次々世代の免疫調整因子抗体の創製と導出
FY2018に初出。26回の記載のうち12回が「再掲」。直近の記載は2026-06-26。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに4社。
- 2026-06-26再掲経営計画
「➂ 抗体医薬パイプライン(BP1212/BP1223) の導出活動を継続中」
BP1212およびBP1223について、導出活動を継続する方針が再確認された。 - FY2026前進有価証券報告書
「急性骨髄性白血病を対象とする薬効薬理試験及び作用機序解析を国立がん研究センター東病院と共同で進めており、研究成果の一部を2024年12月開催の米国血液学会にて発表しました。」
BP1223について、国立がん研究センター東病院との薬効薬理試験・作用機序解析を継続し、研究成果の一部をASH2024で発表する段階に進んだ。前 filing での発表予定が実績として記載された。 - 2026-05-14前進経営計画
「具体的には、樹状細胞における免疫活性因子ATPの維持に着目した抗TIM-3抗体との二重特異性抗体BP1212、およびCD39を血液がんにおける標的抗原として細胞傷害を誘導するBP1223において、開発を継続しています。」
従来の単一標的抗体の一部を除外する一方、CD39を含む二重特異性抗体BP1212およびBP1223へ知見を承継し、開発を継続する方針が具体化した。 - FY2026-H1前進有価証券報告書
「またBP1212については、免疫抑制状態にある固形がんにおいて樹状細胞を活性化しT細胞免疫を誘導する作用メカニズムを裏付ける非臨床試験データを、2025年6月に開催された学会Immune Response in Cancer and Infection(IRCI)2025において発表しました。」
BP1212について、固形がんでの作用メカニズムを裏付ける非臨床試験データを2025年6月のIRCI 2025で発表する段階に進んだ。 - FY2025前進有価証券報告書
「BP1223については、急性骨髄性白血病を始めとする血液がんを対象とする薬効薬理試験及び作用機序解析を国立がん研究センター東病院と共同で進めており、研究成果の一部を2024年12月開催の米国血液学会(ASH2024)にて発表しました。」
次世代免疫調整因子抗体について、BP1223の薬効薬理試験・作用機序解析を国立がん研究センター東病院と進め、ASH2024で研究成果の一部を発表する段階に進んだ。また、各抗体パイプラインの追加データ取得と導出活動も進めている。 - FY2025-H1前進有価証券報告書
「その過程で、CD39分子をがん細胞の標的として、T細胞を活性化させてがん細胞へ誘導する二重特異性抗体であるBP1223を創製しました。急性骨髄性白血病をはじめとする血液がんを対象とする薬効薬理試験及び作用機序解析を国立がん研究センター東病院と共同研究で進めています。BP1223については、2024年12月開催の米国血液学会(ASH2024)にて発表する予定です。」
次世代免疫調整因子抗体の開発について、CD39をがん細胞標的とする二重特異性抗体BP1223の創製、国立がん研究センター東病院との共同研究、2024年12月のASH2024発表予定が示された。発表自体は本 filing 時点では予定として記載されている。 - FY2024再掲有価証券報告書
「抗CD73抗体(BP1200)、抗CD39抗体(BP1202)、抗TIM-3抗体(BP1210)および抗CD39×抗TIM-3二重特異性抗体(BP1212)について、先行品と差別化されたリード抗体を有し、担がんマウスモデルでの有効性を確認し、非臨床コンセプト証明に至っています。」
次世代免疫調整因子抗体について、複数候補の非臨床コンセプト証明と、今後も非臨床試験を進める方針が再確認された。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「BP1202に関しては、特定のがん種および腫瘍組織でがん免疫に強力な抑制をかける制御性T細胞(Treg)でのCD39の高発現を確認していることから、がん細胞およびTregを選択的に排除する機能を加える改変を施しました。また、BP1212の標的の組み合わせは、ファースト・イン・クラス(同じカテゴリーの中で最初に認可された新薬のこと)を狙うものとなります。これらにおいては非臨床段階でのコンセプト証明に至っております。」
BP1200、BP1202、BP1210、BP1212等の次世代免疫調整因子抗体について、Treg選択的排除機能の付加、二重特異性抗体の開発、非臨床段階でのコンセプト証明が再確認された。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「BP1202に関しては、腫瘍組織でがん免疫に強力な抑制をかける制御性T細胞(Treg)でのCD39の高発現を確認していることから、Tregを選択的に排除する機能を加える改変を施しました。BP1212の標的の組み合わせは、ファースト・イン・クラス(同じカテゴリーの中で最初に認可された新薬のこと)を狙うものとなります。これらにおいては非臨床段階でのコンセプト証明に至っております。」
