2024-H1対処有価証券報告書
「当中間連結会計期間においては、「パッケージング&グラフィック」セグメントで112百万円、「カラー&ディスプレイ」セグメントで63百万円の減損損失を計上しています。」
減損損失の計上は継続しているが、前年同期の895百万円から合計175百万円へ減少し、実績上の負担は低下した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、「パッケージング&グラフィック」セグメントで97百万円、「カラー&ディスプレイ」セグメントで28百万円の減損損失を計上しています。」
減損損失の計上は継続しているが、2023年度に計上された大型のれん減損損失と比べ、当四半期の固定資産減損損失は合計125百万円にとどまった。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度においては、現在の経済環境を踏まえ事業計画の修正を行った結果、公正価値がその帳簿価額を下回ったため、のれんの未償却残高の全額に対して19,653百万円の減損損失を認識しています。」
減損リスクがC&E顔料事業ののれん全額19,653百万円、広東TOD社ののれん2,518百万円など、合計33,537百万円の減損損失として実際に発生した。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間においては、「パッケージング&グラフィック」セグメントで1,002百万円の減損損失を計上しています。」
減損損失は当第3四半期累計で10億02百万円となった。前年同期の10億65百万円からは減少したが、パッケージング&グラフィックでの計上は継続している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間においては、「パッケージング&グラフィック」セグメントで895百万円の減損損失を計上しています。」
減損損失は前年同期の1,047百万円から895百万円へ減少した。一方、パッケージング&グラフィックで減損損失の計上が続いている。 - FY2022対処有価証券報告書
「当連結会計年度において、当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。」
減損損失は前年度1,563百万円から1,107百万円へ減少した。ただし、埼玉工場、シンガポール、中国での計上は継続している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間においては、「ファンクショナルプロダクツ」セグメントで1,065百万円の減損損失を計上しています。」
減損損失は前年同期の1,277百万円から1,065百万円へ減少した。ただし、ファンクショナルプロダクツで減損損失の計上は継続している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間においては、「ファンクショナルプロダクツ」セグメントで1,047百万円の減損損失を計上しています。」
固定資産の減損損失がファンクショナルプロダクツで10億47百万円計上され、減損リスクが当四半期にも実績化した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「当連結会計年度において、当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。」
減損損失は1,563百万円となり、前年度の1,251百万円から増加した。カラー&ディスプレイ、ファンクショナルプロダクツ等で計上された。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間においては、「カラー&ディスプレイ」セグメントで1,029百万円、「ファンクショナルプロダクツ」セグメントで248百万円の減損損失を計上しています。」
カラー&ディスプレイで10億29百万円、ファンクショナルプロダクツで2億48百万円、合計12億77百万円の減損損失が計上された。買収後のカラー&ディスプレイを含む複数セグメントで減損が発生している。 - FY2020対処有価証券報告書
「当連結会計年度において、当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。」
減損損失は2019年度の30億78百万円から2020年度の12億51百万円へ減少した。豪州、埼玉、シンガポール等で計上は続いたが、前年より実績上の負担は低下した。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当連結会計年度において、当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。」
2019年度に減損損失30億78百万円を計上した。内訳はパッケージング&グラフィック23億88百万円、カラー&ディスプレイ6億90百万円で、前年の減損損失計上なしから実際の損失が拡大した。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間においては、「パッケージング&グラフィック」セグメントで1,463百万円の減損損失を計上しています。」
資産価値下落・収益性悪化に伴う減損リスクについて、パッケージング&グラフィックセグメントで14億63百万円の減損損失が実際に計上された。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。」
インドの工場資産200百万円、茨城県坂東市の遊休資産34百万円、合計234百万円の減損損失を計上し、固定資産の減損リスクが実際に発生した。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの資産の時価が著しく下落した場合や事業の収益性が悪化した場合には、減損会計の適用により固定資産について減損損失が発生し、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。」
資産価値下落や事業収益性悪化に伴う減損会計のリスクが初めて明示された。