変動金利借入金に伴う金利変動リスク
FY2018に初出。14回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019。直近の記載はFY2025。
日本ペイントホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。96社中29社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに39社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「社債及び借入金 708,865 税引前利益 △7,088」
変動金利リスクのエクスポージャーは708,865百万円、金利1%上昇時の税引前利益への影響は△7,088百万円となった。前年度のエクスポージャー118,537百万円、影響額△1,185百万円から大きく拡大している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「借入金総額: 670,000百万円 借入実行日: 2025年3月3日 支払金利: 基準金利+スプレッド 借入期間: 1年間 変動・固定の区分: 変動」
AOC持分取得等のため総額6,700億円、1年間の変動金利借入を実行し、金利変動リスクのエクスポージャーが拡大した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「社債及び借入金 45,565 118,537 税引前利益 △455 △1,185」
変動金利リスクのエクスポージャーが45,565百万円から118,537百万円へ増加し、金利1%上昇時の税引前利益への影響も△455百万円から△1,185百万円へ拡大した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「社債及び借入金 45,565 税引前利益 △455」
変動金利による金利変動リスクのエクスポージャーは前年度の7,503百万円から45,565百万円へ増加し、金利1%上昇時の税引前利益への影響も△75百万円から△455百万円へ拡大した。 - FY2022対処有価証券報告書
「社債及び借入金 7,503 税引前利益 △75」
金利変動リスクのエクスポージャーは前年度の20,741百万円から7,503百万円へ低下し、金利1%上昇時の税引前利益への影響も△207百万円から△75百万円へ縮小した。長期借入金の大部分を固定金利とする対応が反映されている。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「支払金利:基準金利+スプレッド 借入期間:1~7年 変動・固定の区分:固定」
JUB買収資金等に係る総額2,400億円の新規借入は固定金利で実行され、Cromology買収時の変動金利ブリッジローンからの借換えも含め、金利変動リスクへの対応が具体化した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「借入金総額: 172,700百万円 借入実行日: 2022年1月19日 支払金利: 基準金利+スプレッド 借入期間: 1年以内 変動・固定の区分: 変動」
Cromology買収のため1,727億円の変動金利ブリッジローンを実行し、前年度に固定化して低減していた金利変動リスクに新たな変動金利借入のエクスポージャーが加わった。 - FY2021対処有価証券報告書
「社債及び借入金 20,741 税引前利益 △207」
金利変動リスクのエクスポージャーは前年度の50,699百万円から20,741百万円へ低下し、金利1%上昇時の税引前利益への影響も△506百万円から△207百万円へ縮小した。 - FY2020対処有価証券報告書
「社債及び借入金 50,699 税引前利益 △506」
長期借換と固定金利化などにより、金利変動リスクのエクスポージャーは前期の389,739百万円から50,699百万円へ低下し、金利1%上昇時の税引前利益影響も△3,897百万円から△506百万円へ縮小した。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。」
変動金利借入金に伴う金利変動リスクについて、重要な変更はないとされている。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。」
変動金利借入金に伴う金利変動リスクについて、重要な変更はないとされている。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「借入金総額 3,200億円 借入実行日 2020年3月16日~23日 支払金利 基準金利+スプレッド 借入期間 3~10年(平均6.8年) 変動・固定の区分 固定」
買収関連借入3,200億円について、3~10年の固定借入への長期借換を実施した。変動金利借入に伴う金利変動リスクに対する対応が具体化しているが、固定借入の支払金利は基準金利+スプレッドと記載されている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当社グループが連結会計年度末において保有する金融商品において、金利が1%上昇した場合の、連結損益計算書の税引前利益に与える影響は、△3,897百万円となります。」
買収資金の借入等により、金利変動リスクのエクスポージャーは24,520百万円から389,739百万円へ増加し、金利1%上昇時の税引前利益への影響は3,897百万円となった。 - FY2018初出有価証券報告書
「借入金及び社債のうち、変動金利によるものは金利変動リスクに晒されております。当社グループは、一部の外貨建ての借入金について、支払金利の変動リスクに対して、金利通貨スワップを利用してヘッジしております。」
変動金利借入金を金利リスクとして認識し、一部の外貨建借入金について金利通貨スワップを利用している。変動金利借入金は245億20百万円、金利1%上昇時の税引前利益への影響は2億45百万円としている。