BP1202、BP1212等の次世代免疫調整因子抗体について、Treg選択的排除機能の付加や二重特異性標的の開発を進め、非臨床段階のコンセプト証明に至った状況が再確認された。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「BP1202に関しては、腫瘍組織でがん免疫に強力な抑制をかける制御性T細胞(Treg)でのCD39の高発現を確認していることから、Tregを選択的に排除する機能を加える改変を施しました。BP1212の標的の組み合わせは、ファースト・イン・クラス(同じカテゴリーの中で最初に認可された新薬のこと)を狙うものとなります。こちらも2022年11月開催のSITC2022で研究報告しています。今後はこれらの非臨床試験を進めるとともに、まだ非臨床コンセプト証明に至っていない抗体についてはその段階へ到達させます。」
BP1200、BP1202、BP1210、BP1212等の次世代免疫調整因子抗体について、非臨床試験を進め、未到達の候補を非臨床コンセプト証明まで進める方針が継続している。 - FY2023-Q3前進有価証券報告書
「BP1202に関しては、腫瘍組織でがん免疫に強力な抑制をかける制御性T細胞(Treg)でのCD39の高発現を確認していることから、Tregを選択的に排除する機能を加える改変を施しました。BP1212の標的の組み合わせは、ファースト・イン・クラス(同じカテゴリーの中で最初に認可された新薬のこと)を狙うものとなります。こちらも2022年11月開催のSITC2022で研究報告しています。今後はこれらの非臨床試験を進めるとともに、まだ非臨床コンセプト証明に至っていない抗体についてはその段階へ到達させます。」
抗体パイプラインについて、BP1202にTreg選択的排除機能を加える改変を施し、BP1212等の研究をSITC2022で報告する段階へ進展した。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「抗CD73抗体(BP1200)、抗CD39抗体(BP1202)、抗TIM-3抗体(BP1210)については、先行開発品と機能的に差別化されたリード抗体を有し、担がんマウスモデルでの有効性を確認し非臨床コンセプト証明に至っています。今後はこれらの非臨床試験を進めるとともに、まだ非臨床コンセプト証明に至っていない抗体をその段階へ到達させます。」
BP1200、BP1202、BP1210の非臨床コンセプト証明と、他の抗体候補を同段階へ進める方針が再確認された。 - FY2022前進有価証券報告書
「抗CD73抗体(BP1200)、抗CD39抗体(BP1202)、抗TIM-3抗体(BP1210)について、「先行開発品と機能的に差別化された抗体の取得」を目指して開発を進めてきました。現在では複数のターゲットに対して先行品と差別化されたリード抗体を有し、担がんマウスモデルでの有効性を確認し、非臨床コンセプト証明に至っています。」
BP1200、BP1202、BP1210について、差別化されたリード抗体の取得、担がんマウスモデルでの有効性確認、非臨床コンセプト証明まで進展した。BP1212の創出も示された。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「BP1200(抗CD73抗体)は、2021年9月に欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2021)において非臨床データを発表し、Best Poster Awardを受賞しました。現在は、非臨床および製造関連の試験を進めています。BP1210(抗TIM-3抗体)は、2021年11月に米国癌免疫治療法学会(SITC 2021)において、二重特異性抗体技術を駆使して創成したバイパラトピック抗体の特性について発表しました。さらに、BP1210等の開発過程で樹立した二重特異性抗体技術を多価標的の新規バイスペシフィック抗体の創成へと展開しようとしています。」
次世代免疫調整因子抗体について、BP1200の非臨床データ発表・受賞、BP1210の学会発表に到達した。さらに、BP1210の開発で確立した二重特異性抗体技術を、多価標的の新規バイスペシフィック抗体へ展開する方針が示された。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「2021年9月に欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2021)において、BP1200(抗CD73抗体)の非臨床データを発表し、Best Poster Awardを受賞しました。」
次世代免疫調整因子抗体BP1200について、ESMO 2021で非臨床データを発表し、Best Poster Awardを受賞する具体的な対外成果に到達した。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「BP1200(抗CD73抗体)、BP1210(抗TIM-3抗体)等がん免疫を成立させることを目指した抗体を複数開発しています。抗PD-1抗体はがん治療の革新をもたらしましたが、それでも奏効率はがん種により10-40%であり、残りの抗PD-1抗体で効果が得られない60-90%の患者においても効果が得られる次世代免疫調整因子抗体となることを目指して開発を進めています。現在複数候補の探索研究を進めています。」
BP1200、BP1210等の次世代免疫調整因子抗体について、抗PD-1抗体で効果が得られない患者への効果を目指し、複数候補の探索研究を進める状況が継続している。 - FY2021-Q3前進有価証券報告書
「これらに加え、抗HLA-DR抗体及び抗PVR抗体をはじめとした新しい世代のがん免疫を亢進する抗体医薬シーズ等を複数創製し、川崎創薬研究所において研究を進めています。」
BP1200及びBP1210に加え、抗HLA-DR抗体・抗PVR抗体をはじめとする新世代抗体医薬シーズを複数創製し、研究を進める状況が示された。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「BP1200は、腫瘍内でのアデノシン産生に介入するCD73を標的とする新規免疫調整因子抗体です。BP1210は、世界各国の多様ながん種、ステージで医薬品承認が進む免疫チェックポイントPD-1/PD-L1阻害抗体に続く、免疫チェックポイントTIM-3を阻害する新規抗体です。現在、リード最適化とさらなる機能評価並びにより機能の高い新規クローンの取得を進めています。」
次世代の免疫調整因子抗体について、CD73標的のBP1200、TIM-3標的のBP1210として開発を進め、リード最適化・機能評価・新規クローン取得を継続している。 - FY2020前進有価証券報告書
「BP1200は、腫瘍内でのアデノシン産生に介入するCD73を標的とする新規免疫調整因子抗体です。BP1210は、世界各国の多様ながん種、ステージで医薬品承認が進む免疫チェックポイントPD-1/PD-L1阻害抗体に続く、免疫チェックポイントTIM-3を阻害する新規抗体です。今後リード最適化とさらなる機能評価ならびにより機能の高い新規クローンの取得を進める予定です。」
従来の複数の新世代抗体シーズが、CD73を標的とするBP1200、TIM-3を標的とするBP1210として具体的なパイプライン名と作用機序を伴って示された。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「上記の他、第1四半期に続き、国立研究開発法人国立がん研究センター、国立大学法人東京大学、地方独立行政法人神奈川県立がんセンター、国立大学法人三重大学など各種研究機関との共同研究によるネオアンチゲン(遺伝子変異抗原)をターゲットとする完全個別化ネオアンチゲンワクチンや、PD-1の次の世代の免疫チェックポイントを含む免疫調整因子を標的とする抗体医薬の創製も進めています。」
完全個別化ネオアンチゲンワクチンと、PD-1の次世代を含む免疫調整因子抗体の創製を、複数の研究機関との共同研究を通じて進める方針が継続している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「他にも、国立大学法人東京大学、地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター、国立大学法人三重大学など各種研究機関との共同研究によるネオアンチゲン(遺伝子変異抗原)をターゲットとする完全個別化ネオアンチゲンワクチンや、PD-1の次の世代の免疫チェックポイントを含む免疫調整因子を標的とする抗体医薬の創製も進めております。」
PD-1の次世代を含む免疫調整因子を標的とする抗体医薬の創製を進める方針が再確認されている。パイプライン化やライセンスアウト完了などの新たな段階到達は記載されていない。 - FY2019前進有価証券報告書
「これらに加え、新しい世代のがん免疫を亢進する抗体医薬シーズを複数創製しており、川崎創薬研究所においてこれらの研究を加速してまいります。」
次世代の免疫調整因子抗体について、複数の抗体医薬シーズを創製し、川崎創薬研究所で研究を加速する段階に進んだ。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「PD-1等の免疫チェックポイント抗体よりも新しい世代の抗体医薬として創製中のシーズにつきましては、川崎創薬研究所での研究を加速し、早期に当社パイプラインとしてリストアップすることを目指しております。」
新世代の免疫チェックポイント抗体について、川崎創薬研究所で研究を加速し、早期のパイプライン化を目指す方針が継続している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「また、PD-1等の免疫チェックポイント抗体よりも新しい世代の抗体医薬として創製中のシーズにつきましては、川崎創薬研究所での研究を加速し、早期に当社パイプラインとしてリストアップすることを目指しております。」
新世代の免疫チェックポイント抗体の研究を川崎創薬研究所で加速し、早期のパイプライン化を目指す方針が前回に続き記載されている。 - FY2019-Q1後退有価証券報告書
「また、PD-1等の免疫チェックポイント抗体よりも新しい世代の抗体医薬として創製中のシーズにつきましては、川崎創薬研究所での研究を加速し、早期に当社パイプラインとしてリストアップすることを目指しております。」
新世代の免疫チェックポイント抗体の研究加速とパイプライン化の目標は継続しているが、前回示された「当期中のリスト化」「来期以降のライセンスアウト交渉」という期限・後続計画は本 filing では示されず、「早期」という表現に弱まった。 - FY2018初出有価証券報告書
「PD-1/PDL-1やCTLA-4の次々世代の免疫調整因子を標的とする抗体医薬を創製中であり、当期中にパイプラインをリスト化し、来期以降において、製薬会社とのライセンスアウト交渉を開始してまいりたいと考えております。」
既存のペプチドワクチン・細胞医薬に加え、次々世代の免疫調整因子を標的とする抗体医薬の創製、パイプライン整理、来期以降の導出交渉という計画が初めて明示された。